「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

   河野議長 英霊には加害責任はありません!

2008-08-17 06:18:27 | Weblog
PCがダウンしてしまった。もともと機械には弱い僕だが、まったくお手上げ。
メーカーのサポートセンターの手助けで、原因はプロバイダーのモデュムに
あるらしいことが判り、この暑い中届けて貰った。世間を騒がせて御免なさ
い。年寄は困ったものだ。

困った年寄は僕だけではない。8月15日の「戦没者を追悼し平和を祈念する」
式典での河野衆議院議長の戦争の"加害責任”発言は、僕なんかの比では
ない。戦没者を追悼する式典で、なんで”加害”責任を問うのか?場違いもよ
いところだ。そして式場と目と鼻の先にある靖国神社を意識したのだろう。彼
の嫌う靖国に代わって、国の慰霊代替施設を造れと提案している。

河野議長は例の"従軍慰安婦"問題から始まって、歴史を自虐的に勝手に解
釈しすぎる。例えば、靖国神社である。戦前、東京の子供は春の例大祭(4月
30日)と秋の大祭(10月27日)当日は学校が休みで、国のため命を落とした先
人を慰霊した。天皇陛下が参拝される日は九段坂から社(やしろ)まで遺族や
参拝の人で埋まったものだ。戦地の兵士の間でも"名誉の戦死したら社頭で再
会しよう”が合言葉になっていた。

繰り返していうが、8月15日は310万人戦没者追悼の日である。戦争"加害”を
自虐的に反省する日ではない。靖国神社の代替施設を提案する日ではない。
国のために命を落とされた方々を追悼し、静かに1分間の黙祷を捧げる日で
ある。