バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

夏休み 長野への旅③

2020年08月23日 | 日々の出来事
最終日は私が楽しみにしていた白馬岩岳マウンテンリゾートへ。

白馬はいろんなゲレンデがあって、ゴンドラやリフトで山の上へ上がれるのだけど
バンビにはリフトは難しいかなと思って、ゴンドラを選択。
白馬岩岳は以前はゆり園をやっていたようだけど
何年か前におしゃれなマウンテンリゾートに変わったらしい。

行ってみたら自転車(マウンテンバイク)がいっぱい。
なんとスキーの代わりにリフトに自転車を乗せて
山の上から駆け降りるみたいでびっくり!
これは確かに楽しそう。

レンタルもあるし、もうちょっと若かったらチャレンジしてみたいかも?
いや、バンビは自転車乗れないんだけどね...

そう言えば、初日からやたらと外国人の方に会う白馬。
コロナで海外からの旅行客をぱったり見なくなった昨今
とても珍しいなぁと不思議に思っていたのだけど
どうやら 白馬は雪質が良くて海外スキーヤー・ボーダーに大人気らしい。
それで外国人向けのおしゃれなレストランやホテルができ
ますます海外から人を呼び込んで という流れのようだ。
さすがにインバウンドが見込めないこの状況では
カップルのどちらかが日本人の家族連れ(つまり日本在住ってことかな)が
多いようだけど
オンシーズンだと ここ日本だっけ?みたいな感じになるようだ。

それはともかく オットもバンビも初ゴンドラにちょっと感激しながら山頂に到着。
山頂テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」は標高1289m。
ガラス張りのデッキからどーん!

ここ、パンのいい匂いがするんだよねー。
朝ごはんでおなかいっぱいでなければ食べたかった...。

ねずこの森という散策コースを3分の2程歩いてみたり
ハンモックやブランコに揺られてみたり。
木の香りや風の匂いを感じて過ごすのはとても気持ちが良かった。

そう、ハンモックってとーっても気持ちが良くて
ずっとこのままここで寝ていたいっていう誘惑にかられるんだよね。
コロナ自粛で家族で家にいる時間が長くなって、リビングのソファを買い替えたわが家だけど
自立式のハンモックを窓際に置きたい!
改めてその想いを強くしてしまった。

まぁ、とにかく山は気持ちが良い。

その後、白馬大橋の下の松川にも行ってみたけど
水がきれいでこれも気持ちが良かった。


お昼は近くのお蕎麦屋さんで。
オットも私もお蕎麦が好きで、旅行の間に1度は必ず食べてるかも。
やっぱり信州と言えばお蕎麦だもんね。
そのお店は普通のそばつゆとくるみだれとおしぼりの3種類が味わえるセットがあり
”おしぼり”って何? と思ったら、大根おろしのしぼり汁のことらしい。
ちょっと辛みがあるんだけど、そこにお味噌を溶いて味わうとあっさりしておいしかった。

午後はオットの希望で小布施に立ち寄り。
ここは川越のように(って行ったことないんだけど)景観保全をしているようで
日本酒の醸造元の蔵とか雰囲気のある建物が連なっている。
そして栗屋さんだらけ。

カフェでオット念願のモンブランをいただく。
栗の味が濃くておいしかった。

小布施はもう少し時間をかけてゆっくり散策したくなる雰囲気。
今度はモンブランソフトを是非食べたいなー。

夕方 ネコをピックアップして、帰路につく。
超怖がりのわが家のネコは 3日間ほぼ飲まず・食わず・出さずで
じーっとしていたらしい。
ちょっと胸が痛む。(ちなみに帰宅してすぐそのすべてをやり遂げた。)

高速に乗ったあたりから激しい雷雨に見舞われ、雷が落ちるのが見えてとても怖かった。
食事に寄ったサービスエリアでは なんと落雷で停電。
すぐに非常電源が作動したから真っ暗ではなかったし、停電自体2、3分で復旧したけど
自動ドアも開かなくなるのにはちょっと焦った。

まぁ、そんなこんなで 天気も予想に反して3日間なんとかもってくれたし
旅行自体はとても楽しめたと思う。


ところで バンビは年明けに修学旅行で長崎に行く予定。
(コロナの影響でまだ行けるかどうかは未定だけど)
私自身は経験は宝だと思っていて
例えば 荷物のパッキングにしても、自分でやってみることはとても大切。
食事の時 はずしたマスクはどうするか。
(ホテルのレストランには紙のマスクケースが用意されていたけど)
大浴場に行く時、持っていくものは何か?
もう一々親がやってあげるも指示出しするもない。
できるだけ自分で考えてやってみる。
うまくいかない時はヘルプを出すなり指示を仰ぐなり
そういうことができるようになっていかないと困る。
家族旅行は社会集団活動の練習の場とも思っている。

まぁ、そうは言ってもバンビもまだまだだけど...
とりあえず高校生活はあと1年半。
社会に出るまでにいろいろなことを身に着けていってくれたらいいな。

メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com
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夏休み 長野への旅②

2020年08月23日 | 日々の出来事
2日目の朝食は、和食・洋食を選んでおいてお膳で一括でサーブされるスタイル。
(おかわりOK)
サラダやフルーツ、ジュースは予めプラカップに入れられたものを
自分で好きに持っていく。
(ま、エコではないんだけどね。)
バイキングは楽しみだけどついつい食べ過ぎる。
でも、これだと満遍なく食べられてお腹もいっぱいになるしいいかも。

さて、本日はオットが楽しみにしていた黒部ダムへ。

車で1時間くらいの扇沢駅から関電トンネル電気バスというのに乗って移動。
到着後、階段を220段登っていざダムへ。


この後、登った分をまた降りて下の方のテラスで見て
また登ってダムの反対側の端にあるケーブルカーの駅(黒部湖駅)へ移動 と
とにかく階段の上り下りばかりで、日差しが暑い中
バンビには(もちろん私もだけど)相当こたえた様子。
途中ブチブチ不満を言ってイラつく場面もあったけど
でも何とか頑張ってたかなー。

ちなみにケーブルカーは全部トンネルの中で外は見えず。
黒部平駅に着いたらテラスでひと休み。
いやー、日本アルプス すごい圧巻の景色。

ちなみにオット曰く、100m上がると気温が1℃下がるそうなので
2000m級の山の上だと20℃下がり、風が心地良かった。

そこからさらに大観峰まで立山ロープウェイに乗っていく。
(写真の奥の方に写っているんだけど、途中に支柱が1本もない。すごい!)

その先の室堂まで行ってみたい気もしたけど、雷鳴が聞こえだしたので
早々に引き返すことに。

ダムに戻ってレストハウスでお約束のダムカレーのランチ。
写ってないけど、こういうところでもちゃんと席にアクリル板が設置されている。

夜はホテルのレストランでディナー。
こちらも時間や席が区切られていて安心して食事をすることができた。

それにしても足がぱんぱん。
黒部ダムは若くて足腰元気なうちに来るべきところかも~。

山もすごかったけど、あんなところに何年もかけてトンネル掘って
あんなに巨大なダムを造った人間の叡智や尽力は
本当に凄まじいものがあると感動。
映画「黒部の太陽」を見てみたくなったなぁ。
こういう設備が整って、安定した電力供給ができるようになったんだよね。
今ある生活も当たり前じゃなくて、過去の人々の勇気や努力が礎となって
形成されたもの。
感謝したいし、そういうのって未来に引き継いでいかなくちゃいけないものなんだなぁと 
このコロナ禍の状況で改めて思った次第。
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夏休み 長野への旅①

2020年08月23日 | 日々の出来事
 さて、前にも書いたとおりの経緯と考えで
わが家は今年も夏休みの旅行に出かけることにした。

 行先は長野県の白馬。
オットとバンビは初めて。
私は若かりし頃スキーで訪れたことはあるけど、夏山は初めて。

で、1日目。
例によってネコを県内のペットホテルに預けてから白馬へ向け移動。

この時、車のナビがどう設定されたのかなぜか超絶山越えルートを選択。
メニエール持ちで三半規管が弱い私は 曲がりくねる道に気持ちが悪くなり
ギブアップ寸前。
危うく夫婦喧嘩が勃発するところだった...。

これ以降スマホでGoogleマップのナビ機能を利用することにしたけど
今度は慣れないオットの機嫌が悪く、同じ道をグルグル2周した挙句に
やっとたどり着いたお店でランチ。
今回はお店の名前は書かないけれど
長野は野菜がおいしく地元の豚肉もとても柔らかくて、美味な食事にありつけました。

さて、初日はバンビお楽しみのゴルフ。
と言っても今回はマレットゴルフだけど。


公営の施設で予算不足なのかコースコンディションはひどいものだったけど
3コース・54ホールもあるのは魅力。(全部回りきれなった)
日差しは暑かったけど、木陰に入ると風は涼しく感じられて
汗をかきながらいい運動ができたかな。

ホテルにチェックインして軽く汗を流した後
夕飯は近くのお蕎麦屋さんへ。
夏野菜の天ぷらとおいしいお蕎麦を堪能しました。
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コロナ禍での旅行について

2020年08月23日 | 日々の出来事
 バンビの夏休みも今日で終わり。

この夏は新型コロナの感染防止のために、旅行や帰省を見合わせた人も多かったと思う。
うちは母の新盆だったので帰省しないという選択肢はなく
お寺でのお盆の法要に家族で参加した。

 旅行も、例年なら7月の最終週末に出かけていたんだけど
今年はオリンピックで連休になるのでそこは避け
8月初旬のバスケの予選のチケットに当選していてこともあって
8月の終わりに行こうと 日程だけは昨年のうちから決めてあった。

そして春になってから、そう調度自粛が始まった頃に
行先を決めて予約もした。
その頃は まさか夏になってもこんな状況とは思ってもいなかったし
自粛が明ければ元の生活に戻れるように考えていた...。

でも、自粛明けに第二波のような状況になり
それにも関わらず Gotoトラベルが打ち出され
批判を受けた政府は ”東京都は対象外”とし
いろんな意味で アンビリーバボーな展開。

さて、どうする?

キャンセルが効くギリギリまで悩んだけれど
わが家は結局旅行に行くことを選択した。

この時期都内を出ることには批判もあるだろう。
でも、考え方はそれぞれ。
誰かにこうしろ、ああしろ と言われて行動するんじゃなくて
自分の頭で考えて選択したい。

で、わが家は 対策を取った上で旅を楽しみ経済を回す。
そういう選択をすることにした。

1つにはバンビがとても楽しみしていた ということもあるし
もう高校2年生で卒業後の生活は未知数だし、こちらも年を取ってきてるし
この先 あと何度一緒に旅行にでかけられるかはわからない。
やっぱり行けば良かった と後悔するのはイヤなので ということもあり。


 というわけで、長野に2泊3日の旅に行ってきた。

行ってみて改めて思ったことは
お店もホテルもどこでも できる対策はしているということ。

従業員・客側双方のマスク着用はもちろんだけど
体温を測定したり
どこに行っても換気がなされ、手指の消毒用アルコールが設置されているし
ソーシャルディスタンスが取れるよう、一度にたくさんの人が集まらない工夫もされていた。
対話しなければならないところでは、ビニールのシートやアクリルパネルの設置も当たり前のようにされている。
そして、できるだけ接触せずに済むよう 
例えばホテルのチェックアウトを簡略化するとかシステムそのものを変更していたり。
とにかく 密閉・密集・密接の3密の回避にあらゆる知恵が絞られていたように思う。
(こういうところ 日本ってほんとすごいなーと感じる。)

国や自治体はただ声をかけるだけで
(あとわずかなお金と役に立たないマスクはくれたけど)
企業や個人のレベルで とにかくできることはしようと努力をしている。
そうでないと地域の経済がもたない、雇用が守れない。
皆 必死だ。

そういう中で 私達はおかげさまで
レストランも大浴場も観光地での乗り物も 混雑をまったく経験することなく
快適な夏の旅を満喫することができた。
そのことは改めて書こうと思う。

感染を予防するために必死に頑張っている方々に
(もちろん感染した人の回復のために尽力されている医療従事者にも)
感謝とエールを送りたい。

そして1日も早く、この感染症という目に見えない敵に打ち勝つ日が来て
平穏な生活に戻れるようにー。
私達1人ひとりがよく考えて今すべきこと・できることをしていきたいと思う。

メールはこちらまで → yakkoxhs@gmail.com
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やればできるようになるから、まずはやらせてみないと

2020年08月10日 | 成長記録
 梅雨明けした途端、猛暑がやってきて
マスクをして外を歩いていると息苦しさにくらくらしますが...

さて、夏休みに入り、バンビはデイサービスを利用しながら過ごしています。

先日は 私も仕事が休みだったのでデイは予約しないでいたのだけど
そしたら午前中「〇〇公園に行ってくる。」と1人で出かけていったバンビ。

そこは家から電車で30分くらいのところにある都立公園で
バンビがやりたいバスケットのゴールがある。
自粛期間中に 運動のために数回一緒に行ったことがあるのだけど
1人で出かけるのは初めて。

水分を補給することや他に人がいたらちゃんと譲り合うこと
荷物はベンチに置きっぱなしにしないで目の届くところに置くこと等
細かく注意して教えてきたし
その辺はちゃんとできていたので まぁ大丈夫かなと...。

そこからバスで移動したJRの駅の改札で待ち合わせてお昼を食べる約束をする。
今はGPSがあるから便利。スマホで連絡も取り合えるので助かる。


こういう話を学校の担任の先生や支援者の人に話すと驚かれるのだけど
バンビがこういう公共交通機関を使いこなした移動ができるのは
それだけ時間をかけて訓練を積んできたからで
一朝一夕でできるようになったわけではないんだけどね。

でも、大人になったら必要なことだよね?
やればできるようになるけど、逆に言うとやらせなければできない。
やってないことを自力で簡単にできるようになる子じゃないんだもん。
親は繰り返し教えてやらせて見せて
失敗した時はフォローしてやるくらいの覚悟を持って臨まないと...。

バンビは乗り物が好きだから、自分からも積極的にトライしてきたし
できたことが自信になって意欲につながるという好循環になってる。

他にも自分でできるようになってきたのは朝の支度。
もう高校生だから当たり前だけど、自分のことは自分でする。
たまに送り出す時に「〇〇持った?」と声掛けはするけど
基本は自己責任で 忘れたら取りに帰ったり
学校だったら先生に伝えて借りたり ということをするようになった。

私が何もしてやらなければ、水筒に自分で氷とお茶を入れて持っていくし
おやつは自分で戸棚や冷蔵庫から出して見繕う。
休日は家族3人の朝ごはんも用意したり。

いつもはこれにベビーリーフとかレタスがプラスされるんだけど忘れたらしい。
卵を割るのはまだ失敗することがあって目玉焼きがぐしゃぐしゃだけど
牛乳を温めてカフェオレにしたり、パンを焼いたり
電子レンジ&オーブンも使えるようになった。

時間はかかるけど、時々失敗もあるけど
やればできるようになる日が来る。
でもそのためには、まずやらせてみないとね。
時間がかかることや失敗を恐れずトライさせてみる。

それは将来の自立のためにすごく大切なことだなと思うんだよね。
トライさせてみるのは時間も手間もかかるし、その時は親は大変で面倒くさいけど
できるようになったら 親は断然楽になる。
面倒だからって親がやってたらずっとやることになるんだもん。
どこで苦労するかを考えたら、子どもが伸び盛りの時だと思うけどなー。
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