アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

コールサインを全然言わない局、何回も言い過ぎる局

2016年07月03日 00時00分00秒 | アマチュア無線

どっちもダメ通信です。

コールサインをどのくらい言うのが適当か。

もちろん言わないのは違法です。

最低、10分に一度は言わなければなりません。

全く言わない局は平日、日中のV,UHFのFMでたくさん聞こえてくることと思います。
違法局(開設そのものが違法)か、違法運用局(開設は合法だけど運用が違法)です。

殆ど言わない、という局も居ます。
知り合いとのロングラグチューでつい言い忘れた、というものもあります。ついやりがち。気をつけましょう。

パイルが大きすぎてわざと言わずにQRZ?で引き続き交信している局も居ます。
この運用、狙いがあってのことなら、ある程度はいいと思います。と言うのもずっと呼び続けている弱小局にとっては毎回コールサインを言われると新規参入の強い局に持って行かれるばかりでチャンスが全然巡ってこないからです。ずっと呼んでくれている局も拾いたいという気持ちならいい事だと思います。(クラスターを見ただけで呼んでくる局はさらに拍車をかけています。)
先ほど呼んでいただいた方?とか指定すればいいんですけどね。 

中には、え~?なんでそんなに言わないの?という局も居ますね。
程度問題で、さっき交信した局かどうか確認したくて聞いていても、いつまで経ってもコールサインが聞けない、なんていうことになると迷惑だったりします。高速交信なら最低でも5回に1回程度。QTHや名前を入れた短い交信なら2回に1回程度は自局のコールサインを言って欲しい感じがします。

毎回入れている局は(ずっと呼び続けていると、知ってるよ、って思っちゃうけど)格好いいと思います。
コンテストでは是非みんなこれをやって欲しいです。聞けるまで待つなんて出来ませんから。 

ペディションでは究極、 UP だけ、なんてこともありますが、まぁあれはあれで、超限られた時間の中で超たくさん交信しないといけないのでよしとしましょう。それでも適度にコールサイン流していますよね。そこはさすがだと思います。 

逆にコールサインを言い過ぎる局も居ますね。

10分以内の交信なら、一度言っていれば違法にはなりません。
これは極端な話で現実的でありませんけど。ちょっと聞いていれば誰かわかる、というレベルであって欲しいわけです。だから最初に1回言ったら10分経過するまで絶対言わない、なんていうのはよくありません。
マイクバックする時の語呂、流れ、習慣、そんな感じで、相手のコールサイン、自分のコールサイン、どうぞ、って言う方が、返しやすい、と言うのはありますね。これ言わないとマイクをどう離していいかわからない、なんて方もいらっしゃると思います。

犬が大便したあとに地面をカキカキしないではいられない(その時の顔を見るのが好きです)、反射行動といか習慣というか本能というか、そんな感じになってしまっています。
これ、長年無線やっていると染み付いてしまうんですよね。理解できます。

ワイヤーズやD-Starは仕方ないかな。自分が誰でどこからどこに転送しています、というのを言うのが習慣だから。
ファイナル近くになって最後までやられていると無駄を感じますけど。 

ただ、これも時と場合によってコントロール出来ることこそ、通信技術だと思います。 

猛パイル状態の中ショートQSOしている局を呼び、一発でやすやすとパイルを勝ち抜いた局にこのコントロールが出来ていない局が多く見受けられます。(さらにCQ側のコールサインを再度確認されたりすると怒りを覚えます(聞いてりゃわかるだろって)。)

あまり悪い例じゃないですけど、これでもちょっとって思います。 ↓

「J◯◯◯◯◯、こんにちは、59で◯◯◯市です。オペレーターは◯◯です。どうぞ」

J△△△△△ポータブル◯、こちらはJ◯◯◯◯◯、こんにちは。こちらからも59、◯◯市、名前は◯◯です。J△△△△△ポータブル◯、こちらはJ◯◯◯◯◯、お返しします、どうぞ。」

そのあとも、

J△△△△△ポータブル◯、こちらはJ◯◯◯◯◯、どうもありがとうございました。J△△△△△ポータブル◯、こちらはJ◯◯◯◯◯、73さようなら」

惜しい、これはまだいい方。ギリギリセーフ?。うーんでもやめて欲しい。内容は簡潔で結構いい線いっているのですが、どこが無駄か、おわかりですね。もっと短く交信できるのです。無駄を取ると実に半分の時間で送信が終わります。交信数は1.5倍には増やせることでしょう。

この無駄な時間のために多くの弱小局がチャンスを失っています。

マイクを早く離そう みんなのために

これで限られた資源を有効に使えます。こういうのを「公共の福祉の増進」と言うのでしょう(か?)。電波を出すすべての人に求められていることです。

とはいえ、これをCQを出す側がこれを不満に思わなければ、待っている方の勝手ではあるのですが・・・。

CQ側が、「お呼びいただきありがとうございます。」「今日はどこどこに来ています。霧の中大変です。」「いつもありがとうございます。」等のお言葉があれば、それなりに返事を盛るのもマナーです。切り詰め過ぎると冷たい電文になってしまいます。ここもまた通信術です。

山頂移動をしている時にも思うのですが、こちらは一刻を争う状況です。早くマイクを返してください。なんて話もしましたっけ。

マイクを返さなければ相手が送信出来ないというのは、単信方式の弱点なんです。
だから単信方式は、なるべく早くマイクを返す、というのが基本的なマナーです。 

ラグチューを除いて。(笑)

 

コメント (4)
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