先日いただいた招待券を使って、両国寄席で桂春蝶の落語を聴く。
噺は上方らしくハメモノ入りで、「七段目」。
平右衛門に扮した若旦那が本身の刀を手にして、
「富岡八幡宮ちゃうねんから」
と、際どいクスグリを入れてもサラリと聴かせるところが腕前。
そして、いかにも関西藝人らしい雰囲気を醸し出してゐた亡父の二代目とはまた違ひ、現代の都会的な雰囲気をまとってゐながら、きっちりと上方の古典を聴かせて . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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