喫茶 輪

コーヒーカップの耳

ゆきちゃんが

2017-09-30 08:14:28 | コーヒーカップの耳
拙著『コーヒーカップの耳』(編集工房ノア・2001年2月)ですが。


その巻末の2編の詩。




ここに登場するのは重度の障害を持つ幸子ちゃん。

次は、小説『あん』の著者ドリアン助川さんがFBに書いて下さった書評です。
←二段階クリックで。
英訳までしてくださっています。
ドリアンさんの『あん』は最近フランスの文学賞も受賞されていて、今や世界で注目の作家さんですが、詩人でもあります。

さて、幸子ちゃんですが、このほど亡くなりました。
今日は彼女の告別式です。
お母さんの心のうちは…。

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名筆研究会展 ´17

2017-09-29 11:56:16 | アート・文化
昨日行ってきました。

兵庫県民アートギャラリーでの「名筆研究会展」。

井元会長さんが作品ごとに詳細な解説をしてくださいました。
これまでこんなに詳しい解説は聞いたことがありませんでした。
いくつかの作品を紹介します。


今は亡き、「名筆」創立者の村上翔雲師の遺作5点のうちの一点。ボードレール詩の一節。「自分自身」という字が面白い。これの解説を井元会長さんが詳しくしてくださった。


井元祥山会長による鈴木獏詩「言葉は舵」です。さすがに会長さんの書です。実力に裏打ちされた微かな稚拙感の味が見事ですねえ(素人のたわごとです)。


西本直代さんの自作詩。


山下妙子さんの塔和子詩抄。


鈴鹿桃花さんの伊藤桂一詩抄「微風」。この作品好きでした。清々しいです。


堀田桂花さんの小林凛さんの句


林篤風さんの伊丹公子句。林さんはご年配の方だったと思うが、若々しい。


大村幸子さんの時実新子句。
「抱きよせて子供の髪の陽の匂い」
新子さんの句にしては平凡そうだが、実感があります。


六車明峰さんの森三枝子句。
ダイナミックな字です。よほどの力量がないと書けないでしょう。

六車さんと久しぶりにお話できました。

現代詩書、みなさんそれぞれ個性豊かで見飽きません。
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第52回名筆研究会展

2017-09-28 07:56:09 | アート・文化
今朝の神戸新聞に名筆研究会展のことが。
←クリック
今回は「陽」がテーマと。
兵庫県民アートギャラリー。わたし、行きます。
名筆研究会の機関紙『名筆』の編集者は、会の重鎮六車明峰氏です。
六車氏とはもう長いお付き合い。
わたしの近著『触媒のうた』の表紙題字を書いて下さった人です。←クリック
今回、どんな字を書いておられるか楽しみ。
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「富田砕花 足跡たどる」

2017-09-27 07:42:26 | アート・文化
今朝の神戸新聞「阪神版」
←クリック

竜門和諒記者が書いておられる。
この記事の中に「あれ?」という箇所が。
「砕花の写真や市民から贈られた砕花愛用の帽子が並ぶ」
それはないでしょ。
帽子はわたしが貸与しましたが、贈ってはいません。
催しが終われば返却してもらわねば困ります。
しかもわたしは芦屋市民ではありません。
竜門記者さん、どんな取材をされたのかな?

追記
この件、謝罪を受けて話がつきました。
わたしが心配したのは、主催者の芦屋教育委員会が贈呈を受けたと理解しておられるのではないか、ということ。
そして、この記事を宮崎翁が読まれたら、わたしが勝手なことをしたと思われないかということ。
単に記者さんの勘違いで良かった。まだお若い記者さんでした。
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武谷なおみさんと多田智満子さん

2017-09-25 15:19:32 | 触媒のうた
今日の神戸新聞夕刊の随想欄。
武谷なおみさんとおっしゃる方が「神戸の詩人・多田智満子さん」と題して書いておられる。
←クリック。
多田智満子さんのことは拙著『触媒のうた』にも書いてますのでお読みいただければ幸いです。兵庫県立図書館、西宮図書館などで借りることができます。
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宮崎翁の古い録音

2017-09-25 11:49:42 | 宮崎修二朗翁
必要があって宮崎翁の古い録音を聞いていた。

2011年5月31日の分。
上下で1時間40分ほどもある。
その終わりの方に入っているものに驚く。というより、今となっては残念な。

「ああ、そうだ。あなたに渡しておかなくては。僕が死んだらゴミになってしまうから。足立さんの生原稿。…。どこ行ったかなあ?…。ごめんなさい。…。またゆっくり調べときます。原稿2枚ぐらい。それはあなたが読んだら、公開しないだろうというものです。涸沢君は知ってることだが…。」

なにか、足立先生のプライベートに関することらしい。
その後、わたしは頂いていない。
今となっては、あの大阪の古書店に行ってしまったのだろうか。
それは出てこない方がいいと思うが、もしかしたらどなたかの手に渡るかも。
どうかそんなことのないように。
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「砕花をめぐる文豪と文化人」

2017-09-24 15:00:33 | アート・文化
「砕花をめぐる文豪と文化人」展を見に芦屋市民センターへ行ってきました。


久しぶりです。

この景色も懐かしい。
もう何年になるかなあ?宮崎翁の言葉に関する教室にしばらく通ったのは。あの頃は翁もまだまだお元気だった。
そして、杉山平一先生の講演もここで聞いたのだった。
その講演が終わって、先生からグリルに誘われてコーヒーをご馳走になりながらお話をお聞きしたのだった。
その内容は忘れたが、思えばぜいたくな時間だった。

今回の企画展示は3階の会場。








そして、わたしが提供している、砕花さん愛用の帽子。

これ、アイルランド製の高級品なのです。アイルランドはイエーツなど有名詩人を輩出しており、砕花翁もご研究だったと。
展示の説明の中に「宮崎修二郎」とありますが、

これは「宮崎修二朗」が正しいです。

この展示物にわたし、見覚えがありました。

「兵庫県立豊岡農業高等学校校歌」の原稿です。
家に帰ってきて調べてみました。
わたしが宮崎翁から頂いている直筆原稿です。

見比べてみて一瞬、「おんなじや!」と思ったのですが、微妙に違います。
同じのを二枚書かれたということ?
どうやら、わたしが持っているものの方が先に書かれていて、それを清書したのが展示のものということなのでしょう。
清書といっても推敲の痕までが同じ。あ、そうか、2枚同じのを書いてから、訂正があったということなのでしょうね。
だから双方の同じところが同じように訂正されている。それでわたしが、どちらかがコピー?と思ったのでした。
でも、そのころは多分カラーコピーなんて簡単にはできなかったでしょう。しかし見事に同じ字で書かれている。
砕花翁、集中力が並ではないですね。
あ、もしかしたら、この2枚ともが砕花翁の手元に残されていたのかも。きっとそうだ。
そして、ちゃんとしたものを1枚書かれて、それはこの兵庫県立豊岡農業高等学校に渡されたのだろう。

10月1日には、センターの隣のルナホールで「富田砕花と谷崎潤一郎」と題した催しがあります。
谷川俊太郎さんがお見えになって講演なさいます。
同時にたかとう匡子さんもお話をなさいます。
その資料にわたしちょっとご協力させていただいています。

わたし、招待券を戴いていましたが、孫の運動会にも招かれていて、孫の方を優先したいと思います。
ちょっと残念。

この会場のすぐ近くの国道2号線に「業平橋交差点」というのがあるのですが、

ここでkohが幼児のころ迷子になりかけた(いや、なっていた)のでした。
芦屋の桜まつりで大変な人ごみの中でした。
奇跡的といってもいいような形でわたしが見つけたのでした。
今思い出してもぞっとする。
よく事故に遭わなかったものだ。


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大谷記念美術館「絵本原画展」

2017-09-23 17:21:41 | 
satoと大谷記念美術館に行ってきました。


明日が最終日。ギリギリでした。
案の定、駐車場は満車で空き待ち、家内に送ってもらって正解でした。
たくさんの人が来館。
絵本ということで、こども連れが多いのかなと思っていたが、子どもはチラホラ。ほとんどが若い女性を含む大人でした。







たくさんの展示で、第4展示室までありました。
satoは少々お疲れ。
展示場ではカメラ禁止ですので、見終わってお庭を散歩の写真。


彼岸花が咲いていました。




7月の、神戸大丸での「水木しげる展」に次いで、satoとデートで幸せでした。
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「宮水ジュニア将棋教室」今年度後期の第6回目。

2017-09-23 12:06:45 | 将棋
午前中は今年度後期第6回目「宮水ジュニア・将棋教室」でした。

午前10時開始ですが、この写真はまだ9時35分です。
もうすでに一人やってきてます。
詰将棋の問題を考えてます。
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「むずかしいことをやさしく、…」

2017-09-21 07:51:00 | 新聞記事
今朝の神戸新聞「正平調」。

この終わりの方の文。作家井上ひさしさんが大切にしていたモットーだという。
以前にもどこかで読んだ覚えがあり、共感したのだった。
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに」
正に、わたしが文章を書く上で目指していること。
しかしこれが、なかなか難しい。
特に「ふかいことをゆかいに」が。
なんといっても、わたし自身が「ふかいこと」の何たるかを知らないのだから、どうしょうもない。
ただ「むずかしいことをやさしく」はなんとか頑張って。と言いながら、「むずかしいこと」の何たるかもよくはわからないのだが。
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招待券

2017-09-20 19:39:48 | アート・文化
ある人から招待券を戴いた。



4種類ある。それぞれ2枚ずつ戴いた。

写真展「オードリー・ヘプバーン」(大丸ミュージアム京都)
「フランス近代絵画と珠玉のラリック展」(神戸市立小磯記念美術館)
「絵のちから」(兵庫県立美術館)
「開国への潮流・開港前夜の標語と神戸」(神戸市立博物館)

行けるかなあ?どちらにしても全部は無理だなあ。
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仕事は見学

2017-09-20 07:59:59 | 
長男が一週間ほど前にろっ骨を3本折るというアクシデントに遭遇。
神経と手先を使うだけの仕事なので、たいした支障はなく出勤は続けている様子。

ところが、身体をかばいながらの生活のせいで、肩コリなどの二次障害も地味にツラいとのこと。
そんな愚痴を家で言っていたのだろう、幼稚園児の娘にこう言われたという。
「パパもお仕事、見学してたらいいじゃん」と。
実はこの孫娘、一昨年腕を骨折して、運動会やその練習を見学した経験がある。しかし天性の陽気さでメゲルことがなかった。
息子は「ギブスしてても、運動会に出られなくても、全くメゲなかった娘はすごかった」と感心しきり。
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「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」

2017-09-18 18:29:01 | アート・文化
加古川のS多さん来訪。
ご家族と車でだったので、店には入らずにすぐ帰られた。
『触媒のうた』を大層お誉め下さった。
「あんな文章、大好きです」などと。
そして、手土産とともに「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」のチケットを2枚下さった。

チケットは前にも頂いたことがあり、その時はsatoと行ったのだった。
S多さん、ありがとうございます。
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「マニュキア」

2017-09-18 16:55:19 | 
今朝の「読者文芸」、詩の欄の特選作。

明石の安藤浄子さんの「マニキュア」です。
この安藤さんですが、もうこの欄では相当のベテラン。
たしかわたしと同年齢の人だ。
このような人が特選になると、なんだか自分のことのようでうれしい。
この人の作品はいつも平明な中に、市井の人の繊細な心模様が描かれている。
それに目をとめて下さった選者の時里さん。
その選評です。

安藤さん、これからも頑張って投稿してください。
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台風一過

2017-09-18 11:41:38 | 地蔵さん
昨日の台風だが、風はたいしたことがなかった。
まあ、今うちの家は高い建物に囲まれているので影響が少ないといえば言えますが。
しかし、雨は凄かった。
役所に色んな対策をしてもらっているので、今は少々の雨では浸水することはなくなっているのだが、昨夜はヤバかった。
下水管が満杯になって、あと少し降れば道路冠水、そして、店内浸水というところだった。
ちょっとあわてた。

写真は昨日のfumi。

台風に備えてお地蔵さんの戸締りをした後です。
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