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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

出石焼と水仙

2025-03-19 09:12:06 | 出石
パントマイミスト伝三さんのFBに黄(ラッパ)水仙の写真と記事が上がっていた。
 
中西百合子という人の短歌とともに。
 
その短歌。
 
「出石焼きの白磁の壺に遅咲きのラッパ水仙挿せば匂へり」中西百合子
 
というわけで、うちの出石焼きの花瓶にうちで咲いてるラッパ水仙を挿してみました。
 
 
 
お地蔵さんにも咲いてます。
 
 
imamuraさんの本。 『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。
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出石 という 名前

2025-03-04 09:06:56 | 出石
へえ?
出石という苗字が実際にあったんだ。
 
 
出石夕さん。きれいな名前だ。
 
わたしが一時使っていたペンネームが出石アカルだった。
 
やはり「いずし」と読む。
 
でも、使っている間に出石という人に出会ったことがなかった。
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蒟蒻

2023-10-12 19:00:21 | 出石
台所を通りかかったら、コンニャクが、ドテンと置いてあった。



袋に書かれていた文字を見て、面白い字だなと思った。
漢字は面白いですね。
「弱」という字が含まれている。語源を調べてみると、原料の蒟蒻芋は弱い植物だからとのこと。
妻に話すと、
「昔、おじいちゃんと山道を歩いていたら、『あれが蒟蒻芋だ』と教えてくれた」と懐かしそうに話す。
もう70年近くも昔の、故郷の出石の奥小野という在所でのこと。
奥小野は「まんが・日本昔ばなし」に出て来るような山里だ。
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みんな大好き能見さんの美学

2023-08-09 08:20:19 | 出石
今朝の神戸新聞「正平調」。

記事拝借お許しを。
わたしの大好きな町、出石出身の能見篤史さんの本のことが書いてある。
『#みんな大好き能見さんの美学』。
これは読まなくっちゃ。
また本が溜ってしまう。
でもこれは仕方がないな。
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木下保と出石

2023-06-20 08:43:24 | 出石
今朝の神戸新聞に音楽家木下保さんの記事が大きく出ていた。
阿部江利記者が書いておられる。
神戸新聞さん、記事拝借お許しを。



この木下保さんだが、
前に「小野小学校の記念誌」の中にも書いたように、妻の母校「小野小学校」の校歌の作曲者です。
しかし、その小野小学校ですが、情報によると最近の過疎化により来春には町の学校に併合されるようです。
山懐のいい場所にあるのに残念なことです。
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小野小学校記念誌

2023-03-28 09:37:10 | 出石
前のブログに『こどもの詩と絵』を取り上げました。
その中で豊岡市立小野小学校の生徒の作品について書きました。
その小野小学校、今は豊岡市立となっていますが、かつては出石町立小野小学校でした。
出石町は平成の大合併で豊岡市になってしまったのです。
小野小学校は妻の母校。妻のお父さんも卒業生名簿欄に記載されています。
その他、有縁の人が何人も。
その学校の『創立百周年記念誌』がうちにあります。



生前のお父さんからお借りしたままになったもの。
もうお返しできませんので、今はうちの蔵書です。
昭和49年発行です。
ということは来年が創立150周年ということですね。
この記念誌は100ページを超えて充実しており、非常によくできています。
ところが、一点瑕疵があるように思います。
校歌のことが書かれていません。
戦前の校歌の歌詞は載ってますのにね。
実は、現在の校歌の作曲者が凄い人なのです。
「木下保」
よくぞこんな偉い人に作曲してもらえたものだと思うのですが、現豊岡市(城崎)出身者なのです。
そのこと、この記念誌では触れられていません。
残念なことです。
来年、もしも150周年の記念誌が作られるなら、是非校歌のこと、記載を。
コメント (3)
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星新一と出石

2022-06-25 14:33:31 | 出石
まさかと思った。

『星新一』(最相葉月著)を読んでいての事である。
この本、ぼちぼちと読んでいる。
縁のある名前が出て来るのだが、今日はまさかの「出石」が出てきた。
人物名ではないが驚いた。
《兵庫県出石郡と養父郡一帯のホシチェーン商品の売り捌き所を経営していた日村(豊蔵)は、(略)星一の絶大な信頼を受けて会社を支えてきた大番頭である。星一逝去後も新一を支え(略)》
で、出石出身の妻に聞いてみた。
「出石に日村という名前の家ある?」と。
そしたら、
「あったよ。日村薬局は父が好きやった」というではないか。
そこでワード検索してみた。
すると「日村豊彦ブログ」というのにヒットした。
日村豊彦さんは正に『星新一』の著者、最相葉月さんが取材したその人だった。
現在はすでにお亡くなりになっているようだが、県会議員だった人。
豊彦さんの祖父が星製薬の大番頭だった豊蔵さんだったのだ。
まさか、星新一と出石が関連あるとは!
いや、おもしろい。

『触媒のうた』おもしろ文学史秘話。 星新一の話も出てきます。
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出石で「創作人形展」

2022-05-29 12:50:41 | 出石
今朝の神戸新聞但馬版です。



出石町宮内で創作人形展が開かれていると。
宮内は妻の故郷の近くで、但馬の一の宮、出石神社のあるところ。
そして、この粘土人形作家、川見滋子さんは妻の同級生のご夫人なのです。
その同級生は、5年前に拙著『触媒のうた』が出た時に10冊も購入して下さり、知友に配ってくださったのでした。



これはなかなかできないことで、わたしは大いに恩義を感じたのでした。

この人形展、見たいけれど、31日まで。
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出石、小野小学校の子ども

2022-04-13 10:05:46 | 出石
先日上げた『こどもの詩と絵』ですが、
上げ忘れがありました。
豊岡市小野小学校の子どもの詩と絵です。
小野小学校はわたしの妻の母校。忘れてはなりません。

現在は一学年一クラスの小さな学校ですが、二人の子どもの作品が取り上げられています。

これは二年生(現三年生)加藤道元さんの絵、「お口の中は楽しいぞ」です。



いや、ホントに楽しい絵です。
残念ながらカラーではありませんが。

そして、詩も一篇。

三年生(現四年生)の大山栞奈さんの「ごめんね」です。
やさしい心の子どもです。

ちょっと思うこと。
「豊岡市立小野小学校」とあります。
わたしにはどうしても違和感があります。
「出石」という文字が入ってないからです。
あそこはどうしても「出石」なんです。
歴史と伝統のあるところです。良き神話の里です。
平成の大合併でこんなことになってしまいました。
わたしのこのブログには「出石」という項目のカテゴリーを作っています。
わが愛する町です。どうぞご覧になってください。
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山鳥のこと

2022-03-29 11:22:57 | 出石
先のブログに山鳥のことを書いた。
それで思い出した本がある。

『神谷家と尾中武雄』(2007年刊)。
出石、奥小野で尾中武雄さんを取材して、わたしが編集発行したもの。
この中に尾中さんが話したこととして、山鳥の話がある。
出石の奥小野の山の中でのこと。

《山ではヤマドリがおもしろかったなあ。捕まりそうでなかなか捕まらんのや。追っかけたらな、5メートルか10メートル逃げてな、じっとしとるだがな。それでまた追っかける。近づいたらホエーッと逃げて、また待っとる。なんべんもそんなことして、上まで上がったら、バーッと飛んで行っちゃって、あれは人をおちょくっとったなあぁ。》

神谷家の歴史を語る中での、ちょっとしたエピソード。
この尾中さんも昨年、94歳で亡くなられた。
もうこんな昔話を聞くことはできない。


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但馬の雪

2022-01-31 10:40:20 | 出石
「神戸新聞文芸」の「選者特集」です。
神戸新聞さん、時里さん、記事拝借お許しを。
←クリック。
今回は「雪」がテーマになっています。
時里さんは「但馬の雪」ですね。
いい随想ですねえ。妻に読んで聞かせてやりました。
わたしの朗読、けっこういけるのですよ。
「輪」が営業している間に朗読会してもよかったなあ。でももう遅い。
で、この随想ですが、但馬の人の心の温かさが書かれていてうれしいですね。
実はわたしも妻もルーツは但馬です。
特に、和田山と出石の雪にはいろんな思い出があって懐かしいです。

追記
  先ほど妻が電話を慌てて切っていた。
  「ア、ゴメンゴメン」と言って。
  故郷、出石の幼友達との長電話。
  友だちは庵主さんである。
  一人で庵を守っておられる。
  11時の鐘を鳴らすのだ。
  その時間が迫ってのこと。
  村は過疎になったが、村人に知らせる11時の鐘。
  あの小さな谷間に今、鳴り響いているのか。
  雪の奥小野に。

『コーヒーカップの耳』 人を恋しく愛しくなる本。

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砕花師、出石の歌

2021-12-21 10:41:04 | 出石
最近知り合いになった人、K谷さん。
芦屋の「富田砕花旧居」でボランティアの案内人をしておられる教養人です。
そのK谷さんが昨日わたしへの所用で御來「輪」。
クレマチスの鉢植えを「奥様に」と持ってきてくださった。
「奥様の旧姓とわたしが同じというよしみで」と。
つぼみがいっぱいついてます。



姓は同じでも出身地はちがうのですがね。
そしてもう一点お持ちくださったのがこれ。

砕花師の歌の中から「但馬」の部を抜き出してプリントしてくださったもの。
12枚もあります。
わたしも妻も二人ともルーツは但馬です。
砕花師も宮崎翁も但馬は隅々まで歩いておられる。
懐かしい地名がいっぱい。
出石の歌だけでも8首あります。
中の一首。

《 まさしくも一羽の鸛(こう)ぞ餌をあされ出石のジル田ならぬ上田(じょうた)に 》

妻が子どもの頃には、家の裏の山にもコウノトリが巣をかけていたという。
ジル田で餌をあさっている鸛(コウノトリ)は珍しくなかったのだろう。

『触媒のうた』砕花師のことも詳しく載ってます。
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仙石騒動

2021-12-08 13:21:23 | 出石
驚いた。



今読んでいる『花のなごり』だが、111ページから「仙石騒動」のことが書かれている。
天保年間に出石藩で起こった「御家騒動」である。
有名な話で、わたしも多少は知っているが詳しく調べたことはない。
こんな話を出久根達郎さんが書いておられるとは。
出石は家内の故郷である。
しかも家内の旧姓と同じ人物が登場する。
読み終えたら、もう一度出久根さんに手紙を書こう。

『触媒のうた』 帯文を出久根さんが書いてくださっています。

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最後の質問

2021-09-16 15:12:36 | 出石
今朝、豊岡市の市議会のネット中継を見ていました。
家内の同級生の奥村忠俊議員(最後の出石町長でもあった)が最後の質問に立つという情報が入りましたので。
次の選挙には立候補せず引退とのこと。
格調高く、情愛あふれる見事な質問でした。



芸術文化観光専門職大学(兵庫県豊岡市山王町)に作られた劇場の名称を学長の平田オリザさんが、「静思堂シアター」と名付けた話を「素晴らしいこと」と述べながら、平和の重要性を語り、「非核平和都市宣言」を豊岡市はすべきだとの論。見事で、しかも格調高いものでした。
そして、出石町が豊岡市と合併後に「ひぼこホール」という文化施設が無くなってしまったことをベースに、出石出身ゆえの愛情あふれる質問は、心がこもっており感動を受けました。
決して声高ではないのですが、静かな熱のこもったもの。切々と訴えるものがありました。


こうなると、まだまだ引退は惜しいような気もしてきます。
けど、惜しまれるうちに引くのがいいのでしょうね。
長い間ご苦労様でした。
またゆっくりとお話しましょう。

この人のこと、拙著『触媒のうた』に登場します。
61、64,65ページ。

あ、そうだ。奥村氏、今日が誕生日だ。
おめでとうございます。

『コーヒーカップの耳』
コメント (2)
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出石町奥小野 2021・7・22

2021-07-23 09:11:28 | 出石
ここをスクロールして行っていただくと、出石アカルという人が14年前に書いた「出石町奥小野」というエッセイが読めます。
昨日そこへ行ってきました。
写真は臨川寺(尼寺)の玄関先からの奥小野の眺めです。
今は過疎が進んでいます。



田んぼも休耕田が増えてます。
臨川寺には尼さんが一人住しておられます。
K田さんとおっしゃいます。
家内の幼友達です。
若くして頭を丸められ、独身を貫いておられます。
その庵主さんが、わたしの書くものを楽しみにしてくださっていて、二カ月に一度、連載などの記事のコピーをお送りしています。

『コーヒーカップの耳』
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