これは凄い本でした。
『レキオスの生きる道』(高嶋哲夫著・集英社文庫・2019年7月25日 第一刷)
書き下ろしだそうです。
沖縄を背景にした推理サスペンス。背景というより、沖縄問題が大きく扱われています。
作者の高嶋さんはどれほど沖縄のことを勉強してこれを書かれたのだろうか。
生半可な勉強ではこれだけのものは書けません。取材も半端じゃないですねえ。
プロの作家の凄さを感じます。わたしも大いに勉強させていただきました。
高嶋さんは先日「半どん文化賞」をお受けになっているのですが、その受賞理由にはこうあります。
《1990年『帰国』で第24回北日本文学賞受賞、1994年『メルトダウン』で第1回小説現代推理新人賞受賞、1999年『イントゥルーダー』で第16回サントリーミステリー大賞で大賞・読者賞ダブル受賞、2011年神戸市文化賞ほか。阪神淡路大震災を神戸垂水区の自宅で被災し、その体験は、災害三部作『M8』『TSUNAMI』『東京大洪水』はじめ多くの作品の中で生かされている。また神戸エルマール文学賞基金委員会理事長としても活躍中。》
と、その活躍ぶりは多彩です。
写真、左端が高嶋哲夫氏。真ん中は詩人で岡山大学名誉教授の北岡武司氏。
そういえばわたしは、たった三日ほどの間隔でお二人の作家さんに接触させて頂いたのでした。
7月18日はドリアン助川さん。21日には、この高嶋哲夫さん。
『レキオスの生きる道』(高嶋哲夫著・集英社文庫・2019年7月25日 第一刷)
書き下ろしだそうです。
沖縄を背景にした推理サスペンス。背景というより、沖縄問題が大きく扱われています。
作者の高嶋さんはどれほど沖縄のことを勉強してこれを書かれたのだろうか。
生半可な勉強ではこれだけのものは書けません。取材も半端じゃないですねえ。
プロの作家の凄さを感じます。わたしも大いに勉強させていただきました。
高嶋さんは先日「半どん文化賞」をお受けになっているのですが、その受賞理由にはこうあります。
《1990年『帰国』で第24回北日本文学賞受賞、1994年『メルトダウン』で第1回小説現代推理新人賞受賞、1999年『イントゥルーダー』で第16回サントリーミステリー大賞で大賞・読者賞ダブル受賞、2011年神戸市文化賞ほか。阪神淡路大震災を神戸垂水区の自宅で被災し、その体験は、災害三部作『M8』『TSUNAMI』『東京大洪水』はじめ多くの作品の中で生かされている。また神戸エルマール文学賞基金委員会理事長としても活躍中。》
と、その活躍ぶりは多彩です。
写真、左端が高嶋哲夫氏。真ん中は詩人で岡山大学名誉教授の北岡武司氏。
そういえばわたしは、たった三日ほどの間隔でお二人の作家さんに接触させて頂いたのでした。
7月18日はドリアン助川さん。21日には、この高嶋哲夫さん。