山 「アンタとこのヨメハン、今はやりの病気に罹ってないか?」
「そう、お宅と一緒の蹄持ち。うちはコッテ牛。
お宅は?ブタ?。
だけど、このジョークはシャレにならんよ。
宮崎では泣いてはるんやから」
先日、将棋の有吉九段がNHK杯トーナメントに負けて引退と書いたが、ゴメンナサイ。
昨日24日が引退でした。まだ棋戦が残っていたのでした。詳細はの記事で。
神戸新聞さん、記事拝借お許し下さい。
贈ってもらっていた同人誌を読む。
『リヴィエール』110号。永井ますみさんから。
永井さんの「横にとんだ」は面白い詩だ。
整然ではなく、雑然とした感じ。それが巧まずして(巧んでか!)出ている。これは面白い。彼
女は、整然とした詩を書こうと思えば、簡単に書ける人だ。それがこのように、雑然とした空
気を漂わす。匂いまでもが漂ってくる。横にとんだ花火が暗示的。
『交差点』10号も永井ますみさんから。
これはわたしは初見である。
直原弘道氏が発行するエッセイ誌である。一年一冊の発行なのだと。
永井さんの「裏打ち」に興味を魅かれた。裏打ちの段取りを的確に書いて下さっている。わた
しも暇が出来たらやってみたいと思う。
やはり彼女の「溝掃除」の、
<部屋に居れば隣の奥さんの声も聞こえて来るし、家の中に居ても尻が落ち着かない。仕方
がないので自宅の前を掃いて、溝を覗く。…>
は、微妙な心理を描写して彼女の感性の良さを表わす。
これは、江口節さんからの『多島海』17号。
彼女のご子息に関する詩と文は、痛ましくて、わたしは読むのが苦しかった。
しかし、第三者が読むのが苦しいものを書かれた彼女はどれほど悩んだか。
文末にある。「公表は迷ったが、せめて、同人誌で報告しておこうと思った。」
次は、大阪の平原比呂子さんからの『コールサック』66号。
この詩「未だ解けず」は、彼女にしては直截である。
普通はもっと比喩暗喩を使う人である。しかし今、こんな詩も必要なのかもしれない。
特に、今年の、今の時期。
これは250ページもあるこの号の扉詩である。主宰者、鈴木比佐雄氏の目だ。
滉(koh)が発熱と。風をひいたと。幼稚園、初めて休んだと。
先日わたしが風をひいていて、それが感染ったのかも。許せ、滉よ。
明日26日(水)の「輪」の日替わり定食は
「カレイの煮つけ」です。
よろしくお願いいたします。