バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

新型コロナウイルスに感染しました

2022年02月18日 | 日々の出来事
 バンビではなく、私の話 デス。

昨年夏の第5波の時はそんなに思わなかったけど
今年明けての第6波は、職場の学童保育クラブの子ども達も続々感染するので
自分もいつなってもおかしくないよなぁ... とぼんやり思ってはいた。

で、その日は土曜日で、家族で出かけたのだけど
夜になって 何だか喉の調子が気になるカンジ...
痛いとか、引っかかるとかじゃなく、時々なんかヘンだな くらいの。
そして、熱はなかった...

SNSでは、オミクロン株は喉にきて
痛くて食事はおろか、自分の唾も飲めないほどになると聞いて
ビビッていたのだけど、そういうカンジでもない...

翌日曜日もそれは変わらず、予定もないので1日外に出ず。
念のためのつもりで月曜かかりつけの耳鼻科に行った。
発熱はなかったけど、喉に違和感あることは事前に電話で伝えたら
普通に来て良いと。

でも、受診を待っている間に 倦怠感がやってきて
これはちょっと ”もしかして私ダメ(陽性)かも”という気がした。

Dr.:「検査しますか?」
私:「お願いします!」(しない選択肢ってあるの?)

抗原検査は15分程で結果が出る。(長い綿棒を鼻に刺すのは超痛い)
やっぱり陽性だった...
以前は抗原検査とPCR検査(これは判定まで2,3日を要する)
両方しないといけないみたいだったんだけど
現在は 抗原検査で陽性ならPCR検査はしなくて良くなったらしい。

Dr.:「お薬どうしますか?」
私:「薬って...?」

経口抗ウイルス薬「モヌルピラビル」のことね。
18歳以上で、妊婦じゃなくて、重症化リスク因子がある人という条件で
処方される。
私は年齢的には50代だけど(61歳以上で重症化リスクになる)
既往症として乳がんがあるので Dr.が気にしてくれたらしい。
でも どうしますか?って言われても...

どうやらこの薬発症してから5日以内に服用しないと効果がないらしく
今決めないといけないらしいんだよね。

でもまぁ、今回そんなに重症じゃなさそうだし
乳がんも私は初期で発見、手術したのが4年半前。
しかも、放射線だけで抗がん剤治療はしてない。

それ飲むほどじゃないし、副作用も怖い... なので今回はやめておいた。

ちなみに後で保健所の方から聞いたのだけど
私は既往症から”重症化リスクあり”と見なされて自宅療養一択となった。
なければホテル療養の可能性もあったみたいだ。

で、Dr.から治療についてやこの先のこと等ひととおり説明を受けて帰宅。
病院から都と区の保健所に連絡をしてくれるらしい。
お薬(一般の解熱剤や、喉の薬)は後で薬局が置き配してくれるとのこと。
(ちなみに病院の費用はかかったけど、薬代はコロナの場合無料なんだそう)


新型コロナも 状況がどんどん変わっていて
先に書いた検査についてだけじゃなく
陽性判定者の療養期間と、濃厚接触者の自宅待機期間も
オミクロン株になってから短縮されてきている。

私は 最初に症状を自覚した日が発症日でそれを0日とカウントして
10日間が療養期間(10日たってかつ症状軽快後72時間経過が解除条件)
家族(濃厚接触者)は私が陽性判定が出て、感染対策を取り始めた日を
1日目として7日間経過(もちろんその間発症しないことが条件)で解除
となる。

さて、帰宅した私が ”まず最初にしたこと”はー。

①感染を伝える
 自分の職場、オット、バンビの学校 すべてに連絡。

 大事なのは上記の”何日間療養期間&自宅待機か?” 
 それも、保健所がどう言っているか? が重要。
 本来はすぐ保健所からその連絡があって、それを伝える流れらしい。
 でも現在は保健所も業務過多ですぐには連絡が来ないものなんだよね。

 結局、バンビは早退、オットも仕事の目途付けて帰宅とあいなった...

②リスケジュール
 予定していたスケジュールすべて変更。
 自分の約束もそうだけど
 バンビの習い事等余暇活動、放デイ、通院、卒業後の進路の説明会
 相談支援事業の面談... etc. いっぱいあって、これが大変だった。

③食糧確保
 防災もあって日頃からある程度の食糧・飲料のストックはしてるけど
 それも家族3人、1日3食となったら 数日しか持たなさそう...
 生協の宅配も利用しているけど、配送は週1でしかも先週注文し忘れ状態。
 ネットスーパーは今混んでいて、すぐに配送は難しいと聞いて
 いろいろ探すよりとにかく早くと 「Amazonフレッシュ」でオーダー。
 地元のスーパーより割高だし、配送料390円かかるけど
 背に腹は代えられない。(てか 結局、翌々日には届いてありがたかった)

 保健所からの連絡のことも、ネットスーパーの混雑のことも
 私より先に感染していたママ友からLINEで情報聞けたのが
 とてもありがたかった。
 そして「うちさぼ東京」も、そういやニュースでは聞いていたけど
 その時には頭に思い浮かばず...
 そのママ友から教えてもらって
 パルオキシメーターの貸し出しと食料品の配送を登録した。
 届いたのは3日後で、思ったよりは早かった。
 ↓1人分で段ボール3つ。(食料2つと水1ケース)
 生鮮品はないけど、これはこれでとてもありがたかった。
 ※家族が感染していれば 申し込めば家族分ももらえたのかもしれないけど
  そんなに届いても置くところがない...
 

 食糧確保については、区の保健所から連絡があった時に確認したのだけど
 家族(濃厚接触者)が、ちゃんと感染対策をして
 空いてる時間帯に短時間買い物をすること自体は許容されている とのこと 

 そうなんだー。
 もう家族も買い物できないと思って必死に食料確保に走ったけど
 それ聞いて少し心に余裕ができた...
 実際うちは途中で体温計が壊れてしまって
 オットに買いに行ってもらった。


以上が初日にやったこと。
あとは もう薬飲んで横になって療養。力尽きた感が...
夜には37.4℃の発熱があり、咳も出始め倦怠感が襲ってきたけど
少し寝たら楽になって、夕飯も食べられた。

結局、熱は次の日(つまり3日目)までは37度ちょっとあったけど
その後は下がって
つらい症状としては 咳だったかな...
元々気管支が弱くて、ただの風邪でも咳が抜けなくて苦しい想いをしがち。

でもSNSで聞いて恐れていた 喉の激痛とか、身体の痛みとかはなく
(リンパは多少ピリピリしていたけど)
食欲がすごくあるわけではなかったけど
かと言って食べられない ということもなかった。

途中からは くしゃみと鼻水がひどくなり
コロナというよりはまるで花粉症のよう(私は花粉症持ちではないのだけど)

ただ、毎日何となくだるくて、何かに取り組もうという意欲は持てず...
1週間はほとんど横になって過ごし
夜咳が出て眠れなかった翌日は 日中もウトウト寝ていたりした。

とにかく重症化しないこと と、家族に感染させないことー。
それだけを考えていたかな...

まぁ 重症化の方はたぶん大丈夫そう と最初に思えていたので
家族への感染予防対策 を気を付けていた。
 私は部屋にこもり、基本そこで生活。
 家族3人ともマスクをつけっぱなし。
 食事はオットが用意。
 2人が食べ終わってから、私はPC用のサイドテーブルを壁に向けて食事。
 食事前も後もアルコール除菌(度数77%)
 タオル・洗面所のコップ・歯磨き粉は別にする。
 トイレは使用後に毎回除菌スプレーで掃除。

頑張っても逃げ切れずに家族が感染 という話も耳にすることが多かったけど
うちは何とかオットもバンビも無事、自宅待機が明けたのでほっとしている。


オットは食事の用意を1日3食やってくれて それは本当に助かった。
ネットスーパーと食品配送は私が手配したけど
献立を考えて作るのはオットで iPad片手に頑張ってくれた。
元々嫌いではないんだと思うけどね。
リモートで仕事という状況ではないらしく
1週間家事とテレビ(オリンピックがあって良かった)で
のんびり過ごしていた。

いちばん心配したのは バンビのことで
お出かけ好きだから 外で運動したいと言い出すのではないかと思ってたけど
さすがに状況を把握できていたのか
家で テレビ・ゲーム・動画、あとは点つなぎ とかして
おとなしく過ごしていた。

後半は バスケがしたいと言い出していたけど
さすがにバスや電車には乗れない。
オットと日中散歩するくらいだったけど
それでも多少の気分転換にはなったみたいで良かった。

私はというと 
NHKオンデマンドで大河ドラマ「平清盛」全42話視聴 という
今年の目標?願望? が早々に実現...
(といっても まだ30話ちょっとだけど)
体調の良い時にはずっと平安末期の世界に浸って過ごした。


そんなこんなで 私の自宅療養も無事終了。
念のため数日休んでから職場復帰。
何せ ずっと家にこもっていたので体力が落ちているのか
ちょっと何かしてもえらく疲れてしまう...
喉の違和感はしばらく続くみたいだし。
人によって症状も後遺症も本当にいろいろと聞く。

でも当初、”コロナにかかったらどうなるんだろう...”と
漠然とした不安を抱えていたけど
生死に関わるような事態にならずに済んだことに本当に感謝している。

特に、途中2回 経過観察の電話をくれたDr. はありがたかった。
HER-SYS(厚労省新型コロナウイルス感染者等情報管理システム)に
毎日状況を入力するのも 
自宅療養者が1人見捨てられているわけじゃないと思えて良かった。

家族がいることで(感染予防に気はつかったけど)助けられた。
これが一人暮らしだったら 自宅療養は身体がキツければ実際動けないし
孤独感や不安感にメンタル苛まれるかもしれない...
新型コロナは病気そのものの他に いろんなものと戦うことを強いられる。

もうほんと新型コロナはいつ誰がかかってもおかしくない状況。
気を付けてても なる時はなると思って、備えをした方がいいと思う。

あって良かったもの 
 ・食料・飲料の備蓄

 とにかく咳が出て喉がつらいので
 ・のどあめ、トローチ
 ・イオン飲料
 ・ゼリーなどのど越しの良い食べ物
 ・加湿器
  特に私は「のどミスト」にとても助けられた。

 1日マスクをして過ごすので、耳の後ろが痛くなる。
  ゴムの柔らかいマスクとか
  直接当たらないようにするアイテムがあるといい。

 自分が外に出られなくなって ペットの薬が手に入らず困ったので
 これも多少の余裕を持たせておかないとダメだと痛感した。
  
どうか皆さんも ご自愛ください。

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