バンビ・わーるど

プラダー・ウィリー症候群の息子「バンビ」を愛し、その成長を見守る母・suzuのつれづれ日記(&ときどき猫だより)

友達付き合いとスマホ

2021年01月25日 | 日々の出来事
バンビの同級生の女子が
バンビが長年通っている余暇のクラブに入ってきたことからなのか
最近LINEのアドレスを交換してやり取りをするようになったみたい。

今は おはようとか、おやすみとか
簡単なコメントを送り合っているだけみたいなのだけど...。

ただ、気になるので一応担任の先生に その旨報告しておいたら
「僕も気になるのでバンビ君にスマホを見ても良いか聞いたら
 いいとのことでした。
 親御さん的にはどうでしょうか?」とのことだったので
それは是非 とお願いしておいた。

そしたら、どうやら作業班が一緒で仲良くなって
一度一緒に遊びに行った3年生の先輩の電話番号を
なぜかその女子にLINEで教えた様子。
私が聞くと「先輩が教えてもいいと言った。」と言うのだけど
これはどうやら嘘っぽい...。
(バンビには嘘をついてるという自覚はないけど
 言い逃れでそういうことを言いがち。)

おそらくバンビには悪気なく
ただ 先輩の電話番号を知っているんだよ的な気持ちで送ったのだと思う。
個人情報云々のことをよくわかっていないだろうから。
それは ちゃんとルールを教えてこなかった私の落ち度でもあるけどね。

だから先生には 叱らないで、していいことといけないことを説明しました
とだけ報告しておいた。

前にも書いたけど、実習先で知り合った先輩ともLINE交換していて
その人とも 簡単なメッセージのやり取りは続けているみたい。
って言うか、たぶん何を書いて送ったらいいかよくわかってないから
ただ おはようとかお疲れ様とかの挨拶だけやり取りしているみたいなカンジ。

でもきっとこれもそのうちいろいろなやり取りをするようになるだろう。
人と友達付き合いができるようになることは
バンビにとっては嬉しいことだろうし、それ自体は私もwelcom だけど
人づきあいが広がっていくに伴っていろいろなリスクも発生するし
親として気を付けていかないといけないことも増えていく。

バンビは スマホのパスコードの替え方は知らないし
スマホをリビングに置きっぱなしのことも多いから
私はチェックできるけど
親子とは言えプライバシーはあるし、そういうところに敏感な子だと
これもなかなか難しい。

昔 職場の同僚が子ども(健常児)に対して
「中学生の間は お母さんが見るから。」というルールにしていたけど
うちはいくつまでだろう?
バンビがもう少し経験を積んで
お母さんチェックが無くてもなんとか大丈夫かな と思えるまでは
時々覗いて見守っていこうかな。
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僕が一人になったら

2021年01月11日 | 社会的自立に向けて
 バンビはよく突然意味のわからないことを
(よく聞けば言いたいことはわかるのだけど)
それも主語ナシに話す傾向があって 
”はぁ?何の話?”ってなることが多いのだけど

先日も夕飯を二人で食べながら(オットはまだ帰宅してなかった)
「お父さんも、お母さんもいなくなったら
 僕 ご飯を誰に作ってもらったらいいんだろう?
 誰かに来てもらって作ってもらえるのかな?」と
急に言い出したのでびっくり。

いや、何の前触れもなくいきなりなんでそんな話?
と思ったけど、一応ちゃんと応えてみる。

「そうだねー、自分で作れるようになればいいけど
 毎日毎食は大変かねぇ...。
 誰か作りに来てくれたらいいけど。」

そこで、いずれバンビと話さなければいけないと思ってきた話題を振ってみる。
母:「グループホームっていうのがあってね。
 何人かで一緒に住んで、ご飯は作ってくれる担当の人がいるんだけど
 将来そういうところで暮らしてみる?」と聞くと

バンビ:「え? それって何? じゃあもうここには住まないの?」

母:「ほら前に、近所の施設(短期入所のレスパイト利用)にお試しで
   お泊りしたことあったじゃない?
   ああいうカンジで お部屋があって、みんなで暮らすの。」

バンビ:「それじゃ、僕は結婚できないの?」

おぉ、そう来たか。いきなり核心を突いてきたな...。


母:「そっか、バンビは結婚したいんだもんね。
   別に結婚しても入れるグループホームもあるって聞いてるけどねぇ。」

それは嘘じゃない。そういうホームもあるにはある。

母:「ただ、結婚ってうのは相手もあることだからね。
   バンビが結婚したいって思っても
   いいですよって相手が言ってくれないとできないもんなんだよ。

   ずっとここに住むなら
   ご飯作りに来てもらう居宅支援のサービスとかもあるかもしれないから
   そういうのを利用するとかかなぁ...。」

会話はそれで終わってしまい、私にはせつなさと不安だけが残った。


バンビは自分の未来をどんな風に描いているんだろう?
バンビが夢見ているような 好きな人と一緒に暮らせる日は来るの かな?

一人っ子のバンビは、オットと私がいなくなったら
もう家族がいなくなってしまう。それはきっと寂しいよね。

私はこの子の行く末を 誰にどんな形で託したらいいのか...

本人の気持ちに寄り添いながらも
でも現実的には 一人でここに住み続けるのは難しいだろうし
実現可能なプランに持っていかなくちゃならないわけで
うーん、悩む、すごく悩む。

自分が元気で、行動が起こせるうちに
彼の人生の目途を付けてあげないと そんな気持ちに駆り立てられる。

メールはこちらまで→yakkoxhs@gmail.co
コメント (2)
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新年のご挨拶

2021年01月11日 | suzuのメッセージ
 年が明けて、1月も既に中旬ですが...
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 バンビはこの春高校3年生になります。
就労が目の前に迫って来ておりますが...
良い一年にしたいものです。

ほんと、コロナなんとか治まってくれー。
もう、国はもちろん医療も頼れない状況に追い込まれていて
一人ひとりがとにかく予防を万全にしていくしかないカンジなのがつらい。

それでも、明けない夜はない と信じたい。
今自分にできる努力を 気持ちは前向きに取り組んでいきましょう。

バンビは学校の方は もしかしたらまた分散登校になるかもしれないけど
とりあえず、余暇活動の方は感染予防しながら継続して行われるらしく
少しでも運動して体重維持を続けていけたらいいなと思ってるところ。

就労の方は 緊急事態宣言が出て
外部実習やB型事業所でのアセスメントが延期や中止になっているけど
とりあえず バンビは年内に済ますことができているのでラッキー。

ただ、年明け見学に行こうと思っていた作業所は
取り合えず宣言解除になってからにしようかと思うし
カレッジのオープンカレッジもどうなることやら まだ連絡がない。

今後のことは様子を見ながら、できることは粛々と取り組むというカンジかな。

今日は竹の子の会(親の会)で初めてZoomを活用した交流会が行われたけど
自宅にいながら 顔を見て話せたりするのはやっぱり便利。
うち以外はみんなお子さん同席で(バンビは余暇活動で出かけていたので)
子どもの様子がわかったりするのもいい。
みんな頑張っているな、子ども達元気に大きくなっているな って思えると
心が支えられる気がする。

困難な状況を嘆いてばかりいても仕方ない。
そんな風にできることを工夫しながら生きていくしかないんだもんね。

メールはこちらまで →yakkoxhs@gmail.co
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