「京大に合格したかった」
「母親に負担をかけたくないと思った」
伝わってくる言葉は、意外なものばかり。
追い詰められてたのかなあ…
京都大学など4大学の入試問題の一部が
試験中にインターネットの掲示板「ヤフー知恵袋」に投稿された問題で、
投稿に使用されたNTTドコモの携帯電話契約者が
山形県に住む40代女性で、
仙台市の予備校に通う息子(19)が逮捕された。
掲示板には入試前の1月に
「市販の風邪薬で死ねますか?」
「仙台市でいい心療内科を教えて」
との書き込みがあっている。
同志社(先月8日)、
立教(同11日)、
早稲田(同12日)、
京都(同25、26両日)の
4大学入試の試験時間中、
ヤフー知恵袋に投稿があった。
いずれも投稿者のハンドルネームは「aicezzuki」で、
同じドコモの携帯電話を通じて英語や数学の問題文を投稿。
「英訳してください」
「途中計算もよろしくお願いいたします」
などと回答を求めていた。
予備校関係者によると、
彼は、京都大を志望していたものの、
1月のセンター試験で目標ラインに届かず、
担任と「2次試験を頑張らなければ」と話し合っていたばかりだった。
京都府警の取り調べに
「一人でやった。合格したかった。
すごく反省している」
と供述しているという。
高校時代は、成績優秀
優しくて
面白い生徒だった。
今は、金髪でピアス。
私が勝手に憶測するに
「京大に入れない自分は、生きる価値がない」
それほど、彼は追い詰められていたのかなあ
と思う。
同じ年代の息子を持つ母親として
子どもの育て方を改めて考えさせられるし
一方で、お母さんにも同情するし
この子の将来を心配してしまう。
後でばれることなんて
冷静に考えたら、分かることだから…
辛いなあ。