喫茶 輪

コーヒーカップの耳

振り込め詐欺

2022-02-28 13:16:59 | 日記
今朝振り込め詐欺の電話がかかってきた。
参考のために内容を書いておきましょう。
「息子さんがうちの病院に喉が痛いといって来られました。がんの疑いがあります」というもの。
しかし息子の名前は漢字が読みにくい。正確な名前を言えない。
その時点で疑問。
「どちらの病院ですか?」と訊くと、
「済生会」と。
「どちらの済生会?」と訊くと、
「大阪の」と。
「どちらの?」と訊くと、
「茨木」と。
これもおかしな話なのだが。
「今、息子、どこにいます?」と訊くと、
「こちらの病院に…」と。
あくまで冷静で落ち着いた口調で。
いかにもお医者さんらしく。
わたし、ここで失敗しました。
「息子のケータイに確かめます」と言ってしまいました。
騙されたふりをしてその先を聞くべきでした。
どんな指示をしてくるのかを。
多分「特別の治療法があります。〇百万円を用意してください」。あるいは、「ATMに」などと誘導されるのでしょう。

一応、西宮警察に「こんなことがありました」と報告しておきました。
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15歳の詩

2022-02-28 10:39:52 | 
今朝の神戸新聞「読者文芸」欄、詩の部。
記事拝借お許しを。


特選詩「水曜日」です。
見事な機知の詩。
作者は15歳とのこと。
さすがにそれほどの深みがある詩ではありませんが上手いですねえ。
こんな機知がどんどん生まれるならば、この作者、将来が楽しみです。

コメント (2)
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光免疫療法の神戸大学講座

2022-02-27 10:11:07 | がん光免疫療法
今朝の神戸新聞にページを大きく割いての記事(PR特集)が。
「光免疫療法」についての記事です。



「市民公開講座」が予定されていたのですが、コロナで「ライブ配信」になったのでした。

願わくば、一日も早く頭頚部がん以外のがんにも適用されるようになってほしいものです。
開発者の小林久隆博士は「将来的には80%のがんに有効」とおっしゃってますので。
待ち焦がれている人も多いと思います。

『コーヒーカップの耳』病気に関する感動的な話も載ってます。
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朗読劇「あん」

2022-02-26 18:43:35 | ドリアン助川さん
ドリアン助川さんの「あん」ですが、その朗読劇が今、無料でネット配信されています。
《朗読劇「あん」》←クリック。
じっくりと見せていただきましたが、原作本、映画とはまた違った感動を受けました。
ドリアンさんの朗読も良かったですが、中井喜恵さんの朗読はお見事でした。
深い感動を覚えました。
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井上一門で優勝戦

2022-02-26 15:52:08 | 将棋
「朝日杯」菅井八段が初栄冠。

井上慶太一門のお二人が決勝戦で対戦。
これは凄いことです。プロ棋士全員参加しての棋戦ですからねえ。
あの藤井聡太五冠も出場でしたが、途中で敗れています。
そんな中を加古川の井上門から二人が頂点に並ぶとは。


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『藤井聡太の鬼手』

2022-02-26 12:48:17 | 将棋
辛抱できずに、早速入手しました。もう随分以前に予約してたのですがね。



『藤井聡太の鬼手』(日本将棋連盟・2022年2月28日発行)です。
わたしが将棋を始めたのは大人になってから。
ルールぐらいは子どものころから知ってましたが、本で定跡を勉強したのは結婚して子供が出来たころからでした。
その頃に、神戸に天才少年、谷川浩司現る、でした。
やがて彼は若年新記録の名人に。
その終盤力にファンは目を瞠ったのでした。
その後現れたのが、羽生善治。
これがまた凄い鬼手を指してファンを驚かせました。
元々、将棋のプロ棋士は天才集団です。
一局、100手ほどにもなる、将棋の指し手を初めから終りまですべて記憶してます。
これはまあ、わたしでも集中して指した将棋は覚えてますけどね。
ただ、少々のアマチュアはその時だけです。二日もすれば忘れます。
プロは何年も前に指した将棋の棋譜をたくさん覚えていて、記憶の引き出しから随時出して来れるといいます。
他人が指した重要な将棋も覚えています。
昔は「め〇ら将棋」と呼んでいた目を隠しての将棋も自由に指せる人たちです。
「め〇ら将棋」は言葉に問題があるということで後に「目隠し将棋」と名を変え、
今は「脳内将棋」と呼ばれています。
指し盛りのプロ棋士なら、3人ぐらい相手にこれが出来ると言われています。
そんな天才集団の中の、天才中の天才が、谷川浩司であり、羽生善治でした。
ところが、今19歳の藤井聡太五冠は、その二人を大きく超える天才だと感じています。
谷川さんも羽生さんも時にわれわれをワクワクさせる手を指しました。
ところが藤井五冠は、毎局のように驚きの手が出るのです。鬼手ともいえる手が。
そしてそれで強豪を破るのです。
こんなにワクワクする棋士が出現したことがうれしいのです。
ただ、この人がほかの世界、例えば医学の世界に行っていたなら、人類を救うような研究を遂げるのではないかと思ったり、
あるいは、政治の世界に進めば、世界に平和をもたらす政治家になるのではないかと思ったり。
複雑な気持ちが生まれるのも、あながち笑い話ではないのかも、と思ってしまいます。
彼には、それほどの才能があるように思います。
さて、この本、まだ序の口だと思います。
今後どんな鬼手が見られるか楽しみで仕方ありません。

『コーヒーカップの耳』面白い将棋話も載ってます。

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二年前の日記。

2022-02-26 08:46:50 | 完本 コーヒーカップの耳


2年前の日記。
   電話をかけて来てもらった人に「亮介」の若松さんがある。
   ちょっと思い出話をしたのだが、助代さんの話になった。
   実は助代さん、その後の人生に辛いものがある。そこで若松さん、
   「俺みたいな悪い人間が楽しく暮らしてるのに、なんで助ちゃんみたいなエエ人が苦労するんやろ?」と。
   と、こんなことを書いてる今、種子島に住む助ちゃんから電話。
   「読ませてもろた。泣けてきた」と。
   「輪」でのことが思い出されて、涙が止まらないと。


『完本 コーヒーカップの耳』が発売されて直後の話だ。
あの本の重要登場人物の二人と電話で話したのだった。
「チョコレート」の助代さんと、「亮介」の若松さん。
助代さんとはしばらくご無沙汰だ。
どうしてるかな?この前は身内に悲しい出来事があったとのことだったが。
若松ちゃんとは、長く連絡を取っていないなあ。元気かなあ?

『コーヒーカップの耳』懐かしい人たちがいっぱい。みんなどうしているかなあ。
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また一人

2022-02-25 21:02:58 | 日記
また一人、昔からの知人が逝ってしまった。
しかもわたしより年少のI・K君が。
子どものころには一緒に草野球を楽しんだこともある。
「Kどん」と呼んでいた。
わたしが親しくしていたH中君の弟分のようにひっついて遊んでいた。
それでわたしも歳の差はあったがKどんも一緒に遊んだのだった。
あの頃のことを想うと、いろんな子どもが立ち現れて来る。
W君、I君、サンデキ君など。
戦後の、まだ焼け跡が残る野性的な時代。
しかし悔しい。
コロナのせいだとしか思えない。
急性の肺炎(コロナではない)で入院先を探したのだが西宮では受け入れ病院が見つからず、加古川の病院から迎えにきてもらってやっとだった。
でも、すぐに良くなって帰ってくると思っていた。
それが数日前。
そのつい何日か前には、彼の家の前で元気な姿を見かけたとこだったのに。昨日に亡くなったのだと。なんとあっけない。
すぐに近くの病院で手当てを受けていたらこんなことにはならなかったにちがいない。
年少の知人に逝かれるのは本当に淋しく悔しいことだ。

今日、午前、葬儀に行ってきました。
22日に亡くなったのですが、少し異例です。やはりコロナのせいでしょう。
お通夜式はなし。昨日が火葬。
そして今日が葬儀告別式。もうお骨になって祭壇に置かれていました。
導師は真言宗円満寺様。いいお声で丁寧なお経でした。
式が終わって、懐かしい人とお話が出来、思いがけないことを知ったりしました。
こんな機会でなければ知り得ないことなど。
I・K君、どうか安らかに。
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『宮っ子』2022年3月号

2022-02-24 23:30:53 | 宮っ子
西宮の地域情報誌『宮っ子』3・5月号が出ました。



今号の「わが町この人あり」は中村伸一さんです。
←二段階クリック。
C型肝炎についての詳しいお話をお聞きしました。
是非お読みください。
しかし、この連載も81回目。よく続けたものです。
隔月発行で、1・2月号は休載。だから多くて一年に5人です。
ということは16年ほどにもなるのですね。
自分に努力賞を上げたい。
でもまあ、楽しみながらのことですけどね。

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「動物哲学童話」第12話

2022-02-23 11:20:03 | ドリアン助川さん
『青春と読書』3月号の「動物哲学童話」第12話(ドリアン助川作)です。

このあと4ページ(計6ページ)にわたっての童話。
といってもこれは子ども向けではありません。
「大人の童話」とでも呼ぶべきもの。
今回は若きブラックジャガーの哀しい話です。
人生をも考えさせられる深みのある物語。
だから「哲学童話」。
しかしわたしは、中学生くらいから読んでもいいと思います。
ちょっとハードですが、今の子には必要かもしれません。
命の尊さを知るためにも。

『コーヒーカップの耳』命の尊さがいっぱい詰まった本。

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数学と詩

2022-02-22 15:49:34 | 本・雑誌
今読んでいる『小川洋子対話集』。
田辺聖子さんなど9人の人との対話集だが、そのうちの一人、詩人の清水哲夫さんがこんなことを言っている。
《僕の友達の数学者は、数学は詩なんだ、詩がわからないやつには数学ができないというのが持論なんです。》
ほほう、と思ってしまう。
わたし、教科の中で数学が最も好きで得意でした。
ただし中学生の時の話です。
あ、そうか、それで作る詩も中学生程度なんだ。

そして、小川さんはこう言っている。
「星や花や鳥が美しいという気持ちと全くイコールの感情を、数や数式に対して抱ける感性が、数学者には必要なんですね」
そこで、今日は、2022・2・22です。
そして200年後の今日は、2222・2・22です。
美しい!

『コーヒーカップの耳』中学生にもよく解る詩心満載の本。
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小島政二郎

2022-02-22 09:14:38 | 文学
今朝の「正平調」。拝借お許しを。
←クリック。
鍋料理の話の中に、文人4人の名前がでてきます。
泉鏡花、小島政二郎、北大路魯山人、そして瀬戸内寂聴。
このうちの小島政二郎の直筆ハガキをわたし所持しています。



たしかに字はあまり上手とはいえませんね。
消印は昭和28年です。
わたしがいただいたものではありません。その時わたしまだ9歳です。

『コーヒーカップの耳』おもしろうてやがて哀しき喫茶店。
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田辺聖子さんの異人館

2022-02-21 10:24:59 | 田辺聖子さん
昨日、図書館に予約本を受け取りに行ったついでに、随筆の棚を見た。
そこからお借りした本。



『小川洋子対話集』(2007年・幻冬舎)。
今日読んでいたところにびっくり。これは発見。

田辺聖子さんとの対話の箇所。二段階クリックでお読みください。
この部分です。
《私、仕事場を別に持とうと思って探したの。そうしたら、知ってる人が、「山坂を登り降りするのはかなわんというので売りたがっている家がある」と勧めてくれて、見に行ったの。おっちゃんは、最初「あんな山坂上がり降りする所はかなわん」と怒っていたんですよ。》
ここに出て来る「知ってる人」というのは宮崎修二朗翁のことです。
そして、聖子さんが書かれたものに、あの異人館はおっちゃん(聖子さんのご主人のこと)が購入したようなことが書いてあって、宮崎翁にお尋ねしたことがありました。すると翁はこう言われた。
「そんなことはありません。僕が聖子さんに紹介しました。だって、そのころ、僕はまだ、カモカのおっちゃんとはそんなに親しくなってませんでしたから」と。
やっぱりそうだったんですね。このエピソード、『触媒のうた』(神戸新聞総合出版センター刊)に書きましたが、間違ってはいなかったんだ。
実はわたし、少しだけ心配していました。もしかしたら宮崎翁の記憶違いではないのかと。なので、良かった。
このこと、またどこかに改めて書いておこう。その覚えのためにここに記しておく。


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「雨」という詩

2022-02-21 09:29:50 | 
今朝の神戸新聞「読者文芸」欄、詩の部の特選作と入選第一作。
そして選者時里氏の選評。
拝借お許しを。



特選作「雨」(広瀬賢一)を読んで思わず声が出た。
「ええ詩やなあ!」と。
これぞ「詩」だ、と思った。
次の「美しさ」(星野灯)も良かった。
その次にわたしの知る人の入選作も載っていて、今週はいいのがそろっていた。
そう思って時里さんの選評を読んで、またびっくり。
「雨」のことを「まれに見る秀逸作」とある。
うん、わたしの感受力もなかなかのものだ。

『コーヒーカップの耳』 感受力が試される本。
コメント (2)
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真ん中を歩く

2022-02-20 18:39:46 | まち歩き
今日も図書館までウォーキング、約4000歩。
冷たい風の中歩いてきました。
でも帰りはやはり暑くなってジャンバー、マフラー、手袋脱いで。
家近くのこの道。



西行一方通行です。
車は前からしか来ません。
なので、道の真ん中を胸を張って偉そうに歩きます。
気持ちがいい。

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