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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「街の草」さん、久し振り

2025-04-06 16:27:24 | 本・雑誌
久しぶり、本当に久しぶりに古書店「街の草」さんに行ってきました。
 
相変わらずの店先です。
 
 
そして、道の向かいの、以前は「街の草」さんの倉庫があった所が工事中でした。
 
足場の貼り紙が面白かったです。
 
 
店主のKさんに驚くものを見せてもらいました。
 
わたしの昔の私家版5冊。
 
 
こんなのが出てくるんですね。恐い古本屋さんです。
 
「非売品」ということで買えませんでした。わたしの手元にもほぼ無くなってます。
 
この中の『工場風景』は初期の自信作です。Y先生から正式出版を薦められたことがありました。
 
 
 
imamuraさんの本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。
 
          『触媒のうた』楽しい文学史秘話が満載。
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「九人歩き」

2025-04-03 12:53:12 | 本・雑誌
島田陽子さんの『大阪ことばあそびうた』を読んでます。
 
 
大阪弁がいっぱい出てきますが、今はもう使われていない言葉もたくさん。
 
大体わかりますけど、これは知りませんでした。
 
「いくたまさんから」の中の「くにんあるき」。
 
 
なんのこと?と思いました。
 
解説見て笑いました。
 
「九人歩き。千鳥足。あっちへ寄ったり(四人)。こっちへ寄ったり(四人)、本人を入れて九人歩き。」
 
 
imamuraさんの本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。
 
          『触媒のうた』楽しい文学史秘話が満載。
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『金子みすゞへの旅』読了

2025-04-03 09:29:05 | 本・雑誌

『金子みすゞへの旅』を読了しました。

いい本でした。単にみすゞの詩を紹介、解説するのではなく、

みすゞの生涯に寄り添っての論考。その時代に身を置いての寄り添い。

著者の島田陽子さんのお母さんがみすゞと同い年だったということもあり、その時代性が重要視されています。

家父長制度時代の女性の立場に焦点を当てての論考を読むと島田さんの立ち位置が明瞭になっていて、興味を惹きます。

その辺りの事、島田さんと交流(それほど深くはなかったですが)していた時には思い至っておりませんでした。

この本を読んで、島田さんという人がある程度わかったような気になっています。

あ、それから、金子みすゞについても、だいぶ前にその一生は何かで読んだ記憶はあるのですが、この本のお陰でよくわかりました。

 

 
imamuraさんの本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。

 

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金子みすゞと鯨墓

2025-04-02 10:38:26 | 本・雑誌

図書館からお借りしてきた本『金子みすゞへの旅』(島田陽子著・編集工房ノア刊)を読んでいて、オッと思うページが。

みすゞの詩「鯨法會」です。

そして著者の島田陽子さんと鯨墓の写真。

うちの隣のお地蔵さんに昔、鯨の墓があったということを拙著『縁起・小墓圓満地蔵尊』に書いた。

全国各地に鯨の碑があるということは知ってはいたが、この本に出てくるのは思いがけないことで。

鯨に戒名までつけていたというのだ。

これは本を読む余禄というものでしょう。

 

『縁起・小墓圓満地蔵尊』(今村Ⅼ欣史著)

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島田陽子さんと金子みすゞ

2025-04-01 17:18:11 | 本・雑誌
午前中はW病院往復約3000歩。
 
9時半予約で、帰宅したのが11時半。検査時間5分、診察時間5分。
 
あとは検査待ち、診察待ち、会計待ちの時間。たくさんの患者さんで、病院も大変です。
 
検査結果は、前回と変わらず。次は1年後にしましょうとのこと。良かった。
 
待ち時間に読んでいたのが、『赤ひげ診療譚』。
 
 
これは病院で読む本ではないですね。若い医者が失神するような治療場面の描写があります。
 
でも読んでました。
 
昼からは中央図書館まで4400歩。
 
今日はよく歩きました。計7400歩。
 
お借りしてきた本。
 
ちょっとお勉強です。
 
imamuraさんの本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。
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『 また明日くるね』完成

2025-03-31 14:23:13 | 本・雑誌
『 また明日くるね』が5冊完成しました。
 
 
依頼を受けていたスマホ往復メールの冊子作成です。
 
パソコンとプリンターでの手作りですので、たくさんは作れないと言っておきました。
 
もしたくさん要るのなら印刷屋さんに頼んでくださいと。
 
それで、初め3部だけとお聞きしたのでした。他人さんに読んでもらうようなものではないのでと。
 
ところが、1部見本が出来たので見てもらうと、「あと1部欲しい」と言われ。
 
次の日には「もうこれ以上は頼まないから、もう一部」と懇願されてしまいました。
 
ということで、5部作成。
 
わたし、ほかにもしないといけないことが多々ありますので、頑張って作りました。
 
やれやれホッ。
 
ですが、なんとなく「お願いだから」とまた追加を頼まれそうな予感がしています。
 
 
imamuraさんの本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。
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『また明日くるね』

2025-03-30 13:54:59 | 本・雑誌
依頼されていた冊子が一冊完成しました。
 
 
ご主人が入院されていた1ヶ月あまりの間の往復メール。
 
彼女にはかけがえのない貴重な記録。43ページ。
 
編集に手間取りましたが、やっと形ができました。
 
素人作りですので、気に入ってもらえるかどうか?
 
これでOKならば、わたしの分も含めてあと4冊作ります。
 
タイトルの「また明日くるね」は、病院から帰る時にいつも言っていた言葉ということです。
 
いいタイトルですね。
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『国語の授業』という本

2025-03-03 16:27:54 | 本・雑誌

『国語の授業』(甲野恵美著)という本を読んでいる。

著者の甲野恵美さんにお贈りいただいたもの。

甲野さんは、ドリアン助川さんとの縁でFB友達になった人。

東京新宿在住、元小学校教諭校長を務めた人である。

本は昭和53年発行。47年も昔で、甲野さんがまだ35歳の頃の国語授業の実践を書かれたもの。

わたしのなりたい職業の一つが小学校の教師だったので、大いに興味が湧いた。

読んでみるとしかし、授業と言うものは難しいものですね。

こんなにも細かいことを配慮しながら考えながら進めて行くものかと。

その場その場の状況に臨機応変に対処して行かねばならない。

相手は生き物ですからねえ。

でもそれが面白いのだから、やっぱりやってみたかったなあと思う。

自分の授業によって目の前で子どもが変わって行くのだから。子どもは生き物の最たるものだから。

こんなに面白く緊迫感のある仕事は少ないだろう。これもその個人次第だろうが。

サボるつもりならいくらでもサボれそうな職業。やればいくらでも課題が出て来て仕事が増える職業と言える。

だからこそやりがいがありそうな。

やっぱり、やってみたかったなあ。

特に国語授業は自分の個性も生かせそうで。

 

ところでこの本、第二刷です。

こんな地味な本、しかも需要は教師だけだろう。初版が昭和53年でこの第二刷は55年。

2年を隔てて増刷されている。当時の若い教師に支持されたということですね。

 甲野さんからのメールによれば、あの頃の授業は今では通用しないそうです。時代とともに授業も変るんですね。

 

imamuraさんの本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。

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坂本遼展記念誌

2025-02-28 10:50:11 | 本・雑誌
今日はこの本を読んでます。
 
 
姫路文学館で催されている「坂本遼展」の記念誌。
 
A4版と立派な本です。
 
長く親しくさせて頂いている播磨の詩人高橋夏男さんにお贈り頂いたもの。
 
その高橋さんが巻頭に文を寄せておられます。
 
心がこもっていて、しかも学術的。
 
後世に残る立派な文章。
 
姫路文学館に行くのが楽しみです。
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図書館で長與善郎

2025-02-20 11:48:13 | 本・雑誌
図書館からメール。
予約の本の準備が出来ましたと。
 
良かった。今日返却期限の本があったので、いっぺんに済ませる。
 
行ってきました。往復50分、約4500歩。
 
今日の札場筋。
交差点の上の電線がいいなあ!
 
行きは寒いが帰りは暑い。
 
帰宅したらファンヒーターが点いている。
 
「暑い暑い‼️なんでヒーターが点いてるの?」
と言って妻の不興を買いました。
 
お借りした本です。
 
この本は重たかった。
 
写真の人物は長與善郎。
いかにも昔の文人ですね。
 
 
 
 
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大道星

2025-02-11 10:04:59 | 本・雑誌
長年購読している『歴史と神戸』です。368号。
 
特集の「稲岡工業株式会社文書」についての活動記録は凄いことで、これぞ「歴史と神戸」が取り上げるべきものですが、わたしが面白かったのは、柴田昭彦さんの「「大道星」を探し求めて」。
 
実際に足を運んで人に会って話を聞いての調査。
 
人に会った時の様子も描いておられて、これがいい。
 
論文としては無駄なことかもしれないが。
 
そうだ、わたしが昨年、信行寺さんで話した「用海おもしろ歴史ばなし」を文字起こしして原稿にすれば、ここに載せてもらえるかな?
 
でも、一時間半のおしゃべりを文字に起こすのは大変だ。やめとこ。
 
『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。
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吉田義男の「徹」

2025-02-09 19:55:03 | 本・雑誌

吉田義男さんに関する本を二冊読んでいる。

 

 『海を渡った牛若丸』。

読むと本当に吉田さんはいい人だったんだなと感じる。

その中で驚くことがあった。

ここにある《しかし、私は「監督就任したころに言った”徹„(ひたむきに進む)を、今こそ実行すべきなんだ」と、アドバイスした。》

これは吉田が尊敬する竜安寺大珠院の盛永宗興老師が『海を渡った牛若丸』に書いた序文の中の言葉。

うちにある色紙の「徹」という言葉には重い意味があったということがこれでわかった。

そうだったのかと思った次第。

しかしこの色紙、どなたに戴いたのか覚えていない。

少なくともわたしが吉田さんから直接戴いたものではない。

どなたかがもらってきて下さったのだ。
 
あのころ店に来られるお客さんの中には野球関係の人が多かったので。

 

 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。

 

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『あきない世傳 金と銀』をテレビで

2025-02-02 21:35:33 | 本・雑誌
パントマイミストのF・伝三さんから、「地上波テレビで再放送してますよ」と教えてもらって、第二回目から見ている。
 
衛星放送で放映された『あきない世傳 金と銀』の地上波での再放送。
 
 
 
今日が五回目、「二番目の夫」。
 
早朝(NHK午前6時10分~)なので録画しておいて。
 
この原作は昨年大いに楽しんで読んだ。
 
 
大事なところを妻に読み語ってやり、二人で楽しんだのだった。
 
今また二人で楽しんでいる。
 
普通、原作を先に読むと、映画はつまらなくなるものだが、これはいい。
 
主役の小芝風花もいいが、高島礼子や舘ひろしなどの脇役がいい。
 
わたしが感心したのは、舘ひろし。こんな渋い役が似合うようになっておられるんだ。
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向田邦子のこと

2025-01-29 14:52:49 | 本・雑誌
 
合間合間に手に取ってきた本。
 
『メルヘン誕生 向田邦子をさがして』(高島俊男著)ですが、やっと読み終えました。
 
それにしても、あの高島さんが向田邦子をここまで読み込んでおられたとは驚きです。
 
高島さんご自身が書かれるものとは大いに趣が違いますから。
 
久世光彦氏が帯に書いておられる「これ一冊あればいい。そして、もうこれ以上なくていいと思う。」。
 
わたしもそう思います。よくもここまで向田さんを解剖したものだと思います。
 
わたしの向田感も大いに変わりました。向田文学を好きなことは変わりませんが。
 
 
ほぼ終わりの方にこんなことが。
 
人の運命は必然?偶然?
 
 
わたしもそう思ってますが、こう書かれてみると、より深く納得します。
 
そして、帯の裏側の高島さんの文。これは本文中にあるものですが。
 
 
これはわたしの感じなかった向田評。
 
さすが高島さんですね。鋭どすぎます。
 
『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。 
 
 
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『母の友』休刊へ

2025-01-13 22:35:18 | 本・雑誌

福音館書店から出ていた雑誌『母の友』がこの3月号で休刊とのこと。実質廃刊なのでしょうね。

残念です。といってもわたしは最近は購入していませんが。

購入したのはもう四十数年昔。長男が幼稚園の時です。

 1980年一月号。

これにわたしが応募した口頭詩が掲載されているのです。

東君平さんが絵をつけて下さってます。わたしにとって記念碑的な本です。

もくじを見ると、執筆陣に有名詩人川崎洋など錚々たる名前が載ってます。

安野光雅、亀村五郎、長新太、川崎洋、永瀬清子、三木卓、丸木俊など。

 

今村欣史の本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。 

今なら本屋さんで買えます。宮脇書店ダイエー西宮店(浜松原町)のノンフィクションのコーナーに有ります。

 

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