バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

幼稚園のお祝いに行く

2024年11月18日 | 日々の出来事
なんだか 病気やケガの話ばかり続いたけど
今日は 心温まる話。

バンビは自宅から歩いて10分くらいの幼稚園に年少さんから3年間通ったんだけど
そこは キリスト教系の家族経営の小さな幼稚園で
お身内に障害のあるお子さんもいらっしゃるせいなのか
インクルーシブ教育を実施していて 当時から有名だった。

その辺りの話は 当時の記事にいろいろ書いたと思うけど
私達親子は 本当にこの幼稚園にお世話になった。

園長先生やそのごきょうだいの先生方も区内にお住まいだったりするので
卒園してからもたまにすれ違って声をかけていただいたりしてきた。

その幼稚園が創立70周年のお祝いに 
卒園児や保護者が集まる機会を設けてくれて、先日バンビと一緒に伺ってきた。

さすがに 子ども達はまだ卒園からまもない子たちが多かったけど。
そりゃ、そうだよね。
バンビの同世代は皆大学生だったりして、バイトなんかで忙しいんだろう。
海外に留学しているっていう子もいたっけ。

でもその保護者達は顔を出していて
「久しぶり~」「元気~」とおしゃべりの花があちこちに。
みんな等しく年を取ってるなぁ… w
そう、卒園してからもう15年くらいたっているんだもん、当たり前だけど。

普通の幼稚園だと15年も経つと先生もほとんど入れ替わってたりするんだろうけど
そこは同族経営なので 一族の皆さんがいらっしゃって
懐かしい顔ぶれがいっぱい。

「大きくなったねー。」「もう一人で会ったらわからないねー。」と
声をかけてもらって、バンビも嬉しそう。

先生だけじゃなく ママ達も「たまにスーパーで見かけるのよね。」とか
「今は先生として園バスに添乗してるんだけど、すれ違うこと多いのよ。」とか
「うちの子と誕生日いっしょだったよね、覚えてる?」とか
いろんな声をかけてくれて
そういうのって 地域の中で生きてるカンジがして
とってもありがたくて、嬉しかったなぁ…。

バザー販売のクレープやコーヒーを買って、園庭でいただいたり
懐かしい写真や作品(誕生日の度に親がいろいろ作った)を眺めながら
昔話に盛り上がったり。

あの頃、バンビはまだ小さくて おしゃべりも拙いし、排泄の自立とかも完全じゃなかったり
いろいろ大変なこと たくさんあったけど
親の私もまだ若かったから体力もあったし
とにかく毎日 幼稚園や療育や、いっぱいいっぱい頑張ってたなぁ…
そんな日々がふと蘇るようで 本当に懐かしかった。

そう思うとバンビもよく頑張ってきたよね。
あのふにゃふにゃの赤ちゃんが、元気に大きくさえなってくれたらいいと
当時それだけを強く願ったわが子が
その願い通りに成長してくれたんだから それだけでも幸せなことだと
改めて 私達親子の原点に立ち返る。

創立されたおじいちゃん先生もご健在で 今はもう車椅子を利用されたりしているけど
ちらとでも お目にかかれてとても嬉しかった。

卒園してから 何年も経つのに、こうしてまた寄り集まれる場所がある って
本当に素敵なこと。
この幼稚園は 私達の心のふるさとの1つなんだよね。

バンビにとっては どれだけ覚えているかはわからないけど
でもやっぱり ここは暖かくて優しい居場所だった っていう記憶は残っているみたい。

地域にそういう場所があるってことは幸せ。
幼稚園選びにすごく悩んだけど、あの時の選択は正解だったな。
良くやったよ、自分。 なんてねー。

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事件からの事故発生!

2024年11月17日 | 日々の出来事
白内障手術も無事済んで やっと生活が元に戻ってきたし
連休だからどっか行こうか~ ということになり
東武動物公園に行ってきました。
バンビが小さい頃に一度行って以来 10数年ぶり。

もう大人だから 乗り物はジェットコースター1つだけ と約束して
着いたらすぐ「レジーナ」っていう大型水上木製コースターに乗ってみた。

これねぇ、すっごい怖かった~
いままで那須とか八景島とかでも ジェットコースターには乗ったけど
高さと長さとか?
ちゃんとデータを比較したわけじゃないけど 体感として。

もうキャーキャー叫びまくって、降りた時はなんか疲れちゃったよ...
でもオットは 血流が良くなって疲れが飛んだ と言っていて
それもなんかわかる気がした。

ランチの後は 奥の方の動物園を見て歩く。
磯の方にも下りられるので海を見たり、コスモス畑を散策したり
とにかく歩いて 歩数はその時点で9000歩くらいになってた。
17時にイルミネーションのショーをやるらしいからそれを見て帰ろう って
ことになって
そこまでは良かったんだよね。

日も暮れてショーが始まったら、バンビが「トイレに行きたい」と…
ちょっと離れた所にしかなかったけど 一人で行ってきて
戻ってきたと思ったら 「スマホがない」って、どゆこと?

実はショーの会場に行く前 オットと私が歩いていてバンビが遅れてたので
その時電話で「どこにいるの?」なんて話をしたんだけど それが最後だと言う。
その場所にも行ったし、オットに男子トイレまで行って探してもらったけど、ない。

もう日が沈み、照明があるところ以外辺りは真っ暗。
すぐにGPSで探し始めたけど そこに自分が近づいているのかどうか
双方の位置情報がスマホで一度にうまく見られなくて
画面見ながら 災害対策用に百均で買って持ち歩いてたライトで照らしながら
探して歩くけど 一向に見つからない。
(この時ほど ライト持ってて良かったと思ったことはない)

当然係の人にも調べてもらったけど まだみつかってないようだし
園内が広いので、最終的に忘れ物が集約されるのは 閉園してからになると…
って、あと3時間もあるよ?

疲れてるのとショックからなのか パニックになりかけているバンビを座らせて
オットに見守ってもらって
バンビの財布に付けてたAirTagを持って歩くことで やっと1画面で
バンビのスマホと私の位置情報が同時に確認ができるようになった。
で、それ見ながら私一人で探したんだけど、広い場所のせいでGPSもうまく機能しないのか
指しているのは ただの草むら...
そこは 野外ステージ脇のスペースで 今は使われていないから当然真っ暗。
スマホを鳴らしても 音もしなければ光も見えない…
ダメだ…

大体なんでスマホをなくすー?
首から下げる紐もついててさ
そう、ポーチになってて自宅の鍵も付いてるから なくしたでは済まされない!と気づく。
(遅いw それくらい私もパニック)

30分以上 ぐるぐるぐるぐる探し歩いて見つからず
もう一度バンビによくよく話を聞いたら
実は トイレが遠くて間に合わないと思ったから
誰もいない植込みのところで立ちションしてしまいました だと…

なんでそれを先に言わないー!

怒られると思ったから 言えなかったんだろうけどさ
それにしても だよ!

で、バンビ連れて3人で 問題の場所辺りを探して
私がGPS見て オットがスマホ鳴らして
そしたらあったよ!
人がまったく通りそうもない真っ暗な草っぱらに、スマホが! 落ちてた!

用を足した後そこを通り抜けて落としたんだろう。
あぁ、もう脱力...
てか 見つかったの奇跡すぎない?

そんなこんなでぐったり疲れて、電車に乗り地元に戻って
夕飯食べて帰ろうと 駅の改札を出て階段を降りた時に第2の事件?事故?発生

実は私 この1ケ月くらい左の膝が不調で。
元々 若い時スキーで膝をケガしていて正座もできない状態なんだけど
最近は 急に強い痛みが来て、膝がカックンってなるのに悩まされてたんだよね。
”痛~っ!”ってなるけど、その数秒の痛みが過ぎると
また何もなかったように歩ける。

でも、目の事もあって忙しかったし 整形外科にも行かずにいたんだけど
階段を降りてる時に ふいにそれになってバランスを崩してそのまま
キャーっという悲鳴(本日何回目?)と共に階段を転がり落ちてしまった。

止まらないーと思いながら落ちていく自分を 自分で止めることができない状態で
ダーッと7,8段は転がり落ちたと思う。
見事な階段落ちでいちばん下まで行って、床にぱったり倒れてしまった。

スマホ探しでたくさん歩いて かなり膝に負担がかかってしまったんだろう。

身体の右側に強い痛みが走ったけど、奇跡的に頭は打たなかった。
打ちどころ悪かったらヤバいよね。それだけは不幸中の幸い。

オットは隣にいたはずの私の姿がふいに消えたのでびっくりしてパニックになったらしく
第一声が「何やってるの?」だった。
いや、そこは普通「大丈夫?」だろうが… 怒

一方で 頭上から「大丈夫ですか?」「救急車呼びますか?」
「駅員さん呼びますね」という複数の声がする。
世の中には親切な人も少なからずいるものだよね。

首に多少むち打ちのような違和感はあったけど、頭はしっかりしていたし
立ったら歩けたので とりあえず救急車は丁寧にお断りしてお礼を伝えたけど。

身体のあざは 青・赤・紫・黄色・緑みたいなカラフルさ。
しかも2日めくらいから出てきたりしたのもあったから
かなり中の方にダメージあったのかもしれない。

他にも打ち身とは違う痛みが胸の下にあるから やむなく整形外科に行ったら
肋骨にレントゲンには写らないような軽微なひびがあるだろう って…

肋骨って 湿布貼ってせいぜいサポーターするくらいしか対処のしようがないらしい。
子ども相手の仕事で、突然腰にドーンと飛びついてきたり
座ってると急に後ろからおぶさってきたりする子もいるから
恐いんだけど、そうそう休んでもいられないし…

しばらくは痛くて寝返りが打てなかったのがつらかったけど
それも徐々によくなってきました。

膝の方は 靱帯ではなく半月板損傷の可能性もあるらしく
今度MRI撮って その結果で治療方針が決まるみたい。

いやー、ほんと災難だったわ。
よく考えたら 私、今年厄年なんよね。
まぁこれで済んで厄落としになったらありがたいけど。

年をとったら 気は若いつもりでも、身体はあちこちガタが来てるんだよね。
無理せず、自分を労わらないと。

というわけで、長く激しい1日の話でした...
ちなみに何故こういう話をブログに書くかと言うと
後になって あのケガをしたのはいつだっけ? ってなった時に
検索できるから なんですよ。
私結構ケガが多いし、病気とかもそうだけど
保険の申請とか入院の時とか、遡って記録が必要になること意外とあるんよね。
まぁ、そんなの無いに越したことないからお勧めはしないけど w
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白内障の手術の話

2024年11月17日 | 私の身体・病気
 またまた久しぶりになってしまいましたが…
実は私 9月に白内障の手術をしました。

遺伝的糖尿病体質で バンビだけでなく、私自身も血糖値に要注意
って話は 以前も書いてきたと思うけど
糖尿病は目に出ることが多くて、私も以前から緑内障に気を付けるよう言われ
眼科の定期受診をしてきた。

でも まさかの白内障?
白内障なんて もっとおばあちゃんがなるもの と思っていたけど…
実は早い人では 40代くらいでなるらしい。

私自身は 視力が良いのだけが取り柄みたいなところがあって
そのせいか老眼は40代で気になるようになってきたけど
それと白内障はまた別の話で…

どうりで最近すれ違う人の顔がわかりにくい とか
遠くにいる子どもの姿が識別しにくい というのはあったから
気にはしてたんだけど まさかねぇ。

と、だいぶショックではあったのだけど
一度手術すれば 再度やる必要はないらしいし
ならやっておこうかなぁ という気にはなった。

以前に 飛蚊症がひどくなった時は網膜裂孔(穴が開いた状態)だということで
レーザー手術を受けることになったんだけど
その時は 手術自体は確か10分くらいで終わってすぐ帰れたし。
今回も 手術自体は5分で終わるもんなんですよ~ と言われて
それならと思って軽く考えて決めてしまった。

ところが白内障手術は 術後目に水が入ると感染症のリスクがあるため
1週間は顔も頭も洗えないと後から聞いて...

その時はまだ8月の話で
いや、この暑いのにそんなの無理 って思ったし
顔も洗えないとなると 当然メイクもできないし
子ども相手の仕事ではリスクもあるので出勤も難しいけど夏休み中は休めない。 
というわけで、9月の連休に休みを足して日程を調整。

一度に両目はできないので(何も見えなくなるから)
片目ずつ手術して 手術自体はほんとに5分くらいで終わるんだけど
1日4回3種類の目薬を差しながらの連日通院。
翌日からお風呂は入れるけど、顔も頭も洗えないのは実際結構キツかった。
ドライシャンプーとかも用意してあったけど
まだ残暑の厳しい日々が続いて さすがに3日目ともなると限界。
目に水が入らなければいいので、美容院でシャンプーしてもらうのはOK
頭が軽くなって あの時はほんとにスッキリした~。

で、やっと自分で頭が洗えるようになったと思ったら
もう片目の手術でまた同じことの繰り返し...

いやー、これほんと大変だった。

手術は 白濁した水晶体を取って眼内レンズと入れ替えるのだけど
入れるレンズは単焦点と多焦点の2種類から選ぶようになっていて
多焦点レンズだと ピントの合う範囲が広く
単焦点レンズだと遠方だけピントが合うらしい。

単焦点は保険適用なので 大体10万円くらいで済むけど
多焦点は自費なのでその病院だと30万円くらい
高いところだと100万円くらいの病院もあるとか。
どっちにしますか? って言われても
もうこの年齢でそんな目を使う仕事してるわけでもないので 単焦点を選択。
加入している医療保険で5万円出たし
後は高額医療費の申請でいくら戻ってくるかわからないけど…
年を取ると医療費がかかるもんだね。

でもね、まだ自分はこの年齢だから良かったけど
同じ日に手術を受けた 推定80歳代のおじいちゃんとかは
まず このレンズの選択の話とか術後の対応のシステム?とかの理解ができないみたいで...

もちろん病院もちゃんとプリント用意して
看護師さんが一人ひとり丁寧に説明してくれるんだけど
3種類の目薬を5分起きに日に4回とか 顔はいつから洗えるとか難しいから 
何度も同じ話繰り返し聞いてて...

友達の親世代の経験談とか聞いても ずっと付き添ってたとか
本人じゃ無理だから入院した とか、そんな話も多かった。
認知がしっかりしているうちで良かったのかもしれない。

通院は 連日が1週間に1回になり、今やっと1ケ月に1回になったところ。
目薬は まだ3種類を朝晩挿している。

ただ術後は 視力は両目1.5に回復して、遠くも見えるようになった。
老眼鏡なしでスマホも見える。
でも、細かい字はかけた方が楽だけど。

とっても面倒くさかったけど、やって良かった~ と思ってたら...
1週間くらいして まさかのまた飛蚊症が…
どうも 今度は硝子体剥離のせいらしい。
水晶体を眼内レンズに入れ替えると 厚さが違うので圧力が変わり
硝子体(目の中のゼリー状のもの)が網膜から剥がれてしまうことが割とよくあるらしい。
後部硝子体剥離は加齢で多くの人がなるものらしいんだけどね。
で、手術とかはいらない場合も多いのだけど、定期的な観察は必要とか。

頻繁な眼医者通いは面倒ではあるけど
まぁ年を取ったら 自分の身体のメンテナンスは必要 ってことだよね。
特に 目と歯と髪はメンテ大事。
(髪は命に関わるわけじゃないけど、女性の薄毛ってメンタルに影響大だと思うから)

息子の生きる道を見定めるまでは まだまだ元気でいないといけないもんね。
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