あまり紹介されていないアンテナですが、ARRLの本には必ず出てくる簡単に作れる少し小型のダイポールアンテナです。
約半分のサイズの7MHz用短縮ダイポールです。
短縮コイルは給電部にあります。
コイルは直径6.35センチ、巻数は30ターン、巻幅は全長12.7センチ。
ペットボトルの胴を使えば近いものが出来るでしょう。
コイルの両端にそれぞれ18フィート6インチ、だいたい5.7mくらいのエレメントが付きます。
コイルのインダクタンスによって必要なエレメントの長さは変わります。多く巻けば短く出来ます。
給電は短縮コイルの真ん中辺りの2~3ターンにつなぎます。
コイルのど真ん中に同軸の網線、2~3ターンとなりに芯線をつなぐとバランも兼ねることが出来るはずです。
ちょっとオフセット給電になるかもしれないけど、まあ大差ないでしょう。このほうがいいはず・・・。
全長が20m必要なフルサイズと比べれば約半分。電流腹の位置が短縮コイルのため、輻射効率は落ちるのでしょうが、エレメントの長さも十分ありますからそんなに悪い結果にはならないでしょう。
7MHzを楽しみたいけどフルサイズが張れない、そんな時はこれ、どうでしょう。