国立能楽堂で、今年もろう者俳優たちによる「手話狂言・初春の会」を観る。
雇い主と使用人との、いつの世も変わらぬ心理をスケッチした「杭か人か」、夫婦関係とは何かを深く問ひかける「川上」。
ドタドタ劇になりかねないところを、地に足のついた確かな技芸で魅せ、ろう者も健常者も一体になって大いに笑ひを誘った「二人袴」―
休憩時間、ろう者の観客たちが、
『健常者は耳から情報が入るからいいけれど、 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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