「宮っ子」用海版の編集長、葛馬さん来。3月号のゲラを持って。
話の中で、葛馬さんのパソコンが故障しているとのこと。
それなら、編集委員の一人、新居さんが、名医だとお教えする。
彼女がお帰りになった後に、その新居さんが来。
で、彼女に連絡をとって、早速往診に。
実は、葛馬さん宅には、西宮海清寺の名僧、南天棒の墨跡があるというので、一度見せて頂きたいと思っていたのだった。
ということで、わたしもついて行った。
玄関には、菅原洸人画伯の絵画が。
これはオシャレな水彩画。
階段の途中には素晴らしい10号の油彩画。
お座敷に入れて頂いた。
これは襖絵。日本画です。ちょっとピンボケでした。
さて、南天棒の墨跡。六字名号です。
↓これは襖。
生の南天棒の墨跡はわたし、初めてでした。力があります。
他にもいい日本画が。
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素晴らしい色紙、短冊なども無数にあった。
これらの軸物はこの桐のタンスに収納されている。古いものですが、いい仕事してました。
さすがに西宮の旧家です。
別の部屋にはこんな絵も。生きのいい馬の絵です。
葛馬という名字に因んで入手されたのだと。
もっともっとたくさんの作品を見せて頂いた。
また、どこに収蔵したか分からなくなっている物もあると。
南天棒の扁額もあったが、地震で破れて、これもどこになおしたのか行方不明と。
見つかったら又見せて頂くということに。
因みに南天棒の墨跡の現在価格。
http://www.kihindo.jp/koten/0607.html
南天棒さんは、寺の財政のために求めに応じ無数の揮毫をしたらしい。で、この値段なのだろう。思ったより安い。
ものの本に南天棒さんはある時、「揮毫屋になったようだ」という意味のことを語ったとある。
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さて、問題のパソコン。
新居さんが診断中。
結局、今日は診断のみで、明日改めて治療を施すことに。