横浜にぎわい座にて、「笑福亭鶴光一門会」を聴きに行く。
「仇の道連れ」を口演する鶴光師の、“伊勢音頭”の下座にのせた浮きやかな身振りに、上方落語といふ文化の個性を見る。
若手の弟子に、客席の最前列から直接(じか)に祝儀を手渡してゐる男性客がゐた。
一門の贔屓なのか、あるいはさういふ姿を大勢の人に見せたいだけなのかわからぬが、わたしの隣席にゐた老婆がそれを見て、夫らしきツレの老爺に、 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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