バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

癇癪の導火線

2015年08月21日 | 問題行動
その日は病院の定期検診があり、朝8時半に家を出る予定だったのに
バンビは8時を過ぎても まだ歯磨きもせず、ぼーっとテレビを見ていた。

私もその時点では自分の仕度が終わってなくて、少し焦っていたので
そういうバンビの姿を目にしたらイライラして
「ぼけっとしてないで、さっさとやりなさい!」とつい叱ってしまったんだよね。

そしたら「ぼけっとしてないよっ!」と癇癪の導火線に火が付いた。
「なんで、ママはそういうほんとじゃないことを言うんだ。」
「あやまってよ!」 と来た。


何かやらかす時は バンビにはバンビなりの理由があって
例えば、この時の要因は「暑さと疲れ」

私から見たら十分ぼけーっとしてるように見えたけど
バンビ本人にしてみたらそうじゃない んだそうだ。
朝から気温はそれ程高くなかったけど、湿度が高くて、でもクーラーをつけてなかった。
汗かきのバンビは 汗が止まらず、それをタオルで拭きながらテレビを見ていたんだよね。

それがわかった時点でクーラーをつけてやれば良かったんだけど
あと15分くらいで出かけるし、もったいない と思ってしまったのが、まずかった。

「ママのせいだ! ひどいことを言った。」と泣きわめくバンビ。
涙と鼻水と汗でぐちょぐちょ。
気持ちを落ち着かせようとあれこれなだめても、聞く耳持たず。

こっちもイライラして「8時30分には出かけるって言ったでしょ! もう行くよ!」
と言おうものなら、「イヤだー。ひとりで留守番したくない~。」とギャン泣き。
もう わけわからん...。


あ~あー。
向こうの癇癪にこっちが同じレベルで立ち向かっても まったく意味がないんだよねー。
余計ひどくなって、回復に時間がかかる。
重々わかっているのに、繰返してしまうまずい対応。またやってしまった...。
ま、親も人間なので、イライラしちゃうとつい なんだけど。


こういう時は まず原因をできるだけ回避するべきで。
バンビはこの時 疲れていて、それはすぐには回復できないけど
でも、暑さはクーラーで取り除ける。

クーラーをかけて、静かに話を聞く姿勢を示したら、バンビも少し落ち着いてきた。
PWSの癇癪は 激しくても、長くは続かない。
と、これは先日心理のDr.も言っていたっけね。


癇癪の導火線に火をつけない。
ついてしまったら爆発前に沈下するよう、着火の原因を取り除く。
てか、その前に 多少の火くらいで着火しないよう
心身を常に健やかに保っておくのが大事かな。
疲労は 癇癪爆弾の着火剤みたいなものだと思う。
お互いに平和に過ごすために 周りができる工夫があるならそれをしておくといいよね。

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夏の合宿

2015年08月21日 | 日々の出来事
沖縄から帰って1週間後、今度はミニバスケの夏合宿に出かけたバンビ。


過去、秋の山梨合宿には二度参加しているけど、それは1泊2日だったし
ほうとうを食べさせてもらったりして、物見遊山とまでは言わないけど旅行的な要素もあったと思う。

でも、この長野の夏合宿は3泊4日で、それも強化合宿的なものだから
毎日4km走って50段の石段を駆け上がると聞いて、バンビには無理かも... と思ってたんだよね。

いままでは 調度お盆の時期なので、親戚の集まりと重なったり
去年は心臓手術で入院もあって 行けなかったりしたけど
今年はもう6年生なので、思い切って申し込んでみることにした。
他に(健常児だけど)1年生くらいの小さい子も行くって聞いてたから、まぁ何とかなるかなぁ と。


てなわけで、朝6時に大型バス2台で出発したのを見送った後は
お盆なので、週末はオットと私それぞれの実家に行ったりして過ごしたからまだともかく
週明け、仕事に行くにも帰ってきてからも バンビがいないとほんとに家が静かで
何をやるにもスムーズで、そして何となく寂しかった。

3泊4日って長いよねー。
いままで親子で離れて過ごした中では最長記録。
何かにつけ ”今頃○○してるんだなぁ。”とか ”ちゃんとやれてるかなー。”とか思ってしまって...。


でも4日目の夜に無事帰ってきたバンビは 親に甘えるでもなく、平然としていて
心配していたのがちょっと拍子抜けなくらいだった。

同行してくれた役員のお母さんに
「バンビ君、夏は初めてなの? そうとは思えないくらい、ちゃんとやれてたよー。」と言ってもらって
ちょっとほっとした。
でも、食事が済んで下膳しようとした時、お盆から滑ってお茶碗を割ってしまったりとか
いろいろやらかしたみたいだけどね。


親から離れて、健常児も障害児も、下は幼稚園生から上は社会人まで
大勢の人が集まる集団の中で規律に従って過ごす。
それも1日2日ならともかく、4日間はなかなかできない貴重な経験。
こういう経験を経て、バンビは少しずついろんなことが身についていく。

企画運営してくださる先生、スタッフさん、役員さん、同行してくれた保護者の方
子ども達を指導し、面倒を見て頂いた上、洗濯までしていただき
本当に感謝の言葉もないくらい。ありがたいことです。


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ぶらんこ

2015年08月17日 | 成長記録
バンビはぶらんこが好きだ。
公園に行って、あると大抵乗りたがる。

その日出かけた時も 空き時間にちょっと公園寄って運動。
「ぶらんこ行ってくるー。」と言うので、私は少し離れたところのベンチに座って見ていた。


4つあるぶらんこはどれもふさがっていて、バンビが順番を待っていると
後からバンビよりちょっと小さい(小3くらい?)男子2人がぶらんこに乗ろうとやってきた。

バンビは言葉もおぼつかなかったり、動作も鈍かったりするのでこういう時大抵出し抜かれる 
と言ったら言葉は悪いけど、まぁ抜かされて ”あ~ぁ...”てなことになってたんだよね。


でも、今回は バンビが何やらその子達に声をかけると、彼らはバンビの後ろに並ぶようにして
1つ空いたらバンビがぶらんこをgetできたのだった。

たぶん、「順番だよ。」とか「並んでるんだよ。」とか言ったんだろう。
そういうことが自分で言えるようになったんだなー。


1つには バンビの方が体格が大きい(どう見てもお兄さん)というのもあっただろう。
それと学校で(支援級は縦割りなので)日頃最高学年として扱われていることによる自信みたいなものもあったのかもしれない。

元々、弱気なところがあるのは 自信のなさの裏返しで
それが克服されてきた今は PWSの物怖じしないところが前面に出てきたのかもね。


それに、いままでなら「ママ、後ろ押してよー。」と言ってたバンビが
今はもう 自分だけの力で高く、他の子と同じくらい高くこげるようになっていた。
いつの間にできるようになったんだろうなぁ...。
何度も何度も力強くこぐバンビは 本当に心から楽しそうだった。


大人になっていくんだね。
親の手はもういらなくなっていくんだね。

それが成長するってことだから、親としてはもちろん嬉しいんだけど
でもやっぱりちょっと寂しいなぁ。(最近そればっかり)
もう”ママのかわいいバンビ”じゃなくなってるんだな。
(いや、もちろん気持ち的にはいつまでも なんだけどさ。)

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さよなら、子供服

2015年08月17日 | 日々の出来事
これは前にも書いたけど、バンビを見ていると ”子どもって夏大きくなるなぁ。” と思う。
栄養取って、日に当たると大きくなるってカンジ。(植物か!

バンビは今身長140cmを超えた。
服は少しゆったりめの方が脱ぎ気がしやすいので、150cmサイズを着ている。

毎年、バーゲン時期に来年用の服を買うので、今年必要なのは160cmなんだけど
ところがこれがサイズがないのよねー、子供服だと。

てか、スポーツブランドとかH@Mとかにはあるにはあるけど、アイテム数ががくっと少なくなったり。
それに、バンビの顔立ちにはあんまりスポーティなのとか、とんがったデザインは似合わないんだよね。
ユニ@ロは、キッズサイズは150cmまでだし...。
かと言って、メンズサイズのSはまだ少し大きい。
今がいちばん 洋服選びに苦労してるかも。


来年、中学校が支援級なら制服があるので、今ほど私服は必要なくなる。
でも支援学校なら制服はないし。
まぁ、その辺も悩みどころではある。

いろんな面でもう子どもじゃなくなってきてるバンビ。
成長は嬉しいけど、ちょっとだけ寂しいような...。

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夏の沖縄旅行 4

2015年08月17日 | お出かけ&余暇活動
<4日目>

JALシティも朝食はなかなかの充実ぶり。
またまたたくさん食べてしまったけど、さすがにもうなんだか胃腸も疲れ気味かな...。

チェックアウト後はお土産を買いに出かける。
国際通りより、市場本通りの方が品数も豊富だし、何より値段が安い!
ちなみに私が市場本通りで1,000円で買ったラー油が、空港で1,500円だったのには驚き。
公設市場ものぞいて見たよー。


旅の間 オットや私が、会社や友人、親戚にいろいろお土産を買うのを見て
バンビの「いいなー。僕も買いたい。お金ちょうだい。」攻撃が果てしなく続くようになったのには閉口。

”何かがほしい”というんじゃなくて、単に”買い物がしたい”というカンジみたい。
まぁね、それも旅の醍醐味だから わかるけど。

というわけで、琉球村でも水族館でも、そしてここでもバンビはお友達へのお土産とか
自分にハンカチとかボールペンとか 細々したものを買ってました。
これも良い思い出だからいいけどね。


その後、Tギャラリア(デューティフリー)に寄って、ちょっとだけお買い物。
いやー、円安は悲しい。ブランドものには手が出ないわぁ...。
でも、あの化粧品ショップの匂いとかって 海外旅行気分に浸れて私は好きなんだよねー。


帰りの飛行機は 整備が必要になって、部品交換して40分遅れで出発。
ちょっと不安だったけど、無事帰ってきました。良かったー。


空港で夕飯食べてから、ペットホテルに預けていた猫をピックアップ。
臆病で神経質?なうちの猫さんは、かわいそうに4日間のうち あんまり飲まず食わず、排泄もせず。
ちょっとかわいそうだったなぁ...。ごめんね。


でも、まぁ心配していた台風の被害もあんまりなく、旅を満喫できてほんとに良かった。
同じ時期の東京よりは暑くなかったらしいしね。

今回は 沖縄ビギナーの旅だったけど、まだまだ未体験の見どころもおいしいものもたくさんあるし
是非リピートしたい 魅力にあふれた場所でした。
はぁ、貯金しよ っと。

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夏の沖縄旅行 3

2015年08月17日 | お出かけ&余暇活動
<3日目>

昨日、朝食が終わってレストランを出たとき、既に満席で店外に行列ができていたのを目にしたので
早起きして7時前にレストランへ。
またまたおいしい朝ご飯をたらふくいただきました。


この日は 美ら海水族館へ。
ほんとは その近くの瀬底島のビーチで海水浴をするオプション(パラソル料とか)がツアーについていて
午前中海で遊ぼうと思ってたんだけど、台風で遊泳禁止になっちゃたんだよね...。
なので、あきらめてゆったりめの行動。
ホテルのフロントで、沖縄の伝統衣装を来て写真撮影する(カメラは自前)っていうサービスをやってたのでトライしてみた。



水族館のレストランは混みそうだったので、ちょっと手前の道の駅で海鮮丼のお昼。
ここでもクーポン利用でお菓子をゲット。

私 知らなかったんだけど、この水族館は沖縄海洋博の会場だったところにある
国営の海洋博公園の敷地に建ってるんだよね。
敷地の中には公営のエメラルドビーチとかあるし、イルカのショーは無料で誰でも見られる。
公園内のカフェがしょぼいのが玉に傷だけど、それも公営ならではなのかな。

水族館は、平日とは言え夏休みなのでかなりの混雑ぶり。
バンビはマイカメラでたくさん写真を撮ってました。


ジンベイザメが3匹もいる巨大水槽はやっぱり見ごたえあったー。
 上はお掃除中のダイバーさん。

イルカの給餌体験の整理券もget!

イルカショーも良かったけど、それよりイルカラグーンで観られるイルカ観察会の方が面白かった。
イルカの形態や訓練の仕方などの説明を聞きながらこんなに間近でイルカ達を見られて、しかも無料!
ザブーンと水をかけられたりして、なかなかない体験だった。お勧めです。


バンビ、鯨に飲まれるの巻。


水族館を後にして、今日は那覇へ移動。
明日帰るので、時間と距離を考え、JALシティ那覇に宿替え。
便利な場所だし、きれいで良いのだけど、基本ビジネス仕様なのでまぁ寝るだけってカンジかな。
大浴場はないので、バンビはホテルのユニットバス初体験でした。


で、夜は 沖縄料理のお店「海音(みのん)」へ。
生の沖縄民謡を聴きながら、ラフテー(豚の角煮)やら豆腐よう(お豆腐を発酵させたもの)やらをいただく。
ショーの最後は みんなでカチャーシー。
でも、見たカンジ ほとんど観光客だったかも...。
地元の人がたくさん来て踊ってるようなお店があるなら行ってみたいなー。

(続く)

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夏の沖縄旅行 2

2015年08月11日 | お出かけ&余暇活動
<2日目>

この日は朝「青の洞窟シュノーケリング&熱帯魚餌付け体験」のツアーを申し込んでいたので
早起きして7時にホテルのレストランへ。

このホテルの朝食は、和・洋・中3つのレストランで食べられるんだけど
事前にネットで調べたら、特に洋食が人気で、中でも目の前で調理してくれるオムレツクッキングサービスは大人気。
ベーコンやチーズ、アーサー(青のり)など好きな具をチョイスできて
ソースもトマトとオーロラ等があり、ふわふわでおいしい。

他にも チャンプルーとかジーマーミー豆腐、海ぶどう等沖縄ならではの食材がたっぷり。
ジュースもオレンジやグレープフルーツ等定番の他に、マンゴーやパイナップル、グァバ等がずらり。
ちょっとずつ取っても完全に食べ過ぎる。


そんなおいしい朝ごはんを堪能したところで、スマホを見たら着信が...
ツアー会社からの連絡で、台風の影響で波が高く青の洞窟までは行けないとのこと。
まぁ予想はしてたけど、楽しみにもしてたから超がっかり。

というわけで、やむなく予定変更。
こういうのにバンビは弱いというか、見通しが立たないことに不安感が強いので
「海行けないの? どーするのー? どこ行くの? お昼はー? 夜はどこで食べるのー?」
オットと私が相談している会話に割り込んでくるので、うるさくてかなわない。

「今、考えるから!決まったら教える!」と取りあえず黙らせて、バンビには日記を書かせ
オットは二度寝して束の間休息タイム。(運転するのはオットだけなので。)
その間にネットで調べたら、近くの宜野湾のトロピカルビーチでもシュノケーリングができることがわかり
ビーチへGo!

沖縄来て初めての海~。白い砂、透明の海水。
ハワイよりグァムより きれいな海だー。


予約時間までの40分程海でちゃぷちゃぷ泳いだ後、いよいよシュノーケリング。
まだバンビが生まれる前、オットと二人でグァムに行ってやったことあるんだけど
その時は 水着の上にライフジャケットを着るイージーなカンジだったんだよね。
でも、沖縄はパンフで見るとどこの会社もちゃんとウェットスーツを着て、その上にライジャケをつけ
ブーツも履くみたいで、見た目はかなり本格的。

ウェットスーツ着たのは初めてだけど、これって生地は伸縮性があるので、多少太めでもちゃんと入るのは入る。
ただ、生地が厚いというか弾力性があるので、かなり引っ張り上げないと着られず苦労する。

私も大変だったけど、バンビなんて握力弱いから、自分じゃぜんぜん無理で途中からやる気もナシ。
スタッフのおねぇさんに手伝ってもらって、あっちを引っ張りこっちを引っ張りしてやっと着用。
まぁ、昨日のゴルフの疲れも残ってたのかもしれないけど、この時点で既に眠そう。



呼吸の仕方等ひととおり説明を聞いて、いざ海へ。
うちの親子3人と、中学生と小3くらいの姉弟ペアのグループにインストラクター1人。

私も最初は恐かったけど、口で呼吸するのに慣れれば何とかというカンジ。
でも、バンビはそもそも唇や顎の力が弱いので、マウスピースを噛んで口呼吸するのがかなり難しいらしかった。
風が強く波も高いので、普通にしていてもパイプから海水が入ってきがち。
油断するとその海水を飲んでしまい、それは相当しょっぱいのでどうしてもむせてしまう。
見るからにテンション ダダ下がりのバンビ。

最初、同じようにちょっと怖がっていた男の子の方が、コツをつかんだら浮きから手を放して泳ぎだしたのに対し
バンビはいつまでも浮きから離れようとはせず。

それでも、少し沖の方に行って色鮮やかな魚の群れに遭遇するようになったら
ちょっと気持ちがほぐれたのか、顔を海水につけられるようにはなってきた。

インストラクターさんが用意してくれたおふを細かくちぎってお魚にあげる。
大人は足ひれも着けているので、足をかくとぐんと進むのが、泳げない私には新鮮な体験。
手を伸ばせば魚に触れそうなほど。(実際には逃げてしまうので、触れなかったけど。)
この頃には 自分が水族館の水槽の中にいるような気持ちになって、私的には 超楽しかった!


シュノーケリングの後、歩いてホテルに戻りプールへ。
屋外のプールは風が強くてちょっとキビしかったけど、屋内のプールでスライダーを滑ったり、のんびり泳いで過ごした。
天候が悪い場合も考えて、屋内プールのあるこのホテルを選んだけど、幸か不幸か正解だったわー。


遅めのお昼は、沖縄にしかないファストフードチェーン「A&W」でハンバーガー。
食事の際、あまり新しいもの・珍しいものに挑戦しないオットが、珍しくルートビア(もちろんノンアルのソフトドリンク)をオーダー。
ここの名物だけど、でもお味の方は”うーん、コーラにサロンパスを混ぜたような?”
ひと口もらって飲んだらほんとにそういう味だった。(笑)
まぁ”ルート=根”のことで、元々はいろんなハーブを使ってできてるらしいから...
ルートビアだけおかわり自由なんだけど、オットには1杯で充分だったようです。(笑)

その後、海中道路までドライブ。疲れたのか、車中でバンビはほとんど寝てました。
途中の道の駅で。


夕方、この旅行のパッケージにオプションで付いていた「琉球村 夏祭り&ホタル・星空観賞」というのに参加してみた。
沖縄民謡の生ライブを聞きながら、食事は焼鳥とかカレー、チャンプルーなんかのB級グルメのバイキングに
ワンドリンクとアイスクリーム付。味は悪くなかったけど。
子どもは縁日的なゲームができて、食後はビンゴ大会も。(景品は幼児向けというか、超しょぼかった。)

いままでホテルのバイキングはパンだけバンビが自分で取って、おかずは私がバンビの分を取り分けてきたけど
今回初めて、バンビ自身に自分の分を取らせてみた。

他にから揚げとかポテトとかもあったのに、見事に超ヘルシーなお惣菜ばかり。
偉いというか、健気というか...。

食後は閉園した琉球村に入って、ホタルがいるところまで歩く。
もっとたくさん群生しているのかと思ったら、ポツポツってカンジだし
夏の星空を鑑賞するはずが、台風で雲が多くてあんまり見えなかったし...。

まぁ、そんなカンジで最初から最後までちょっとしょぼかったけど
あんなに真っ暗な屋外を歩くってこと 都会ではまずないから、これも経験としては面白かったかも。


夜、バンビが寝た後、オットとホテルの最上階のバーで泡盛カクテルをいただく。
昨日のラウンジのお茶も、このカクテルも、チェックイン時にもらったクーポンを利用。

沖縄は飛行機の機内に始まって、レンタカー会社、ホテル、街中のお店至る所に
いろんなクーポンのついたパンフや冊子が置いてある。
それをうまく利用すると なかなかお得だったりするんだけど
そんなこと る@ぶには書いてなかったぞ、たぶん。

行ってみて初めてわかることもいろいろあるようです。
(続く)

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夏の沖縄旅行 1

2015年08月10日 | お出かけ&余暇活動
我が家は今月上旬に夏休みを取り、初めての沖縄に行ってきました。

もっとも、初めてなのはバンビと私だけで、オットは仕事の関係で10回以上出張してるんだけど
中には日帰りもあったりして(沖縄に日帰りって...
観光はほとんどしたことがないんだとか。


<1日目>

さて、那覇空港に到着したのが10時頃。
そこからレンタカー会社にマイクロバスで移動したんだけど、借りる人があまりにたくさんいてびっくり。
そんなんで出庫までに結構時間かかったので、取りあえずお昼を食べることに。

オットが以前行ったことがあるという「御殿山(うどぅんやま)」へ。
古民家風の作りのお店で沖縄そばとジューシー(沖縄の炊き込みご飯)をいただきました。
お茶も琉球ガラスのコップにさんぴん茶(ジャスミン茶)。
初めての沖縄そばは、お出汁があっさりしてておいしかった。

ここ1週間の東京の猛暑と違って、風が心地よいくらいの暑さで
”あー、沖縄来たんだなぁ。”ってカンジ。 和んだ。


で、午後はバンビお楽しみのゴルフ! というわけで「パブリックゴルフ浦添」へ。
子ども用のレンタルクラブはなさそうなので、わざわざ自前のゴルフセットを持参までする熱の入り様。


何故、沖縄まで来てゴルフか って気もするけど
都心では考えられないような安さでプレーできるし(テーマパーク行くより余程安上がり)
観光地なので、ヘタっぴでも多少気軽にやらせてもらえる点もありがたいんだよね。
(スニーカーでOKだし。)

ただ、この日は特別価格だったせいか、地元の人も多数来場。
バンビは(私もだけど)時間がかかるので、途中”お先にどうぞ”と言いながら
炎天下9ホールを回りきりました。

私はもうバテバテだったけど、バンビは更に打ちっぱなしもやるくらいで
どんだけ好きなんだか...。
まぁ、汗もいっぱいかいたし、いい運動になったけどね。


この日宿泊のホテル「ラグナガーデンホテル」の周りにはそれ程お店がないので
チェックインしてからラウンジでお茶して休憩。
ラウンジからも見えるプール(屋外・屋内あり)にバンビは入りたがってたけど
説得して(これが大変)取りあえず大浴場で汗を流すことでなんとか合意。

夜は最上階のレストラン「壷中天」で中華料理を。
調度、海と夕焼けの空が見られてロケーション的にも良かったし
お味の方も、お上品でおいしかった。
遊びにお金かけなかった分、プチ贅沢かな。



この日の私の”沖縄の印象”は、”沖縄って意外と都会なんだー。”
勝手なイメージとして 赤瓦の平屋がたくさんあるんだと思っていたけど
それは今や離島とか、田舎の方だけなんだろうね。

コンクリート造りの四角い家(これは台風対策らしい)が密集していて
あとすごく起伏が激しいというか、土地の高低差があった。

神奈川とかと同じイメージ? 徒歩や自転車じゃ生活できなさそう。
土地が狭いからなんだろうか、山の方(高いところ)まで家があるので
視野に入る家々の面積(固まりとして)が大きいというか... ちょっと圧迫感がある。
東京や千葉みたいに平坦な土地に慣れていると、これはこれで新鮮な景色。

それと壁とか塀に独特の切り子のような模様(穴)があって
たぶん暑さ対策で風が抜けるようにする工夫なんだろうと思うけど
いろんなパターンがあって、なかなかきれいで、車の中からそれを眺めるのも楽しかった。

あと、ラグナガーデンホテルは普天間基地のすぐ近くなんだけど
初日はそんなに基地の存在を感じなかったなぁ。
ただゴルフ場ではオスプレイが近くを飛んでるのを何度か見て、ちょっと恐かったのは事実。

旅はいろんな景色を見て、料理を味わって、いろんなことを肌で感じて
心が癒されるというか、満たされると言うか...
何より主婦としては、3食上げ膳・据え膳なのがありがたいんだよね。

(続く)

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三つ子の魂、百まで

2015年08月02日 | 日々の出来事
バンビは寝つき・寝起きが非常にいいので、夏休みと言えど夜更かし・朝寝坊はほとんどない。
でも、他のPWSのお子さんでよく聞く、日の出と共に起きてゴソゴソ... っていうんでもない。
まぁ、常に身体を動かしているので、適度に疲労しているせいだろうか。


で、ルールに則ってきっちりした生活を繰り返してます。
我が家は ”やりたいことは、やらなきゃならないことをやってから。”と決めているので
朝は自分から日課である日記帳と、その日の分のプリント(夏休みの宿題)を持ってきて終わらせようと頑張る。

終わったらフリータイムで、本を読んだり、学校がない日はゲームをしたり。
そう、うちの場合はゲームも基本学校がある日はしないお約束。
(但し、病院とか塾やスイミングの待ち時間はOK。)

こういう子達ってルールはきっちり守ろうとするので(たまに例外もあるけど)
最初に約束を決めておくのは非常に有効。

学校やデイから帰っても、約束どおり まずは洗濯物を洗濯物入れに入れる。
連絡帳を渡す。
ひととおり片づけをしてからでないとテレビは見られないし、おやつも食べられない。
こういうのは日々の積み重ねなんだよね。

それが身に付くと、日光の林間学校から帰ってきてバテバテだった日も
大量の洗濯物を ズボンのポケットを全部点検した上で(たまにティッシュが入ってて大変な目に合ったことが...)
洗濯かごに入れたりできる。


土日は テレビのゴルフ中継を楽しみにしているので、新聞を取ってきたらまず番組欄をチェック。
日曜日は9~15時までずっとバスケの練習なので、録画して見る程大好きなゴルフ。
それさえも、帰宅後まずは日記を書き終わってから と、ものすごく偉いヤツなんである。
(送迎でバテバテの親の方が、ちょっとひと休みさせてくれ~ ってカンジ。)


バスケもねー、1リットルのお茶の入った重い水筒入りの巨大なリュックを
この暑い中、汗びっしょりになりながら自分でしょって歩いて&電車に乗って毎週通うんだよね。
それだけでも相当根性鍛えられてる気がする。
親が手伝うと、自立を阻むって 親が先生に叱られる。
お茶だって1時間に1回の休憩の時にしか飲めないらしい。(もちろん熱中症には十分配慮した上で。)
そうやって、自分の勝手気ままじゃなく、ルールに従うこと、我慢をすることを覚えてきた。

だから、バンビは長い距離でも歩くのは平気だし(疲れたとはよく言うけど)今や私より長く・速く走れるし。
自分の荷物は自分で持つのが当たり前。
自分でできることは自分でする。

確かに、最初に仕込むのは手間がかかる。親が手を出して何でもやってあげた方がはるかに楽。
でも、そうやって時間と手間をかけて、本人が身につけることができたら
その後は 私自身がとーっても楽ちんになる。
小さい時の(親の)苦労は後で自分が楽になるためのものと思えたら、頑張れる。
もちろん、そういう習慣が身についていることは 将来、子ども自身のためになるからこそ だから
手を出しそうになるところを ぐっと堪えて見守る。

成人して就労する時、あるいは家を出て施設で暮らす時
自分のことは自分でできるかどうか、ちゃんとはできなくても まずやろうとする意欲があるかどうか。
それってすごく大きいと思うから。


バスケの先生にずっと言われ続けてきたこと。(今日も言われたー。)
”子供は外に出しなさい。(いろんな経験をさせなさい。)
 何でも自分でやらせなさい。
 仲間がいれば我慢できる。頑張れる。
 その後に来るものは達成感。自分に自信が持てるようになる。
 これは大きな財産。”
まさに、まさに。
今、バンビがここまでに育ってきたのは、そういう指導のおかげと身に沁みて思う。

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