喫茶 輪

コーヒーカップの耳

前宝塚市長と杉山平一

2021-11-30 10:35:47 | 杉山平一先生
今朝の神戸新聞。



前宝塚市長の中川智子さんのことが大きく載っている。
聞き手として土井秀人さん。わたしも一度昔に取材を受けたことがあるような気がするが…。
リード文にこんなことが
《猛アタックの末に結婚した夫には、こう求愛した。「私は美人じゃないけど、かめばかむほど味の出るスルメのような女です」》
この中川さん、実は杉山平一先生の大のファンだった。しかし、それは杉山先生がお亡くなりになる直前のこと。
先生の最後の詩集『希望』が話題になった時にお二人は対談しておられる。
先生はこの時西宮のご息女のところにおられたが、住所は宝塚だった。その縁で。
中川さんは初めて会って話した杉山先生に一気に魅了され、先生の著書を読み始める。
しかし、直後に先生は急死。大変ガッカリされたのだった。
そのあと、宝塚で先生を「偲ぶ会」が催され、中川市長も出席し杉山先生を惜しむスピーチをされた。
もちろんわたし出席しました。
その時、先生の詩の朗読会もあって、主演は竹崎利信さんという劇団員。そしてその仲間が次々と先生の詩を朗読されたのでした。
因みに竹崎さんは昔、わたしの詩集『コーヒーカップの耳』を阪神尼崎駅前の「獨木舟」という喫茶店で一冊全部朗読というイベントをされました。その時、わたしは自分の詩の朗読を聞いて不覚にも落涙してしまったのを覚えています。
「獨木舟」は当時、尼崎で多くの文化人が集う喫茶店だったのです。
マスターの田中元三さんが詩人伊藤静雄のフアンで、店名は伊藤の詩「獨木舟」に因んでのもの。
その田中さんもお亡くなりになってしまって。

ああ、こんな話、書き始めたら、いくらでもつながって行く。とりとめのないこと書いてしまいました。
杉山先生の詩「希望」が、広報誌「たからづか」の表紙を飾ったことも。




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由良佐知子さんの表紙絵

2021-11-29 13:25:59 | 
表紙絵は由良佐知子さんの手になるものです。
彼女は詩だけではなく絵や版画もよくする人でした。

「火曜日」が終刊したあと彼女は「ア・テンポ」で書いておられました。
お贈りくださった梅村さんの話によりますと、彼女の表紙絵、「預かっていたのがこれで終わり」とのこと。
由良さんという女性は素晴らしい人でした。
わたしがこれまでに知った女性の中でもトップクラスの素晴らしい性格の人と言えます。
差別感が全くなく、すがすがしく爽やかで、あっけらかんとした性格の人でした。
そして、決して自分を飾ることなく、また身なりは、キチンとはしても変に着飾ることなく。
あんなに付き合いやすい女性は滅多におられません。
その人の詩作品がないのは少し淋しいですが。

赤坂恒子さんは「体内時計」というタイトルの俳句が16句です。
そのうちの4句。
  二の腕に冷や冷やといふ季来たる
  快き虫の時雨に濡れるかな
  裸木の指差す先の下弦かな
  夕映えに障子ほんのり色づきぬ


坂本久刀さんの詩「竜胆」。
 ”大峰山を源流とする”の一行に反応。昔、若い日には毎年大峰山に行者講の会計として登山していました。
  渓谷美、よくわかります。
 終連、 《 若き日の 故郷で見た 蝦夷御山竜胆は 立志の蕾を 鋭く研いでいた 吾の 巣立ちの色 》鮮やか。

山口洋子さんの「母をやめる」。なんと生きのいい詩か。きっぱりとしていて気持ちがいいです。

山本眞弓さんの「TOKYOー2020<Ⅰ>」。第一連、 ”あれは何だったのか あれこそ何だったのか” 印象的。

牧田榮子さん「誕生日」。”命日はきっとだれかが生まれた日です” にびっくり。当然のことなんですけどね。
わたしがびっくりしたわけは、今朝の新聞の「追想メモリアル」というページに、作家・坂上弘さん85歳が8月16日にお亡くなりになったと出ていたのを覚えていたので。8月16日はわたしの誕生日なのです。驚かされました。たしかに、命日は誰かの誕生日でもあるのです。

玉井洋子さん「正午」。 ”人影の途絶えた真昼間の こわさを知ったから” 印象的。

丸田礼子さん「時間」「眠れない夜」、ともに先日お贈りいただいた詩集『夕陽が背中を押してくる』に収録されているもの。「眠れない夜」には大いに共感しました。

田伏裕子さん「ランチョンマット」。”食べることは生きること まっすぐな目で 長い筒穴を見る子に 遥か遠くまで続く澄み渡る風景の中 いっぱいごはんを食べてねと願い” これ、わたしの孫たちへの想いに重なります。

梅村光明さん、「長崎煙景」の4編のうち、「駅」と「N市」。
←クリック。



わたしは野呂邦暢のものを読んだことがないのですが、読んでみたくなりました。

今村さつきさん「落ち葉の頃には」。 ”満蒙開拓団の訓練所だった植物園 ”に反応。満州開拓団のこと以前「KOBECCO」に書きましたので。

内田正美さん「男の所有する森」。”ひとりの男は液晶の中に取り残されて” に身につまされて。

梅村さん、ありがとうございました。楽しませていただきました。

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高島俊男さんのこと

2021-11-29 09:10:21 | 宮崎修二朗翁
徳島市の詩人、梅村光明さんからお贈りいただきました。



詩誌『ア・テンポ』60です。
詩作品のことはまた別に述べることにします。

梅村氏のエッセイ「向田邦子は俳句を詠んだか」に興味深い話がありました。
向田はわたしも大好きな作家で、その小説はすべて読んでいます。
ただ、俳句との関連は正直知りませんでした。
なるほどと思いながら読ませていただき勉強になりました。
ところで文中に「高島俊男」さんのお名前が出てきます。
高島さんは向田をお気に入りだったので。
その高島さん、今年4月5日にお亡くなりになられました。

高島さんの署名です。
わたしの店に来られた時のものです。
 

この本です。


家内に訊くと、どうやらこれは二度目の時に書いて頂いたものらしいです。
最初は宮崎修二朗翁とお二人で見えて、家内が言うには「腰に手ぬぐいをぶら下げて、暑いころ」だったとのこと。
この署名は12月なので、鈴木漠さんもご一緒の時です。
ところで、梅村さんの記述です。
《因みに高島俊男氏は兵庫県相生出身で、週刊文春に連載された漢字の語源紹介エッセイ『お言葉ですが』で知られた方で、私は井伏鱒二の『厄除け詩集』は井伏のオリジナルではなかったことを書いた一文に、多くを教えられたことを思い出す。》
ここ、もうちょっと詳しく…と思うのはわたしの欲でしょうか。「因みに」ですからねえ。
実はこの井伏の『厄除け詩集』のパクリ?問題の発端は、わが宮崎修二朗翁だったということ。
拙著『触媒のうた』に書いてるのですがねえ。
日本文学史上に記されるべき大事なことをわたしはたった一行にしか書いてません。反省。
曰く
《井伏鱒二の訳詩のタネ本を最初に見つけたのが宮崎翁だったのだ。》
この前後に詳細を書いてはいるのですが。
このこと、大岡信氏にも宮崎翁は教えてあげておられます。
そして大岡氏は毛筆巻紙の丁寧な礼状を宮崎翁に書いておられます。その書状、わたし持ってます。
その話は井伏研究家の寺横教授にも伝えられ、学説として定着しました。
みんな宮崎先生の発信からのことだったのです。
その寺横教授が4年ほど前にお亡くなりになった時、出久根達郎さんからわたしに「寺横教授もお亡くなりになりました」とお手紙に書いてくださったのでした。
この話、わたし、頼まれれば一時間でも話せます。
梅村さん、ごめんなさい。ケチをつけるつもりではないんですよ。
ちょっと宮崎翁のことも知って頂きたくて。
『触媒のうた』、今、古書価格が徐々に値上がりしてきてますが、わたしのところにはまだあります。どうぞ、お求めください。
文学好きの方が読んで失望することのない本です、とわたしは思っています。
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読書会、無事終了

2021-11-27 16:49:23 | 杉山平一先生


「兵庫県現代詩協会」主催の読書会のチューター役、無事に務めてきました。



二時間のうちわたしの持ち時間は一時間。
残りは質疑時間です。
時間が余ったら不細工なので、材料を十分に用意して行きました。
するととても時間が足りませんでした。
予め司会者には30分のオーバーを認めてもらっていましたので、一時間半ぐらいで終えました。
でも、話したいことは残ってしまいました。
まあ、仕方がないですね。

ありがたかったのは、「火曜日」同人仲間だった人たちが来聴してくれたこと。
高橋Fさん、福岡さん、北野さん、黒住さん、芦田さんなど。
心強かったです。
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『夕陽が背中を押してくる』

2021-11-26 15:25:13 | 
詩集『夕陽が背中を押してくる』(丸田礼子著・澪標刊)をお贈りいただいた。



丸田さんの詩集はこれまで読んだことはなかった、と思う。
20年ぶりの本、ということで、もしかしたら昔に読ませていただいているかもしれないのだが。
第一詩集が1983年というからもうベテランの詩人だ。
表紙の通りの穏やかな作風といえるだろう。性急ではなくゆっくりと言葉が流れる。
巻頭詩。
←クリック。
「白いレースたち」です。
「白いレース」ではないんですね。そこには意味があるのでしょう。
過去からの風が、あるいは過去への風がゆっくりと吹いているような。
このあと繰り広げられる詩の世界がなんとなく予感できるような。そんな詩。

これは三篇目。「こぼれる秋」です。

情景がじんわりと染み入ります。過去と未来の狭間で。

中には速度感のある詩もあって、変化を楽しめます。
「前列3番目」という詩の第一連はこうです。

  振り下ろす撥の
  轟音に 胸から
  跳び出すインパラ
  草原の 群れ
  全力疾走
  光の気圧


「胸から」というのがちょっと解りづらいのですが。

そしてわたしが印象的に感じたのは「寒い季節」。
「数式」という言葉が出てきて、「素数」というのも。
今丁度、小川洋子さんと藤原正彦さんの数学に関するものを読んでいるので興味を惹かれました。
丸田さんも数学がお好きなのか、ほかの詩にも数式が出てきたりしています。
「2017も素数である」なんて面白い。これは2017年に作られた詩なのかな?

終りに近い作品、「眠れない夜」を描いた作品には共感しました。不眠の夜をこのように書ける技はさすがベテラン詩人です。

そして巻末の「完結」。

まだまだ完結といわずに書き続けてください。
ところで本のタイトル、「夕陽が背中を押してくる」ですが、夕陽に向かってるわけではないんですね。
夕陽に背を向けて、朝を目指しているのですね。

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『花のなごり』

2021-11-25 08:43:08 | 出久根達郎さん
昨日贈られた本のうちの一冊。



出久根達郎さんの『花のなごり』(養徳社刊・2500円+税)です。
468ページもある大著です。

見返しに、こんな識語署名が。

うれしいですねえ。ちゃんとした毛筆で書いてくださっています。
出久根さんは、23年前にわたしが私家版で『工場風景』(30部限定)を出した時に、杉山平一先生から紹介を受けて以来のお付き合いです。
その杉山先生の話をある会で近々することになっています。
あ、そうだ。出久根さんには拙著『触媒のうた』に帯文を提供していただいたのでした。
いい縁をいただいています。杉山先生のお陰です。
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準備がやっと

2021-11-24 09:46:54 | 杉山平一先生
子ども相手のおしゃべり(将棋教室)は再開しているのですが、
大人のひと相手は久しぶりです。もう二年以上もしていないですね。
今回は最初、「小野十三郎さんについて話して下さいませんか」と依頼を受けたのですが、
「それはできません。小野さんのことはそれほど知りませんので」とお断りしました。
小野さんについては、拙著『触媒のうた』で触れてはいますが、お会いしたのは一度だけ。
それも個人的に会ったのではなく、講演をお聞きしただけでした。
それでやれやれと思って、「足立先生や杉山先生ならともかくも」と言ってしまったのです。
すると、「それじゃ、杉山さんで」ということになってしまいました。
あらら、要らぬことを口走ってしまいました。
ということで杉山平一先生のことをおしゃべりする羽目になった次第です。
まあ、内輪での催しですので、少人数になると思ってました。しかも私の話なんか聞きに来る人がそんなにいるわけがないので。
でもわたしは三人でも五人でも、一生懸命にお話しするつもりでした。
ところが、担当者さんからの電話によると、思いのほかたくさんの参加があるようです。

準備は進めていたのですが、まだまだ日にちがあると思っているうちにその日が近づき、
やっと昨日今日で資料が整いました。

一時間ということですが、これで体調さえ損ねなければなんとかなるでしょう。
ちょっとホッとしています。


『コーヒーカップの耳』おもしろうて やがて哀しき 喫茶店
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もうお一人の百四歳

2021-11-23 16:29:51 | 完本 コーヒーカップの耳
今年も次々と年賀欠礼のハガキが舞い込む季節になりました。
その中で昨日は「百四歳で」というのがありました。
驚くなかれ「百四歳」、今年二枚目です。
一枚目は『KOBECCO』9月号に「百四歳の人」と題して書いた人、竹本忠雄さんです。
そして二枚目は『完本コーヒーカップの耳』に「鹿塩豊さんのこと」(182ページ)と題して載せた、鹿塩さんのお母さんでした。
豊さんは2000年に56歳でなくなったのでした。若すぎました。
お母さんは短命だった豊さんの分を長生きされたのだ。
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90歳 連続縄跳び100回の人

2021-11-23 09:55:58 | 文芸
昨日の神戸新聞、読者文芸欄の川柳の部、特選に、島村美津子さんが。



この島村さんのこと、『KOBECCO』6月号に書かせていただいてます。https://kobecco.hpg.co.jp/60192/
凄い人です。
連続縄跳び100回の人。
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『多島海』40

2021-11-22 15:34:36 | 
『多島海』40号をご恵送いただきました。



「Poem&Prose」とあります。
詩と散文ですね。
B6版の小ぶりな冊子です。ページ数も40ページと多くはありません。
その中に質の良い言葉が並んでいます。

松本衆司さんの「高校三年最後の学習材『無常ということ』の教材資料として・三」というのが興味深かったです。
松本さんは高校教師なのでしょうか?
正に教材資料なのです。
評論家、小林秀雄の『無常といふこと』についての授業なんですね。
9ページにわたって書かれていて、魅力的な授業に思えます。
高校でこんな授業が行われるのだったら、わたしは高校に行きたかったなあ。
因みに、うちにある小林秀雄の直筆署名です。



昭和30年1月に書かれたもの。
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今日の酒蔵通り

2021-11-21 16:16:15 | まち歩き
今日の札場筋の公孫樹並木です。酒蔵通りとの交差点。
いい色になってきました。



図書館までゆっくりと歩いて4500歩。
さっさと歩くと4000歩なのですが。

帰り道の酒蔵通り。
また一つ新しいマンションが建ちました。



「酒蔵通り」と名前を付されています。
「リバーガーデン西宮 酒蔵通り」です。
もうあと二戸しか残ってないそうです。
5000万円以上もするのに西宮は売れるんですね。
しかし、「リバーガーデン」だなんて、近くに川なんかないのに。
と思ったら、狭い緑地の中に3メートルばかり水の流れが作ってありました。
笑えました。
この道に「酒蔵通り」とわたしがネーミングしたのはもう三十年以上も昔のこと。本来の酒蔵は殆どなくなってしまい、「酒蔵通り」と名前を付されたレストランやマンション、介護施設などばかりになりました。
こんなに変わってしまうなんて。
日本酒が売れなくなってしまったせいですね。


『コーヒーカップの耳』(今村欣史著・朝日新聞出版)
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この二日

2021-11-20 18:11:27 | 日記
昨日は少々ややこしかったです。
PCの調子が悪くて、お助けマンのA居氏に往診してもらいました。
結構時間がかかって夕方まで。
お陰様で治癒いたしました。
その後、北口の「兵庫県立芸術センター」へ。



「ひょうご日本歌曲の会」コンサートを観に。



清らかな声を堪能してきました。
帰り道、満月がきれかったです。


今日は「宮水ジュニア・将棋講座」でした。
今年度後期の第一回。
鳴尾の学文公民館。
前期は限定10人でしたが、今回は定員20人でのもの。
これでやりやすくなりました。
久しぶりに大勢の子どもを相手に話すと、力が入って、快い疲れが残りました。
写真は時間前の教室です。

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切手のない手紙

2021-11-16 15:36:57 | 日記
高校生になる孫に手紙を書いて、ポストまで歩いて行って投函した。



すると、投函口になにかが!
ステンレスの蓋に切手が貼りついている。



わたしが投函した手紙の切手ではない。
どうやら、誰かが投函するときにその手紙からはがれて、そこに貼りついたのだ。
前の人とは限らない。
何日か前だったかもしれない。
いや、昨日もわたしはこのポストを利用したので、それ以降のことだろう。
その手紙はどうなったのだろう。
差出人に返されたのだろうか?
「料金不足です」のスタンプが押されて。
今頃差出人の元へ帰っているのではないだろうか。
受け取った差出人はどう思うだろうか?
切手は貼ったはずなのに、なんで?と。
もし、大切な便りで、早く届かねばならない手紙だったら、と想像すると、気の毒な気がしてくる。
きっちりと貼らなかったのが悪いと言えば悪いのだが。
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久しぶりのコンサート

2021-11-15 08:23:42 | ブルーグラス


昨日は久しぶりに、本当に久しぶりにカントリー・ブルーグラスのステージを観てきました。
神戸元町、生田文化会館、大ホール。神戸市主催だからでしょうか入場券安すぎでした。

席は間隔を取ってのコロナ対策。
しかし、用意された席は満席。大いに盛り上がりました。
間に15分の休憩を挟んで、正味二時間、アンコールを含めて全26曲、メッチャ楽しかったです。
バンドマスターの稲葉和弘さんは、東京大阪で活躍、日本有数のブルーグラッサー。
ライヴハウスより、このようなステージが似合う人。
「二年ぶりのステージです」とおっしゃってました。



わたしがフアンのH・Iさんもバンジョーで参加。
そして一曲、得意の「Zentle On My Mind」をリードボーカルで聞かせてくれました。
至福の時間を過ごしてきました。

タクシーを使わず、歩いて歩いて、帰ってきたら約7500歩になってました。
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店じまい

2021-11-13 11:58:49 | 喫茶・輪


『難度海』の中にこんな詩がある。

   「囁き」
店じまいは
なるべくひとにめいわく
かけぬ時機になされと
なむ如来さまは
私に囁いてくださる


「喫茶・輪」は昨年末に閉めることを決めたが、どうだったのだろう。
早すぎたのか、遅すぎたのか。
わたしには如来さまからの囁きは聞こえなかった。
いや、聞こえていたのかもしれない。
聞こえたのだろう。
きっと聞こえたのだ。
「もう、この辺りがギリギリ退き時だよ」と。
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