喫茶 輪

コーヒーカップの耳

宮崎先生の形見

2020-05-31 16:29:36 | 宮崎修二朗翁
宮崎修二朗先生のご子息夫妻がお見え下さった。
先生の形見の品を持って。


『日本国語大辞典』の第二版。
ご生前に何度も言って下さっていた。「ぼくが死んだらもらってください」と。
もったいないことです。
先日、千葉の野田から送って頂いた俳句誌「軸」のバックナンバーにこんな箇所がある。
宮崎先生が書いておられる連載エッセイ「ことばスクランブル」第97回から。
←クリック。
《喉から手が出るほど欲しい『日本国語大辞典』の第二版も買えないってわけだ。》とある。
これを書かれたのは十数年前だが、その時第二版はまだお持ちでなかったのだ。
その後購入されて、それまで持っておられた第一版をわたしがいただいたのだった。
だから今、うちには『日本国語大辞典』が二セットある。
さて…。
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西宮図書館の『コーヒーカップの耳』

2020-05-31 07:59:41 | 完本 コーヒーカップの耳
兵庫県の多くの図書館は『完本コーヒーカップの耳』を入れて下さっています。
予約待ちのところも多いようで、ありがたいですね。
特に今、尼崎、神戸、芦屋などで多くの人が待って下さっているようで。
ところが地元中の地元、西宮図書館は入れて下さってないんですよね。
昔の『詩集・コーヒーカップの耳』はあるんです。
だから、そちらの方が借り出されています。
申し訳ないことで。
お買い上げいただけたら一番いいんですけど。

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ラジ関出演

2020-05-28 19:32:06 | 完本 コーヒーカップの耳
ちょっと恥ずかしいですけど。
「まっことラジオ」
『完本コーヒーカップの耳』の話などしてます。
スタジオでちゃんと話したかったですけどね。
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一時営業

2020-05-28 12:17:18 | 完本 コーヒーカップの耳


今朝、内緒で一時間ばかり店を開けました。
といっても「休んでます」の表示はしたままです。
ちょっと外の空気を入れたくてね。
扉は開け放し。強力換気扇を回して。
アルコール消毒液置いて。

二人のお客さんがありました。
ほぼ二か月ぶりです。
そしてお一人、表まで来られて、そこで用件をすませました。
その人、ご主人がときに認知症の症状が出るとのこと。
ところが今、拙著『完本コーヒーカップの耳』を読んでおられると。
「面白い」と言って。
これはありがたいことです。
初期とはいえ、認知症の人の頭脳をも刺激しているということで。
そしてこの人、もう一冊、知人にプレゼントするために朝日新聞販売所に注文して下さっていると。

次、いつ店を開けるかは分かりません。
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「文学雑誌」休刊

2020-05-28 07:46:19 | 杉山平一先生
今朝の神戸新聞「同人誌」欄。
神戸新聞さん、借用お許しを。
←クリック。

例によって野元正さんの的確な評が載っていて、終わりに74年間続いた「文学雑誌」が91号で休刊となることが書かれている。
《創刊同人は錚々たる藤澤桓夫、織田作之助、長沖一。他に井上靖、庄野潤三、杉山平一、小野十三郎らが寄稿している。》

「喫茶・輪」の杉山平一コーナーには2冊の「文学雑誌」が架蔵されている。

杉山平一追悼号と次の89号。
89号には杉山先生のご息女が先生の思い出に関することを書いておられる。

『完本コーヒーカップの耳』
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8の会の詩人たち

2020-05-27 15:10:35 | 足立巻一先生
先日「街の草」さんの表の本の山の中にあった古い「神戸っ子」5冊だが、

その中のこれは1978年10月号。

小磯良平さんの絵が素晴らしい。

こんなページがありました。
←クリック。
「8の会」と「8若の会」開く。
神戸の文化界が元気だったころなのでしょう。
そして、左上の写真です。

正面にビールのジョッキを持った足立巻一先生! その右には竹中郁さん。そして右端横顔は杉山平一先生でしょう。
足立先生の一人おいて左は小島輝正さんかな?
左手前から二人目は鈴木漠さんでしょうか。
ほかにはどなたがおられるのでしょうか?
このころの神戸の詩人たちは華やかですねえ。

お勧め本『完本コーヒーカップの耳』
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鈴木漠さんのプロポーズ

2020-05-26 11:17:12 | 神戸っ子
先日「街の草」さんで入手した40年ほども昔の『神戸っ子』(1979年9月号)。

おもしろい記事を見つけました。
鈴木漠さんの若かりし頃の。


プロポーズの言葉が載ってます。


須磨の水族館で、「手鍋提げてやってこない?」ですって。

ところでご結婚が昭和36年の5月!
そのころわたしは、わたしの人生の大きな分かれ目にいました。
父親が手術をして入院中でした。
わたしは17歳。
米屋を頑張っていました。
そして6月3日に父親は死んだのでした。
その時漠さんは新婚さん。
わたしは父の後を継いで、日本一若い米屋の大将。
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「ア・テンポ」57号

2020-05-25 16:14:09 | 
「ア・テンポ」57号をお贈り頂いた。
表紙絵は由良佐知子さん。素晴らしい人格者だったが昨年お亡くなりになってしまった。

その人の絵を使って下さっていてうれしい。
同人の方々はみな優れた詩人で、発表されている作品もレベルの高いもの。
わたしのような浅学のものには読みこなせません。
その中で梅村光明さんのこの作品。

おもしろいですねえ。いや、面白いなんて言ったら誤解を招くかもしれません。
次のページの「押韻の黄昏」とともに梅村さんの蓄積された文学的素養のなせる技です。
わたし恥ずかしながら「大菩薩峠」を読んだことがありません。
しかし、これ読ませていただくと読んでみたくなりました。

追記(5月26日)
 上に、《わたしのような浅学のものには読みこなせません。》と書きましたが、この後を読んでない段階でのことでした。
後半を読ませていただいて、わたしにも理解できる作品が並んでいました。内田正美さん、坂本久刀さん、田伏裕子さん、今村さつきさん、牧田榮子さんなど、心地よくなじめました。
失礼しました。
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『歩こう知ろう西宮』

2020-05-25 08:25:59 | 本・雑誌
昨日武庫川の古書店「街の草」さんで求めたうちの一冊。
『歩こう知ろう西宮』(西宮観光協会・昭和52年発行)。

表紙絵は河野通紀さん。
この本、わたし知りませんでした。

巻頭の「発刊によせて」を西宮観光協会会長の奥五一さんが書いておられます。
←クリック。
甲山の頂上から眺めた西宮の風景が描かれています。
残念ながら今では見られない風景です。
成長した雑木によって視界が全く閉ざされているからです。
この奥五一という人、当時西宮市長でもありました。
ところが任期途中で病気により逝去され、
以来西宮の市長選挙は統一地方選挙から外れた年に行われることになり、いまだにそれが続いています。

掲載されている写真と絵がいいですねえ。
この写真もわたしは初めて見るものです。

絵も須田刻太さん今竹七郎さん中川久一さんなど当時の西宮在住の有力画家さんが描いておられます。
知ってるものもありますが未見のものが多くて。
興味深くて懐かしいです。

これは土岐国彦さんによる酒蔵ですが、どこでしょうねえ?

なんともいえない懐かしさがあります。
ほかにもカラー絵を含めいっぱい載ってます。
文学案内は西宮の定番、南野武衛さんによるものでしょう。
広告のページにも今は無き当時の人気店が載ってます。
「はり半」、「葉竹」、「つるや」など、懐かしい。
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「街の草」さんへ

2020-05-24 16:51:00 | 新型コロナウイルス
緊急事態宣言が出てから市外へ出ることはなかったのですが、
今日初めて出ました。
行くところはやはり古書店さん。
やってはるかなあ?と思いながら、角を曲がると、本の山がありました。

「街の草」さんです。

久し振りに古本マニアの高橋さんにもお会いしました。
そして数冊の古本を求めました。

葉室さんの文庫本のほかの古いものはちょっと楽しみ。
40年も昔の、懐かしい写真や絵があります。

お勧めの本です。『完本コーヒーカップの耳』
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扉野良人さんの大叔母の日記

2020-05-24 07:37:14 | 新型コロナウイルス
今朝の神戸新聞、一面トップ。

神戸新聞さん、紙面写真お許しを。
読んで行くと「徳正寺」が出てくる。
あれ?と思って読み進むと「扉野良人」さんの名が。
そういえば最近の扉野さんのブログを見ていたら、古い日記のことをよく上げておられた。
《日記帳は2017年、野田さんの弟の孫にあたる同寺住職で詩人の扉野良人さんが境内でみつけた。》
とある。ということは、日記の主は、扉野さんの大叔母さんですね。
扉野さんですが、一度「輪」にご来店いただいています。

お勧め本『完本コーヒーカップの耳』
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「ヨイフーフの日」

2020-05-23 07:46:00 | 新聞記事
神戸新聞の「発言」欄をわたしはいつも先ず斜め読みします。
そして気になるワードが眼に入ればちゃんと読んでみます。
今朝はこの「金婚の年を迎えたけれど…」に注目しました。
神戸新聞さん記事拝借お許しを。
←クリック。
「4月22日」という数字に反応しました。
実は私たち夫婦も4月22日が結婚記念日なのです。
ここに書いてあるようにわたしたちも「ヨイフーフの日」と語呂合わせしていたのでした。
でも今は「11月22日」の方が注目されていますね。「イイフーフの日」として。
でもわたしたちは「ヨイフーフの日」なのです。
この投稿を読んで、そうか、わたしたちは来年金婚式か、と思った次第。
あっという間でしたね。

お勧め本『完本コーヒーカップの耳』
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NHKラジオ放送延期のお知らせ

2020-05-22 11:06:06 | 完本 コーヒーカップの耳
「次はNHKで。」と題して4月25日に書きましたが、予想通り延期になりました。

新しく予定された日程です。
  木津川計さんによる【NHKラジオエッセイ】の時間。
第一回目 6月17日(水)午後4時半~
第二回目 6月24日(水)午後4時半~

このご時世ですので、これもまた延期になる恐れがあります。
『完本コーヒーカップの耳』を木津川さんが紹介、朗読してくださいます。
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「宮崎修二朗翁と落合重信師のこと」

2020-05-22 09:12:11 | 宮崎修二朗翁
「歴史と神戸」誌340号に書かせていただきました。
「宮崎修二朗翁と落合重信師のこと」と題して。

←二段階クリックで。



「編集部から」と名付けて大国正美さんが助けて下さっています。
ここにも宮崎翁の文章が引用されているのですが、それがいかにも宮崎翁らしくて感動を呼びます。
おかげで、重厚なページになりました。
大国さま、ありがとうございました。

お勧め本。『完本コーヒーカップの耳』
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こうのとり9号打ち上げ成功!

2020-05-21 08:22:38 | 
こうのとり9号機搭載 H2Bロケット9号機 打ち上げライブ配信 H2B rocket No. 9 launch live broadcast  May 20, 2020  17:31:00(GMT)


現在中三になる初孫の名は「滉(こう)です。
なので「コウノトリ」は「滉の鳥」です。
こんな詩があります。

因みに、抑えている文鎮は、滉の母親が中学生の職業家庭の時間に作った物です。
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