社会との接点が少なくなってきた僕ら老人にとってテレビの国会中継は色々と勉強になる。安倍晋三総理の答弁は国民の高い支持率に支えられてか、そつがなく、なかなかのものだ。これに反して哀れなのは民主党議員の質問だ。何か質問すれば、それは自党の過去の失政だったりする。これをマスコミは”ブーメラン”現象と呼んでいるそうだが、昨日の衆院予算での大畠章宏氏の質問もまさにそうであった。
民主党政権時、国土交通相、通産産業相の枢要閣僚だった大畠氏は、やがて2年になる東日本大震災について質問した。大畠氏の質問の中で当時の民主党政権の活躍を自讃するような発言をしていたが、僕はそれもあったかもしれないが、それよりも自衛隊員や米国の”ともだち作戦”の兵士たちの姿のほうが記憶にある。皮肉なことにテレビカメラは民主党議員席を映し出したが、そこには当時の菅直人総理や野田佳彦財政相の顔があった。
日本維新の会の藤井孝男議員が憲法改正や教育問題について質問したが、与党だか野党だかよくわからない内容。テレビカメラは維新の会の議員席を映したが、御大の石原慎太郎代表代行の姿がない。議員名札が倒れている。石原議員は数日前、風邪をこじらせ入院中だったことを想い出した。国会議員は国会に出ることが最も重要な仕事だと思うのだが。
石原慎太郎さんは80歳である。都知事の激職を13年間もこなしてきたし、年齢にしてはお元気なようにお見けするが、やはり80歳という年齢である。個人的なことで恐縮だが、僕も80歳を迎えたとき、平均年齢を超えた一種の”安心感”もあって、スポーツクラブへ通うなど、年齢に逆らうような”アンチ.エージング”なことをした結果、帯状疱疹で倒れてしまった。石原さんの気持ちはよくわかるが、くれぐれもご自愛のほどを。僕らと違って隠居ではなく要職にあるのだから。
民主党政権時、国土交通相、通産産業相の枢要閣僚だった大畠氏は、やがて2年になる東日本大震災について質問した。大畠氏の質問の中で当時の民主党政権の活躍を自讃するような発言をしていたが、僕はそれもあったかもしれないが、それよりも自衛隊員や米国の”ともだち作戦”の兵士たちの姿のほうが記憶にある。皮肉なことにテレビカメラは民主党議員席を映し出したが、そこには当時の菅直人総理や野田佳彦財政相の顔があった。
日本維新の会の藤井孝男議員が憲法改正や教育問題について質問したが、与党だか野党だかよくわからない内容。テレビカメラは維新の会の議員席を映したが、御大の石原慎太郎代表代行の姿がない。議員名札が倒れている。石原議員は数日前、風邪をこじらせ入院中だったことを想い出した。国会議員は国会に出ることが最も重要な仕事だと思うのだが。
石原慎太郎さんは80歳である。都知事の激職を13年間もこなしてきたし、年齢にしてはお元気なようにお見けするが、やはり80歳という年齢である。個人的なことで恐縮だが、僕も80歳を迎えたとき、平均年齢を超えた一種の”安心感”もあって、スポーツクラブへ通うなど、年齢に逆らうような”アンチ.エージング”なことをした結果、帯状疱疹で倒れてしまった。石原さんの気持ちはよくわかるが、くれぐれもご自愛のほどを。僕らと違って隠居ではなく要職にあるのだから。