喫茶 輪

コーヒーカップの耳

I君、次は東京大会。

2024-07-31 18:44:05 | 将棋
『湯気の向こうから』に登場する将棋少年、I君が手みやげ持って報告に来てくれました。
全国中学生将棋大会、勝ち進み、西日本大会で優勝したと。
次は東京での決勝大会とのこと。
うれしいですねえ。
3人1チームの団体戦です。
彼はその一員。灘中生です。
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『川柳 あしの会』

2024-07-31 15:45:49 | 文芸
知らない人から川柳誌が届きました。手紙が添えられていて、内容にビックリ。
 
 
元、詩誌「火曜日」の同人で、「喫茶輪」に由良さんと来られたことがあると。
多分、菅原洸人展をやった時なのだろう。いろんな人が来られたからか、覚えていない。
S水Y子さん。
「火曜日」は終活の一環ですべて処分したので作品も読めない。
今は川柳をやっていると。
で、『現代川柳』10号の編集後記にわたしの名前が載っていて、それを見て思い出し送ってきてくださったのだ。
その川柳、紹介したいが、「無断転載を禁じます」と書いてあるので残念。
S水Y子さんの川柳は素直な作風。詩もそうだったのかなあ?
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ラジオ三昧

2024-07-31 08:56:52 | 日記
昨日の午後はずっとラジオを聞いていました。
だってゲスト三人がそれぞれ別時間に登場して、その三人ともわたしの交流する人だったんですから。
しかも番組パーソナリティーの久保さんも親しくしている人。
計4人とも知りあいなんて!
さくらFM、久保直子さんがパーソナリティーを務める「cafe@さくら通り」。
午後3時から7時までの生放送。
 
まず3時からはパントマイミストの伝三エフさんがゲスト出演。
この人とは今年になってから交流を頂いていて、「輪」にもお越しいただきました。
東北の女道化師、森文子さんとの繋がりから。これはちょっと奇跡的なつながりでした。
昨年にお亡くなりになったヨネヤマママコさんのお弟子さんだったということでそのエピソードなど。
 
次の4時台には柳人の小林康浩さん。
川柳誌『現代川柳』の編集者。
この人とも今年になってからの交流。
柳人中野文擴さんの紹介で。
時実新子さんのお弟子さんだった柳人。
『KOBECCO』7月号に書かせていただきました。https://kobecco.hpg.co.jp/91551/
もちろん川柳の話をなさいましたが、わたしが理解する随分先を行っておられます。
 
さて5時台は、ブルーグラッサーの稲葉和裕さん。
うちの息子が昔からちょこちょこ共演させていただいていて、「輪」へもお越しいただいたことがあります。
この5月には久保さんも一緒にライブを観に行ったのでした。
ラジオでは、最近出された著書『あるブルーグラス・シンガーのひとり言』についての話が中心のはずだったが、ブルーグラスの話題へ。
ギター持ち込みで弾き語りも披露されて楽しかった。
 
6時台も「アリソン・クラウス」が取り上げられるということで稲葉さんは居残りで、アリソンの音楽を聴きながらその解説役も務められました。
稲葉さん、昔アメリカでアリソンに会ってツーショット写真も撮っているということでした。これは驚き。
ここでもギターの弾き語りをされて、充実した時間となりました。
こんなに長くラジオを聴いたことはなかったのでは?
少なくともテレビがうちの家にやってきた60年以上の昔以来のこと。
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『我が家に天使がやってきた』

2024-07-29 19:11:34 | 

ドリアン助川さんのFBに紹介されていた詩集『我が家に天使がやってきた ダウン症をもつ周とともに』(文治堂書店・1200円+税)を読んだ。

詩を3篇紹介します。これでこの詩集の内容をお分かりいただけると思います。

先ず、『周ちゃんの涙」

次は「夕暮れの丘」

そして「四つ葉のクローバー」です。

この本を読んでわたしは昔に読んで大好きになった口頭詩を思い出しました。

  あのねママ 

  ボクどうして生まれてきたのかしってる?

  ボクね ママにあいたくて

  うまれてきたんだと   (田中大輔 当時三歳)

 

ところでこの本の奥付に不審が。

初版 2018年4月25日

二版 2019年11月6日

 これはおかしいですね。三版のはず。

 別に12ページある栞が付いていて、これに著者の言葉が載っていて令和5年1月17日の日付がある。

なのでこの本の三版は2023年一月以降ということでしょう。

しかしこの栞にも発行日が記されていない。ちょっと不備ですね。

 

        

 

 

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『鶺鴒』22号

2024-07-29 10:37:54 | 

神戸の詩人江口節さんからお贈りいただきました。

『鶺鴒』22号です。

ほぼ生活詩といえる詩がならんでいて、その素直な表現に好感が持てます。

今号「小枝の先で」というコーナーがあって、その中の荻野ゆう子さんの「詩と仕事」に興味を持ちました。

「教員であることを人に知られたくない時期が長かった」と始まる文章。

正直に書かれています。

そうだったのか、というより、「やはりそうだったんだ」と思える内容。

教師は教師なりのプライドがあるんですよね。そのプライドはなかなか脱ぎにくいものなんでしょうね。

だけど荻野さんは子どもに学んでそれを脱がれたわけだ。

「子どもに学ぶ」という言葉はよく使われるが実際はなかなかに難しいことなのでしょうね。

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値打ちはあるか?

2024-07-28 13:08:58 | 湯気の向こうから
『湯気の向こうから』を購入してくださった人からメール。
 
「もう二冊欲しい」と。
 
読ませたい友人にプレゼントするのだと。
 
お金出してまで友人に読ませるような値打ちのある本かなあ?
 
しかし、いよいよ足りなくなってきそうだ。
 
わたしの計算では十分足りるはずだったが。
 
 
『コーヒーカップの耳』 これは面白い。
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『現代川柳』第10号

2024-07-27 19:39:37 | 文芸

『現代川柳』、今号10号はより充実していた。

ただし門外漢の言うことです。

句は後にして、読み物が楽しかった。

うちの店に来てくださったことのある、島村美津子さんが写真入りで紹介されている。

美津子さんは1930年生まれ。

しかしすこぶる元気な人。わたしの店に来られたころは、縄跳び連続100回出来たのだが、今はどうなんだろう。

「絶対戦争をしないこと 93歳まで生きた私の願い」とある。

 

「フォト川柳」の写真提供者は中野文擴さん。

「書斎・輪」によくご来訪下さり、わたしの人生の先輩として尊敬する人です。

 

「古川柳 つまみぐい」のページはわたしが好きなページ。楽しいです。

今号は「赤子」がお題でこんなのが載ってました。 「女房へ乳だ乳だと追つつける」

 

中川千都子さんの「ビ・キ・ニ」が楽しかった。上手いもんです。

そして茉莉亜まりさんの「天の網」も好奇心を誘って読ませます。

 

さて、句ですが、素人のわたしのアンテナに響いたもの。無数にある中から。

わたしのアンテナは「ドキッ」とするもの、あるいは「クスリ」とさせられたもの、そして「ホロリ」とさせられたものに反応します。

  【 月の抄 】

  人謗る元気昔はあったのに       上藤多織

  水の音たったひとこと泣いた日の    茉莉亜まり

  花手桶ようお参りと寺の藤花      伊藤玲峰

  地蔵様罪ほろぼしのよだれかけ     宇野弘子

  母のまえ弟とする猿芝居        小川敦子

  まわれ右 前に苦手な女(ひと)がいる 岸本きよの

  門燈が夜通しついていた隣       黒川利一

  思い出を忘れ回らぬ走馬灯       中野文擴

  左手に右手の悩みわかるまい      林かずき

  シルバーシート若きに譲り笑ひとつ   門前喜康

  交番がいつも不在の神戸駅       吉田利秋

  口癖の「めっちゃ」呑み込む修道女   小林康浩

  致命的誤植があって値が上がる     小林康浩

 

  【 星の抄 】

  薬並べて見ているだけで副作用     大海幸生

  自叙伝に無かった恋を入れておく    中野文擴

  ひそひそに大きな声で返す人      久保奈央

  寝室もおやつケースも夫婦別      太田牧子

  五本足袋だれかは居場所まちがえる   悴山真理子

  お言葉をかえして波をもろ被る     富田房成

  いろいろな神様を知る 病んでから   道家えい子

  その日まで最後は早い砂時計      こはらとしこ

  仏文出洒落た恋文書けもせず      石部漂吉

  内視鏡 辛い別れの痕がある      川本勝三

 帽子にマスクそれでも席を譲られる   林操

  おばさんと言われて腹立つおばあさん  細目十万屯

  いいないいな退屈出来る暇できた    鵜川幸子

 

いや面白い。川柳いいですねえ!

沢山の中からお気に入りを見つける楽しさ!

 

あ、そうだ。最後に言っておこう。

「編集後記」に小林康浩さんがこんなことを書いておられる。

「今号では詩人、今村欣史さんをご紹介したい。同氏は『完本 コーヒーカップの耳』なるロングセラーを持つ著名な方。」

この「著名な方」というところ、消し去りたい。

昔、福知渓谷に建立された田辺聖子さんの文学碑に「文豪田辺聖子先生は…」と彫られているのを見た田辺さんは、

「もう消しゴムでは消せない。どうしようもない。わたしは消え入りたい」と頭の中が真っ白になったという。

わたしも似た思いをしている。書かれたものは残ってしまう。

 

  

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大石順教尼の言葉

2024-07-26 08:43:57 | 出久根達郎さん
出久根達郎さんの『随筆 人に麗句あり』(藤吾堂出版・2024年7月31日刊)の中に素晴らしい言葉がありました。
「大石順教尼」の項。
順教尼さんは幼い時に両腕を義父に日本刀で切り落とされた人。後年、口で絵を描き字を書いた人。
ある時、人にこんなことを訊かれた。
「何でも自分でされるというが、お手洗いはどうされるのか」
順教尼は「あなたが両手を切ってきたら教えてあげる」と笑って答えた。
これ強烈ですね。胸のすくような。「笑って」が肝要。
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100歳の西川保市さん

2024-07-25 18:23:52 | 湯気の向こうから
驚いた‼️
今朝かかってきた電話。
宍粟市の西川保市さん。
もう字が書けなくなって、と。
来月には101歳になりますと。
『湯気の向こうから』のことを一生懸命話してくださる。
そして、
「あなたの詩を初めて知ったのはもう20年以上も昔、岡山の詩人、坂本明子先生が詩の教室で『詩集 コーヒーカップの耳』を読んでくださった時でした。午前中全部使ってあなたの詩の話でした。」
わたしは「うわー!」だ。
坂本さんの名前は知ってはいたが、坂本さんとはなんの交流もなかった。ご生前にお会いしたかったなあ。
それにしても西川さんのお元気な声を聞けてうれしかった。
あ、そうだ。
杉山平一先生の話もされていた。
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誤植「大傾斜」

2024-07-25 13:44:09 | 湯気の向こうから

今朝、ちょっとした用で古書店「街の草」さんの加納さんに電話した。

その件とは別に加納さんに言われた。

「一カ所誤植が」と。『湯気の向こうから』のこと。

富田砕花さんの「香をうつつ」の項。

「短歌が並んでいるが、下の句の最後「大傾斜」と「大斜面」の二種類になってます」と。

調べてみた。確かに最初に上げたのには末尾が「大傾斜」となっており、ほかのは「大斜面」になっている。

元の写真を確かめてみた。

「大斜面」となっている。

そして発表した『六甲』2017年7月号は?

あれ「大斜面」になっている。

どこで間違ったのか?

で、今回本にした元の原稿、すなわち印刷屋さんに送ったデータは?

「大傾斜」になっている。ここで間違っている。なんで?

このデータは元の『六甲』の印刷屋さんにも送ったもののはず。

なぜだ?

考えられるのは、印刷屋さんからゲラが送られてきた時に、その間違いにわたしが気づき、電話で修正をお願いしたのだ。

その時、PCの中にある元の原稿も直しておかなければならないのに怠った。

こんな時、大抵はすぐに直しておくのだが。

その時に、本にする計画もなかったからだろう。

その怠ったままのデータを今回の本に使ってしまったということだ。

しかし、加納さん、よく見つけましたね。さすがです。

 

もしも増刷することがあるなら修正してもらおう。

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密かな楽しみ

2024-07-25 08:18:35 | 湯気の向こうから
『湯気の向こうから』ですが、ちょっとした隠し事(というほどでもないか)を楽しんでいます。
どなたが最初に気づいてくださるだろうか?と。
感想などのお便りをたくさんいただいていますが、今のところそれを指摘してくださった方はありません。
それとも気づいていて、「そんなこと当然でしょ?言うのが野暮」と思われているのか?
ま、もう少し楽しんでおこう。
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『随筆 人に麗句あり』

2024-07-24 09:08:43 | 出久根達郎さん

出久根達郎さんから新著をお贈りいただいた。

『随筆 人に麗句あり』(藤吾堂出版・1500円)。

出久根さんは拙著『湯気の向こうから』に度々登場していただいている。

添えられていたわたしへのメッセージに感動。

短い文だが、はじめ意味が解らなかった。

しばらくああだこうだと考えて、パッと解った時に「ああ!」と大きな感動を受けた。

わたしだけへの私信なので公開はできない。

 

さて、ページを開いて先ず「まえがき」といっても、これも随筆になっている。

これには驚いた。

やはり出久根さんは普通ではなかった。その努力がだ。

次のページにより詳しく書かれている。そして、

《このノートが古本屋をやめて文筆業に転じた現在、大いに役立っているのである。150冊余の「読書往来」ノートが、わたしの蔵書ということになる。本の種類は雑多である。何しろ目につく物でこれはという本は、好奇にかられて読んでいる。ノートそのものが古書店の書棚である。物書きにとって、こんな便利な虎の巻はない。私は「ネタ」探しで

「読書往来」をめくる。》以下略。

これは面白すぎて、あとの随筆を読むのを止めるのが難しい。

 

 

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菅原洸人画伯の金魚

2024-07-23 22:16:39 | 菅原洸人画伯
今日午後、さくらFMを聞きながら手紙を書いていた。
約20通。ちょっと指が痛くなった。
 
久保直子さんの番組「cafe@さくら通り」。
番組の中で面白い俳句が紹介された。きっちりとは覚えてないので紹介はしない。
それを聞いて昔、菅原洸人画伯から戴いた暑中見舞い状を思い出した。
 
 
画伯は絵もいいが字がまたいいんですよね。
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「ぜぴゅろす」の偶然

2024-07-23 11:13:45 | 杉山平一先生
昨日届いた古書目録。
 
 
カラーページを楽しんでいたら、アッ❗️
 
 
杉山平一先生の本が載っているではないか❗️
 
 
詩集『ぜぴゅろす』。
20000円。
わたしは所持していない。
不思議だな。
杉山先生のご息女が、ちょっとした用で今朝うちを訪ねてくださった。
これも偶然。
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詩「耳」

2024-07-23 07:57:15 | 

昨年の夏に依頼を受けて詩を一篇作って送稿しました。

ところが掲載されたのが12月号で発行は一月だったかな?

「耳」という詩です。

なんの反響もありませんでした。

そりゃそうですよね。真冬にこんな読まされてもね。

さて、今ならどうかな?

外ではクマゼミの大合唱が響いています。

このリビングの中まで届いています。

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