喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「いちゃりばちょーでー」

2024-11-30 16:09:40 | アート・文化
尼崎まで行ってきました。
 
 
 
 庄下川。先日観た映画「あまろっく」に出てきた川です。
 
尼崎は西宮の隣ですが、また少し違った文化があります。
 
 
アルカイックホール・オクト。
 
「いちゃりばちょーでー」という琉球舞踊の舞台。
 
 
琉球太鼓は以前見たことがありますが、舞踊は初めて。
 
思っていたよりスローな踊りだった。まるで太極拳のような。
 
衣装がきらびやか。
 
チケットは柳人の中野さんに頂いたもの。
初めての体験させて頂きましてありがとうございました。
 
今日はほかにも気になるイベントがあったのですが。
 
用海公民館では岡本先生による、兵庫の歴史ばなし。
 
そして夙川のフォートワースでは、息子も出演するブルーグラスのライブ。
 
体が三つ要ります。
 
 
 
『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。 今なら本屋さんでも買えます。宮脇書店ダイエー西宮店(浜松原町)のノンフィクションのコーナーに有ります。
 
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古い雑誌『きりん』

2024-11-30 10:43:58 | 本・雑誌
昭和30年代の雑誌、紙質も悪く、触っていたらページが千切れてしまって修理したりしながら調べています。
 
 
中から便箋が一枚。
 
そうか、これらの雑誌はあの古本屋さんのご好意だったのか。
9年も経ってから役に立てさせていただきます。ありがとうございます。
 
 
『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。 今なら本屋さんでも買えます。宮脇書店ダイエー西宮店(浜松原町)のノンフィクションのコーナーに有ります。
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兵庫県知事

2024-11-29 11:18:49 | 本・雑誌
今読まねばならない本はたくさん溜まっているのだが久しぶりに『知事の手帳』を手に取った。
 
 
昭和33年に出た「のじぎく文庫」第一号の本である。
 
著者は文人知事と呼ばれた阪本勝。
 
コウノトリを保護したり、電気がまだ通じていなかった但馬の奥地に電気を通したり、いつも弱いものに目を注いでいたという印象がある知事さん。
初めの方の随筆にこんなことが書かれている。
 
《動物園は人間をほんとうの意味のヒューマニストにしてくれる。人間の高慢心や自尊心をたしなめて、なんじ自身を知れと教えてくれる。
(略)
動物園は教える。……せっかく全身から毛のなくなった人類じゃないか。喧嘩はやめろ、殺し合いはやめろ、戦争はやめろ。どうしてもやりたいなら、毛生え薬を買ってこい、と。早春のある日、神戸市立動物園のベンチにもたれて、私はこんな空想にふけった。きさらぎの空は青々とさえわたっているが、人間が良識と叡智にむかって、進化をつづけているような兆候はあまり見られない。知事室の憂鬱はこの辺から生まれてくるのであろう。》
 
昭和30年代の県知事と今の知事さんとは、比べられないが、考えさせられます。
 
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用海小学校タイムカプセルの件

2024-11-29 09:35:11 | 用海のこと

昨日、用海小学校校長先生から電話。

昔、花壇に埋められたタイムカプセルの行方について教えてほしいと。昭和54年度卒業生だと。因みにわたしは昭和30年度卒業生だ。

なんでわたしに?と思ったら、「Mさんが今村さんに訊けばわかるかも」とのこと。

たしかにそんな話はあった。新校舎建設に伴い旧校舎が解体される時に掘り出されたという話。

今ごろそんな話?と思ったが、恐らくその時の児童がその後転居して、連絡がつかずタイムカプセルの掘り出しを知らなかったのだろう。

そして、久し振りにやって来てみたら、校舎が建て替わっており、埋めた歌壇もなくなっていて、「あのカプセルはどうなったのか?」となり、学校に尋ねてきたと。しかし今の校長先生が知るわけなく、また学校沿革誌にも記載されていなかったのだろう。

そこで、用海の長老、「今村さんに訊けば」と。

こういうことなら、多分「宮っ子」に載せているだろうと思い、「しばしお待ちを。調べて後でお知らせします」と電話を切った。

先ずネットの「宮っ子」のHPを開き、その時期、平成22、3年のころを調べてみる。

するとあった。先ず「カプセルを移設するか開封するか」の意見募集のお知らせが何度か載っていた。

そして、平成23年3月号に、前年、平成22年11月28日に同窓生50人と当時の担任教師などが集まって掘り出して開封した記事が。

それを元にわたしが所持する「宮っ子」の現物ページ探し出しコピーした。

その時の世話人の電話番号も載っている。その時に参加した卒業生には掘り出した記念物を手に出来ただろうが、連絡がつかなかった人の物はどうなったのか?そのことを知っているのは当時の世話人。その人、Dさんの電話番号も載っている。これで一件落着。校長先生喜ばれた。

この件、たしか新聞記事にもなったと思う。なので、平成22年11月29日付けの神戸新聞を調べれば載っているだろう。古い新聞の現物が西宮図書館にはある。

 
 
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『かげ日なた』17号

2024-11-28 14:08:49 | 本・雑誌
姫路の古書店「あまかわ文庫」さんからお贈りいただきましたフリーペーパー『かげ日なた』です。
 
 
今、読まねばならない本たくさんあるのですが、これはページ数も少なく、内容も軽そうなので先に読ませてもらいました。30分もかかりません。
 
みんなコーヒー飲みながら読んだら良さそうな文章です。軽い味わいのもの。
 
ところが、最後の清水裕也さんの「古本屋の椅子」は、短い文章ですが内容が重かったです。人生の中でこんなことありますよね、というような話。
 
おざきさん、ありがとうございました。
 
追記 
今日の神戸新聞夕刊を見ていたら、上に上げた『かげ日なた』に執筆してはる窪田泰子さんが書いてはる記事が載ってました。
偶然でした。
 
 
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『紀国の徳人』

2024-11-28 09:34:39 | 出久根達郎さん

出久根達郎さんの新著『『紀国の徳人』と『布衣の農相』』(出久根達郎著・藤吾堂出版・2024年11月30日刊)1500円を読んでいる。

この中の『紀国の徳人』の部分を読んでいるのだが、難しい。しかしすごく勉強になる。

初めの方に1999年に美智子皇后がおっしゃった言葉が紹介される。

《子供のころ教科書に、確か『稲むらの火』と題し津波の際の避難の様子を描いた物語があり、(後略)》

この稲むらの火の主人公が濱口梧陵なのだが(物語では五兵衛)、わたしはこの話、単純に考えていた。

単に稲むらに火を点けて津波を村人に教え救った話だと。

ところが実際はもっともっと話は複雑だったのだ。

実在の人物、濱口梧陵のことを出久根さんはいろんな書物を渉猟して書いておられるのだが、これが大いに勉強になる。

濱口梧陵は幕末から維新にかけての人。私財を次々と投げうって世のため人のために尽くし続ける。この続けるところが常人ではない。

これまでこの人のことを本格的に書いた伝記はないとのこと。

なので、出久根さんはあらゆる文献を細かく当たっておられる。

これは万巻の書を読んでこられ、しかも内容を細かく覚えておられる出久根さんにしか書けないものでしょう。

梧陵自身が書いたものも極端に少ないのだと。だから、彼に所縁のある人(勝海舟や福沢諭吉など著名人も多い)の文献から探し出して来て繫いでおられる。これはこれまで誰もやっていない凄いこと。終りの方にこうある。

《最初に述べたが、梧陵には未だ本格的な伝記が編まれていない。唯一あるのは『楚人冠全集』の第七巻「濱口梧陵伝」のみである。これとて不備多く、不明な部分が目につく研究書である。たとえば梧陵の家族構成や動向にはほとんど触れていないし、(夫人の名すら明記していない)、》

これは出久根さんが本格的な濱口梧陵伝を書くしかないですね。今読んでいるこの本だけでも結構詳しいが本格的なものを待ってます。出久根さん、どうかお元気で。

 

『触媒のうた』出久根さん推奨の本。

 

 

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映画「あまろっく」

2024-11-27 16:51:18 | 映画

アミティーホールへ。

映画「あまろっく」を観てきました。

メッチャ楽しかったです。たっぷり一時間59分。

映画館で何度も声を出して笑うなんてことは先ずありませんが、この映画には参りました。

主演の江口のりこさんの上手さに舌を巻きました。あの役は彼女にしかできないでしょうね。

それから、佐川満男さんが渋い役で出ておられましたが、これが最後の映画だったのでしょう。

佐川さんのサイン本、二冊あります。

いい役者さんになっておられましたが残念です。

 

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生放送でタメ口

2024-11-27 09:11:30 | 杉山平一先生
昨日夕方、「さくらFM」生放送出演でしたが、出かける時には激しい雨でした。
いつもなら徒歩で行くのですが、車にしました。
さくらFMのビルの駐車場にと思いましたが、いっぱいで停められません。
狭い駐車場でしたので、Uターンに気を使いました。雨降りの夕闇は運転しにくいです。
仕方なくコープデイズの駐車場へ。久しぶりです。何年も利用してませんでした。
この駐車場からさくらFMへは二階から渡り廊下で繋がっているので傘は要りませんでした。
 
さて、その番組ですが、録音をディレクターの岡氏がCDにして帰りに手渡してくださいました。
  帰宅して聞いてみました。
準備していたことはほぼ話せていたように思いました。
ただ、緊張感をなくしていたのか、パーソナリティーの久保さんにタメ口を聞いているところが何カ所かあって冷や汗ものでした。
まるで喫茶店のカウンターでおしゃべりしてるように。
久保さんお許しを。
 
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「さくらFM」で杉山平一先生の詩。

2024-11-26 19:19:57 | 杉山平一先生
「さくらFM」の出演、無事に終了しました。
JR西宮駅前のスタジオからの生放送。
 
 
約30分、パーソナリティーの久保直子さんにお相手してもらいながら、杉山平一先生の詩を紹介させてもらいました。
 
次の出演は来年になります。
なにをしゃべろうかな?
 
 
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次々と読物が

2024-11-26 10:40:31 | 本・雑誌

次々と読物をお贈りいただいています。

読むのが大いに楽しみですが、今ちょっとあれやこれやで忙しくしていて…。

原稿の締め切りも近づいてますし。

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「さくらFM」今日

2024-11-26 08:51:52 | 杉山平一先生

「さくらFM」今日出演します。多分午後5時20分ごろから30分間ほど。 

今年5回目かな?

パソコン、スマホでならどこからでも聞けます。ラジオでは78、7MHzです。

杉山平一先生の話をする予定。

わたしの書斎の杉山先生の詩額。

  「トンネル」

    トンネルは抜けるもの

    待つものは来るのだ

 

    来たのかもしれない

    郵便函にポトリと

    音がする

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えびすさんで花森書林さん

2024-11-25 18:50:37 | まち歩き
今日はよく歩きました。約7000歩。
 
午前は渡辺脳心臓血管センターまで。
異常なしで良かったです。
けど長い待ち時間でした。そんな中、待合所で腹立たしい患者に出合って不愉快でしたが、そのことは書きません。
 
午後は西宮神社(エビスさん)までちょっと取材に。
 
丁度古本市をやってましたので、覗いて回りました。
 
花森書林さんが来てはって、ご挨拶。
「お姉ちゃん亡くなって3年ぐらいになる?」と訊くと「いえ、まだ1年半。去年の5月でしたから」と。
昨日、ご主人と子どもさんが来ておられたとのこと。そのご主人はわたしの書くもののフアンなのです。一度お会いしたかったなあ。
 
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『家族』読了

2024-11-24 16:13:56 | 本・雑誌

【 おすすめします、この本 】

 

『家族』(高嶋哲夫著・角川春樹事務所刊)を読了しました。

読み始めてすぐ、ちょっと辛くなった。

テーマは「ヤングケアラー」。

青少年、少女が、老人や障害を持つ兄妹などをケアー(介護)する話。

今後ますます進む高齢化社会のこと。認知症のこと。

老人介護施設のこと。

身につまされる所もあって辛いなと思いながらも、著者高嶋氏のストーリーテラー力が魅力的で読み続けさせられた。

結末は子どもの詩が大きな役割をしていて感動が極まった。

辛い辛い話だったが、暗いだけではない、人生肯定の結末が良かった。ホッとして心を温かくしてくれた。しみじみ良かったと思った。

政治家に読ませたい(読むべき)小説だが、政治家は読まないだろうな。

 

追記 11月25日。 これと同じ記事をFB(友達限定公開)にも上げているのですが、そこに著者、高嶋哲夫さんから直々のコメントが入りました。高嶋さんとはFB友達になっているのです。その内容。《ありがとうございます。政治家さんも、読んでくれてます。きっと、何らかの動きもあるでしょう。》。ということで、わたしの返信コメント。《著者直々のコメント、ありがとうございます。 そうですか、政治家さんも読んで下さってるんですか! どなたなのか気になりますねえ。》

ありがたいことです。この前は『帆神』の感想を上げた時に、やはり著者の玉岡かおるさんから直々のコメントを頂いたのでした。FBに読後感想を上げる楽しみでもあります。  

 

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杉山平一先生最晩年の字

2024-11-24 09:57:42 | 杉山平一先生

杉山平一先生の最後の詩集『希望』ですが。

その表紙カバーを外すと、こんなのが。

珍しい表紙です。このアイデアはどなたなのでしょうか?装幀家の森本良成さんなのか、編集工房ノアの涸沢さんなのか、はたまた著者の杉山平一先生なのか?

先生の最晩年、97歳の字です。

 

明後日、26日(火)、「さくらFM」でこの詩集の詩を紹介しながら先生のことをちょっとお話する予定です。

わたしの出演時間は午後5時20分ごろから30分間ほどの予定です。気が向きましたらお聴きください。

 

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杉山平一先生の詩

2024-11-21 18:32:44 | 杉山平一先生

来週火曜日、26日に「さくらFM」で杉山平一先生の詩を紹介します。 

午後5時20分からの予定です。

30分ばかり、番組パーソナリティーの久保さんをお相手におしゃべりします。

「cafe@さくら通り」

お気が向きましたらお聞きください。よろしくお願いします。

 

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