喫茶 輪

コーヒーカップの耳

2023年12月31日夜の「輪」の入り口

2023-12-31 18:22:14 | 喫茶・輪
丁度3年前の今日、「喫茶・輪」は廃業しました(廃業届日付)。
が、今日2023年12月31日夜、門灯を点けてみました。
すぎし日々年月を噛みしめております。


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書斎兼応接室

2023-12-29 22:17:32 | 喫茶・輪
「喫茶・輪」は丁度3年前に廃業しましたが、その跡をわたしの書斎兼応接室にしています。
今日、乱雑だった書斎を整理して掃除しました。
多少はきれいになったでしょうか?









そこにお客さんがありました。
西宮の情報誌『宮っ子』用海版の編集長K馬さんです。
編集の相談に見えたのでした。
「お忙しいからちょっとだけ」とおっしゃったのですが、わたしと妻とでお相手をし、結構な時間を過ごしました。
この応接室はいいですよね。
ただしご来訪下さる時には事前にご連絡をお願いします。
留守をすることが多いので。
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「喫茶・輪」で障子の張替

2023-12-06 18:59:56 | 喫茶・輪
二人がかりで障子の張替。
作業は店の大きなテーブルで。



これが楽なのです。
この大きなテーブルは、「 喫茶 輪」が忙しかったころの「兵(つわもの)どもの夢のあと」なのです。
みんな今どうしているかなあ。亡くなった人も多いけど。



『コーヒーカップの耳』 兵(つわもの)どもが多数登場します。
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「喫茶・輪」は登場しません

2023-11-08 17:44:15 | 喫茶・輪
外出時に持ち歩いて読んでましたが、今日歯医者さんで読み終えました。



『喫茶店文学傑作選』(林哲夫編)。
中で興味深かったのは、小野十三郎。宮崎翁が親しくて、面白いエピソードのある人であることと、登場人物に馴染みの名前が多かったことによる。
そして、常磐新平さん。
何度かおハガキを頂いたことがあるので。
それにしても「喫茶輪」が登場しないのが不審(笑) 。
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川柳作家さん、お二人ご来訪

2023-10-26 18:54:27 | 喫茶・輪
今日、午後、異色のお客さまが男女お二人お見えでした。
川柳作家さん。
久しぶりに刺激的な時間をすごしました。
お一人のN野さんから本を二冊お借りしました。




一冊は著者永六輔さんのサイン入りです。
楽しみです。
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村田さん!

2023-10-02 14:54:01 | 喫茶・輪


買い物から帰ってきた妻が「出てきて」と呼ぶ。
「村田さんが」と。
「だれ?」と言いながら出てみると、見知らぬ男性が。
「店によく来てくださってた村田さんやん」。
そうか、あの村田さんか。

彼の親の代からだと、60年近くも昔から縁のあった人だ。
彼が子どものころに出会っているのだが、その時には特には認識していない。わたしが米屋をしていた頃のことだ。
わたしがまだ二十歳代のころだが、浜松原町にあった川崎製鉄の独身寮が廃止になり、それが社宅となり、そこに社員家族が集団で入居してくるということがあった。
木造二階建ての長屋のような住居。例えれば学校の教室のようになっていて、長い廊下があった(後には鉄筋住宅になったのだが)。
そこに毎日のように(主に土日)入居者が引っ越して来られて、粗品の店名入りのタオルを持って得意先獲得に行ったのだが、何軒かのほかの米屋さんと競合になった。
殺気立っていたように思う。それも若き日の思い出だ。
何軒か獲得して、その中の一軒に村田さんがあった。
彼はそこの子どもだった。

その後、時が経って、「喫茶輪」にやってきて常連になったのが今日の村田さんである。
フォークリフトマンとして日本盛に勤めていたのだが、お昼に定食を食べに来てくださっていたのだ。
もう30年以上になる。
その後、日本盛をやめてほかの仕事(運転手)についてからも「輪」に来てくださった。
彼はシャイな人でカウンター席に座ることはなかった。
いつもテーブル席で口数少なく、打ち解けて話すということはなかった。
なので、『コーヒーカップの耳』に、彼は登場しない。
さらに、勤め先も何度か変えて、そのうちうちの店に来られなくなった。
以来、会わなくなって十数年になるかもしれない。

妻が買い物から帰宅したとき、後ろからバイクでやってきた彼が声をかけたのだと。
「誰かわかる?」と。
妻はちょっと考えて「村田さん」と言ったと。
彼はにっこりと笑ったと。
もしわたしなら絶対に思い出さない。
なぜなら、ハンサムだった彼が、スキンヘッドのおじいさんになっていたからだ。
齢を聴くと68歳だという。
まったく変わってしまっていたのだから。
よくも妻は即座に名前が言えたものだと思う。

彼はわたしに「元気そうやねえ」と言う。
「いや、いろいろ病気をしたんやで」と言うと、
彼は、「俺は交通事故で」と。
送迎マイクロバスの運転手をしているというのだが、3年前に大きな事故を起こしたのだと。
市中バスに正面衝突したというのだ。
自分の居眠り運転だったと。
気がついたら病院。何カ月もの治療だったと。
よくぞ命があったものだ。
後遺症は残ったが、送迎バスの仕事は今もしているという。
不幸中の幸いだ。

「元気でね」といって別れたが、元気でいてほしいものだ。
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雪中梅

2023-09-22 13:53:23 | 喫茶・輪
『喫茶店文学傑作選』の常盤新平さんの所を読んでいてびっくりした。
《三省堂の地階にはレストランもあって、ひところ雪中梅を飲ませてくれた。》
この中の「雪中梅」
新潟の名酒です。
今はどうなんでしょう。あの頃入手困難なお酒でした。
「あのころ」というのは「喫茶輪」が大いににぎわっていた頃のこと。
もう20年以上も昔。村上さんという強烈な個性のお客さんがおられて、長距離トレーラーのオーナー運転手でした。
『コーヒーカップの耳』の中では「村中さん」で度々登場します。
その人が新潟方面に行った時にたまに買って帰って来られて飲ませてもらったのでした。
透き通った感じの美味しいお酒でした。
公の値段は一升瓶で1000円もしなかったのですが、その値段では入手できず、5000円以上だったと思います。
それでも入手困難のお酒。幻の名酒とも言われていました。
村上さんは、ほかにやはり新潟の名酒「越乃寒梅」も買ってきてくださったことが何度かあります。
これもプレミアがついて一万円ほどだったと思います。
その昔には田中角栄事務所が買い占めていたとのうわさがあったりしました。

すっかり忘れていたこんな話、「雪中梅」で思い出しました。
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久しぶりに「輪」の掃除

2023-08-04 15:56:07 | 喫茶・輪
明日はちょっと、人が集まることになってますので、久しぶりに店を掃除しました。
店といっても二年半前に廃業しましたけどね。



クーラーガンガンでやりましたが、アッツイです。



床にモップもかけましたので、フラフラです。
普段はわたしの書斎にしてますので、テーブルの上はグダグダ、片づけるのが大変でした。
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書斎兼応接室

2023-07-25 17:11:42 | 喫茶・輪


今日、珍しく「喫茶 輪さんですか?」という電話があった。
もう何年も聞かない言葉。
本で知ってと。
「店は廃業しましたが、今もそのままで、わたしの書斎兼応接室にしてます。よろしければ、おいでください」とお答えしました。
だけど、やはり辞めた店には入りにくいかもしれませんね。

『コーヒーカップの耳』 「喫茶・輪」の全てがここに。
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「画家 小倉恒子」

2023-07-10 18:08:22 | 喫茶・輪
今日届いた郵便物の中に未知の人からの封書が一通。
差出人を見ると「小倉恒子」とある。
なんとなく覚えがあるが…、と思って開封し、手紙を見て分かった。



「とつぜんのお便り失礼します。」と始まり、
「喫茶 輪様のブログに私の絵と記事が載っておりましてびっくりです。」とある。
そういえば思い出した。
この人の絵のことは何度も書いた記憶が。
手紙文を読むと、もう12年も前に「こうべ芸文美術展」と題して書いたブログのことだった。

手紙に「後日、機会を見て「喫茶輪」をおたずねしたいと夢見ています。」なんて書いてある。
申し訳ありません。「喫茶輪」は二年半前に店を閉じました。
でも、「それでも行きたい」と言って下さるのなら、扉を開けてお待ちいたします。
予めご連絡くださいね。



 ←クリック。
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住宅地図の「輪」

2023-06-20 07:28:02 | 喫茶・輪
住宅地図がテレビで話題になっていた。
そこで、うちにあるのを見てみた。



すると、うちの家は名前ではなく、「喫茶輪」になっていた。
もう廃業して2年半になるのに。
ま、いいか。

『コーヒーカップの耳』 「喫茶輪」を舞台に繰り広げられる人間ドラマの数々。
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広報誌「いぶき」の編集長ご来訪

2023-06-16 17:09:19 | 喫茶・輪
本日「喫茶・輪」にご来訪下さったのは、K馬さん。
妻も一緒に楽しく歓談させていただきました。
下記のyoutubeにご出演です。

編集長インタビュー(広報誌「いぶき」の紹介)①
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ひさしぶりのYさん

2023-04-19 20:20:52 | 喫茶・輪
歩いてきました。



2840歩でした。
昨日は3300歩でした。
徐々に増やす予定ですが、今日は減ってしまいました。
というのも、夕方に久しぶりのお客さんがあったのです。
「喫茶・輪」にお招きしました。
中に入ったYさん、「わあ、懐かしい!」と。
営業していたころはチョコチョコご来店でした。
おしゃべりに花が咲いて、時間が過ぎていました。
なので、ウォーキングの時間があまりなかったのです。

コメント (2)
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柳人と俳人

2023-03-23 17:54:01 | 喫茶・輪
今日は、拙書斎「喫茶輪」にお二人の文人が訪問してくださいました。
お一人は以前よりちょこちょこご来訪くださっている川柳人の中野文擴さん。
もうお一人は中野さんが誘って来られた、俳人の木割大雄さん。
木割さんとは初対面でした。
久し振りに文学面の刺激をいただきました。
木割さんから戴いた本、『木割大雄句集』(角川書店・2013年刊)です。

目の前で署名してくださいました。

いい字ですねえ。
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「輪」と菊の花

2022-12-07 17:34:23 | 喫茶・輪
「喫茶・輪」(2年前に廃業)の入り口脇です。



三本立ての菊にして大きな花を三つ咲かせるつもりだったのですが、育てる途中を横着してしまいました。



ついた蕾をそのままにしていましたので(どっちでもいいかとは思ってましたが)花がたくさんになりました。
これはこれできれいかな?
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