喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「ぜぴゅろす」の偶然

2024-07-23 11:13:45 | 杉山平一先生
昨日届いた古書目録。
 
 
カラーページを楽しんでいたら、アッ❗️
 
 
杉山平一先生の本が載っているではないか❗️
 
 
詩集『ぜぴゅろす』。
20000円。
わたしは所持していない。
不思議だな。
杉山先生のご息女が、ちょっとした用で今朝うちを訪ねてくださった。
これも偶然。
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『海鳴り』36

2024-04-15 18:10:32 | 杉山平一先生
編集工房ノアさんからお贈りいただきました。



ノアさんのPR誌です。
PR誌ですが、120ページあって内容が濃いのです。
読みごたえのある散文がたくさん載っています。

いつも巻頭に杉山平一先生の詩が載っています。
今号には詩集『青をめざして』より「タイムマシン」が。

杉山先生お得意の電車ものです。
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杉山平一先生の詩をラジオで

2024-04-10 09:07:00 | 杉山平一先生
昨日のこと。
ドリアン助川さんとの合同朗読会の司会を務めて下さることになっている、ラジオパーソナリティーの久保直子さんが、
ご自分の番組で杉山平一先生のことを紹介し、詩を数篇朗読してくださいました。
「桜」、「夜学生」、「いま」、「ジャズ」など。
その中の「桜」はわたしの書斎「輪」に飾ってあります。

これは版画家が彫ったもの。杉山先生の書斎にも同じものが飾ってありました。

そしてこちらは先生直筆の詩額。

ここにあるについてはいろいろエピソードがあります。



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「正平調」と詩人ほか

2024-04-06 09:24:29 | 杉山平一先生
今朝の神戸新聞「正平調」。


高橋冨美子さんの詩が引用されてます。
彼女のこと、先日ブログ「『木想』第14号」に書きました。

この「正平調」欄ですが、昨日だったか『林芳樹の「正平調」』という本を購入したところでした。


神戸新聞朝刊の「正平調」は毎朝読みます。
ここにはわたしが敬愛する人の作品からの引用が多いのです。
特に杉山平一先生の詩がよく登場します。
なのでこの本にはきっと何篇かの杉山先生の詩が載っているに違いないと思って予約して買ったのです。
ところが、ザーッと見てみたところ、杉山先生のお名前が登場してないのです。
ちょっとガッカリでした。もう一度精読したら見つかるかもしれませんが。
ほかにわたしがお会いしたことがあり、親しい人のお名前が何人かありました。

まず、安水稔和先生。


そして作家の小関智弘さん。


さらに時実新子さん。


もっとあるかもしれません。
杉山先生がなくて少々がっかりしたのですが、楽しみに読みたいと思います。
文章の勉強にもなりますし。
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杉山平一詩・2024・1・4

2024-01-04 09:05:26 | 杉山平一先生
今朝の神戸新聞「正平調」です。神戸新聞さん、拝借お許しを。

今回の能登半島地震に関連しての記事。
敬愛する杉山先生の詩が引用されています。
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「マント」という詩

2023-12-30 15:29:35 | 杉山平一先生
『さんちか古書大即売会』の目録を見ている。



すると「おや?」と思うのが。



杉山平一詩草稿が出ている。
25000円だって。
「マント」とある。
覚えがないなあ。
全詩集には載ってるだろう、と思って調べたが、ない。
ほかの詩集も調べたが、帝塚山学園の「こだはら」も含め、わたしが持ってるものの中にはなかった。
どんな詩なのかちょっと気になる。が、25000円ではねえ。

ほかにも面白いものが出ていた。



戦前の「引札」だが、昔の町名が載っていて、これはわたしの家からごく近い。
別のページにも載っているが、知った店の名前はない。

あ、それから、我が愛する菅原洸人画伯の『四角い太陽』が3000円で出ている。
画伯の自叙伝だが、これは波乱の人生が描かれていて面白いですよ。
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杉山平一先生の言葉

2023-12-20 08:45:24 | 杉山平一先生
杉山平一先生のご息女、初美さんからお便りをいただきました。
同封されていたプリントです。

編集工房ノア社主、涸沢純平さんの「出版というかけがえのない出会い」(「神奈川大学評論」104号より)。
ここに登場する港野喜代子、清水正一、天野忠、永瀬清子さんは、わたしはお会いしたことはなかったのですが好きな詩人です。

そして足立巻一先生は今さら言うに及ばない、今も尊敬してやまない人です。
「ノア創立十周年展」は三宮のサンパルジュンク堂で催されたのでしたが、その時のことでわたしには恥ずかしい思い出があります。

杉山平一先生には何度もお会いし、お便りも頂き、大きな影響を受けました。
とわたしが言っても、ノアの涸沢さんほどのお付き合いはありません。
この涸沢さんの文章、短い中にも心がこもっているのがわかります。
正に「人は文なり、文体は人なり」。

あ、忘れてはいけない、これも書いておこう。
初美さんのお手紙の中の一節。
《(略)晩年、古い手帳をとり出して、ながめながら。詩のヒントのようなものが書かれていたのでしょうか…。
「やはり外に出ないと詩が書けないなあ」とつぶやいていたのを思い出します。》
初美さん、涸沢さん、引用お許しください。

『コーヒーカップの耳』おもしろうてやがて哀しき喫茶店。
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芦屋で杉山先生と

2023-12-09 08:23:03 | 杉山平一先生
今朝の神戸新聞の記事。

芦屋市民センターのカフェが再開とある。
5月に一旦閉店していたのだと。知らなかった。
わたしにとって思い出のあるカフェなのだ。
もう昔、杉山平一先生がこの市民センターで講演された時に聞きに行った。
わたしが自分の初めての詩集『工場風景』(1998年発行)を出した後だった。
講演内容は映画と詩を関連づけての話だったが、帰りにわたしを誘ってくださって、コーヒーをこのカフェでご馳走になったのだった。二人だけで。
そこで『工場風景』を「ほめ過ぎかもしれませんが」と言って、大そう評価してくださった。
そして、「「運動靴と赤い金魚」(イラン映画)という映画はいいですよ」と教えて下さり、妻と二人で、たしか三宮に観に行った。
小さなスケールのしみじみとしたいい映画だった。
調べると日本公開は1999年になっている。24年前だ。
懐かしい。
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杉山平一先生と音楽

2023-11-21 08:58:24 | 杉山平一先生
昨日届いた喪中欠礼ハガキ。



愛媛県大洲市からのものですが、中山サチ子さんがお亡くなりになったのだと。
94歳だったという。
サチ子さんは戦時中杉山先生に詩の講義を受けたという人だ。
杉山先生の会社に挺身隊員として働いた女学生。
その話はあちこちに書いたが、「KOBECCO」に詳しい。
「大洲からの手紙」と題して書いた。
しかし、ちょっと疑問が。
今回のハガキはサチ子さんの娘さんからのものだが、
「戦時下、杉山平一さんは音楽を通して、母に希望を与えて下さいました。母は最期までピアノを弾き続けました。」とある。
あれ?音楽ではなく文学ではなかったのか?
というわけだ。
もしかしたら、杉山先生は文学だけではなく、音楽にも関与しておられたのか?あの戦時中に。
これは確かめなくては。

追記 確かめました。杉山先生は、レコードを聴かせていたということです。凄いですね。あの戦争末期に。
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「杉山平一氏の書斎」1

2023-11-02 18:17:42 | 杉山平一先生
「兵庫県現代詩協会」のHP、「千切れ雲」にエッセイを書き加えました。
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杉山平一先生からの手紙

2023-10-16 09:18:55 | 杉山平一先生
ご恵送いただいた古い同人誌を整理処分している。
一応パラっと点検をしながら。
昨日廃棄しようとした中に「おっ」と思うのがあった。

『季』80号 1998 夏。
表紙絵は杉山平一先生の手になるもの。
巻頭詩は杉山先生の「徽章」。この詩は後、『青を目指して』(2004年・編集工房ノア)に収録されている。
その本の先生による「あとがき」が散文詩のようでユニークなのだが。

これ(『季』)に手紙が挟まっていたのである。

杉山平一先生からの手紙。
先生がまだご健康の時のもの。後には「字がだんだん小さくなる病気で…」とおっしゃっていて、本当に小さな字になってしまわれたのだった。
ここに出て来る「備前芳子」さんは書かれているように「喫茶・輪」を訪れてくださった。
そして後にいい詩集『缺席』を出されて、その表紙の装幀が杉山先生だった。
先生も備前さんもいまはない。懐かしく思い出すばかりである。
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「風鈴」

2023-07-31 09:21:43 | 杉山平一先生
『名文どろぼう』ですが、文中に無数の文人の名前が出て来ます。
その中にはわたしが所持している直筆書簡の文人も数多くあります。
並べてみましょう。
志賀直哉、田辺聖子、吉井勇、高島俊男、出久根達郎、小林秀雄、大佛次郎、堀口大學、江戸川乱歩、杉山平一、菊田一夫。
ほかにも見逃しているかもしれません。
最後の方で出てきて驚いたのが「杉山平一」。
←クリック。
まさかと思いました。
それから昨日書いた、「ファドは終点春寒の駅」ですが、どうやら宮崎翁の俳句です。
この句では地名として使っておられますが、文中に人名(歌手の名)としてこの「ファド」が出てきます。
宮崎翁は連想して連句のネタにされたのかもしれません。鈴木漠さん主催の連句に使われていないかな?
また「私は幸運にも…」は、文中に母親の愛情についての記述がありましたので、それに関連して自分の想いをメモされたのかも?

『コーヒーカップの耳』 人間好きの人の必読書。
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「なんでも鑑定団」に杉山先生の本が?

2023-01-15 16:54:54 | 杉山平一先生
先日、テレビ「なんでも鑑定団」を見ていてチラッと写ったものに目が留まりました。
録画していたので再生して写真を撮りました。



杉山平一先生の著書が出品者の家の書棚に。『映像の論理・詩の論理』です。
著者名はよく見えませんが間違いないです。

この時の鑑定品は横尾忠則のポスター。



200万円だったか?の値段が付きました。
ポスターとはいってもシルクスクリーン画だったのです。
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「杉山平一と尼崎 詩と映画と人生」

2022-11-08 08:27:15 | 杉山平一先生
今朝の神戸新聞「わがまち」欄にこの記事。
←写真をクリックしてください。大きくなります。
 

論説委員の平松正子記者が書いておられます。

杉山先生と戦時中の尼崎精工に関しては、ちょっとした秘話があります。
その話、『KOBECCO』2020年5月号に書いてます。
杉山先生に興味のある方は是非読んでみて下さい。
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「杉山平一と尼崎」

2022-10-17 12:35:06 | 杉山平一先生
9月30日から開かれてるんですね。





「杉山平一と尼崎」と題した展示。
尼崎中央図書館です。
~没後10年 詩と映画と人生~
12月18日までと日程に余裕がありますので、行けますね。

「尼崎精工のアルバムより ー杉山平一作品 その背景ー」と題しての特別講演会もあるようです。
この日に行けたらいいのですが。

この「尼崎精工のアルバム」については昨年にサンテレビで放映がありました。
その時のブログです。
「杉山家の資料」
「杉山家の資料・後編」

『触媒のうた』 杉山平一氏の話題もたくさん載ってます。
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