掃除三昧の一日。
手が荒れて、つま切れで痛い痛い!
でも正月にちょっと休めば、またすぐ元通りになるでしょう。
『KOBECCO』新年号が出ました。
わたしの連載エッセーは第87回。今回は「千村克子」と題して書いている。
題字の「千村克子」は明石の書家、六車明峰氏の手になるものです。
元タカラジェンヌの話である。話は次号につづく、としている。これを書いた時は、あと1回、2
月号で書き終えるつもりでいた。ところがその後、新しい情報が入って来て、たぶん3月号ま
で書かなくては終われない。もしかしたら4月号まで。
この千村克子さんが参加した、昭和13年から14年にかけての欧州公演は、岩淵達治さんに
よって、『水晶の夜』という小説になっていることが分かった。しかも、つい先ごろ、11月に、
「劇団東京ミルクホール」によって東京で舞台にまでなっていたのだ。で、小説を入手して読
んだ。ところが、この岩淵氏の小説は、上層部の記録などを元に書かれていて(二人の劇団
員からも直接取材はしておられるが)若き劇団員の目線ではない。
1月号『KOBECCO』では触れてないが、彼女には、この公演旅行の詳細な日記があったの
である。それを偶然入手したわたしは、読んでみて驚いた。21歳の若きタカラジェンヌの目線
である。いわば庶民の見た、ドイツ、イタリアである。
後は、ここには今書けない。『KOBECCO』をお読みください。
『KOBECCO』は神戸の主な書店、西宮では北口アクタのジュンク堂で販売されてます。
もちろん「輪」でも読めます。