ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

子どもの心の悲鳴をキャッチする

2014年07月31日 | こころの子育て
暑い日が続きますね。

子どものタイプに合わせた接し方や
心のことを伝えていく必要性を
痛感します。

たとえ、身体や精神に障害があっても
それは、少数派であり、個性であって
優劣ではない。

少数派で生まれてきた子どもたちの特徴を理解し、長所を認め、褒め、伸ばし、
短所のサポートをするのがケアする方の親や教師の役目。

そのためには、SOSを早く出して欲しい。
子どもが病気になったり、問題行動を起こす前に。
また、問題行動を起こした時に、親や先生がどう対処するかが鍵になる。

親と子どもの人格タイプが違うことも良くある。
と、いうか、親と子が全く同じ性格だということは、あり得ない。

親に子どもの理解できない部分があるのは当然。

そこを直視し、一人一人の子どもと向き合い、子どもを理解し、どう対処したら良いかを学ぶ必要がある。

親のプライド、エゴを捨てて、子どもの心のケアする覚悟が何よりも大切だ。

だって、子どもを産む選択をしたは、親だから。
子どもが選んで、親の元に生まれてきたわけでなく、
ろくでもない親の元に生まれて、辛い思いをしている子どももいるが、
親の対応が悪いことについて、子どもに罪はない。

周りの大人もそういう目で、暖かく身守り、
目を離さず、
子どもたちの心のケアしなければ、
もし、ろくでもない親だったら子どもは、救われない。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「五体不満足」の著者
乙武洋匡さんは、両親の愛情で自己肯定感が高くなった、感謝していると話す。

暖かい愛情に包まれて育ったので、
手足がない身体で生まれてきて、親を恨んだことがないと言うのだ。

著書から、お母さんの接し方が素晴らしいのは、知っていたが、お父さんが、愛情表現たっぷりの家族思いの方だったらしい。

乙武くんは、普段、トイレの間隔が長いので、大学受験の時に心配もしてなかった。

大学受験の1日目。
緊張から、トイレに行きたくなって困ったと母親に話したら、
母親がそれを父親に伝えた。

は、翌日の息子の受験のために大人用の紙オムツを買い、会社で試してきたそうです。

お年頃の乙武くんは、結局、紙オムツをはいては行かなかったけど、
受験で緊張していた乙武くんは、お父さんの暖かい愛情をしっかり感じたことでしょう。

発達障害があっても、対応を試行錯誤して、より適応的になっていけるバズだし、
障害というのは、少数派であるだけで、優劣ではないことを覚えておいて欲しい。

ある自閉傾向にある2歳の子どもさんが、
専門家のアドバイスから
今まで見せていたテレビを見せない、
与えていたおもちゃを取り上げるなどしたそうだ。
8時間泣き続けたとか。
親も子もたいへん。

すると、一週間もしないうちに
お母さんの後追いをするようになったと聞きました。
愛着形成がまだだったんですね。
これから、愛着が形成されるのが、楽しみです。

子どもたちを社会全体で、見つめ、子育てを考え直す時が来ています。

写真は、博多駅前の朝日カルチャーセンターの入っている
朝日ビル地下一階
「大地うどん」のごぼう天うどん。
450円。
カルチャーセンターの講義の前にいただきました。
ここのおうどん好きです(*^_^*)
いつもお客さんでいっぱいです。
コメント (1)
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