喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「放浪通信」50号トカラ列島

2015-08-31 08:43:17 | 旅行記
カテゴリーを「旅行記」にしたが、これはわたしの旅行ではなく、窪田哲夫さんのものです。
窪田さんとはもう10年ほど前に二度、二泊三日の旅をご一緒させて頂いた。宮崎修二朗翁のお仲間と7人ほどだったか。

いつもお送り頂く「放浪通信」だが、今回は50号。8ページにわたって書かれている。
トカラ列島の旅行記だ。
面白い。いわゆる観光地ではない所を選んでおられる。
最悪の民宿だったとか、また別の民宿では女将が美人だったとか、人との触れ合いが織り込まれていて楽しめる。
全ページスキャンしてアップしますので面倒かもしれませんが読んでみて下さい。

 二段階クリックで大きくなります。















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『風がページをめくる』

2015-08-30 17:38:16 | 出久根達郎さん
過日頂戴した杉山平一先生の蔵書だった本『風がページをめくる』(出久根達郎・リブリオ出版)を読んだ。
これもこの前の『書棚の隅っこ』と同じ、出久根さんの読書エッセイ集なのだが、やはり面白い。
そして予想通りこの本にも杉山先生の本のことが出ていて、『映画芸術への招待』のことを称賛しておられる。曰く「本書は、映画とは何か、映画の見方、楽しみ方、映画の技法、意味、すべてを、実にわかりやすく説いた名著である。」以下、べた褒めの記述が続く。
『映画芸術への招待』はわたしも所持しているのでもう一度読み直してみようかと思ってしまう。
さて、この『風が…』だが、最後の方に永井荷風の「断腸亭日乗」についての記述がある。その終わりの方、昭和19年の大みそかの荷風の日記を紹介して出久根さんはこう書く。

 ≪「かくの如くにして昭和19年は盡きて、落莫たる新年は来らむとするなり。我邦開闢以来曽て無きことなるべし。是皆軍人輩のなすところ、其罪永く記憶せざるべからず。」
 記憶せよ、と言っている。荷風はもっとも軍人を憎んだ。軍閥政治を嫌悪した。(略)荷風の「暗き日のくり言」と題する詩の一節。「生きてかひなき世と知りながら/なにとて我は死なで在りや/この世には美とよぶもののあればなり」
 美と反対の側にあるのが、戦争である。≫


因みにこの出久根さんの本は平成12年刊である。
今日、国会周辺で大きな集会があるという。
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9月号「宮っ子」

2015-08-29 15:54:37 | 宮っ子
「宮っ子」9月号が出ました。
今号の用海版「わが町この人あり」は崎野昌郎さんです。
こちらからどうぞ。

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新しい指導者

2015-08-29 12:36:54 | 将棋
「宮水ジュニア・将棋教室」に行ってきた。
夏休み終盤だからか、少し欠席が。
10時からの講座だが、早くに行って詰将棋の問題を出しておく。
これはまだ15分前。

そして、講義を終えて、後半はフリー対局指導。
今回から一人新しい指導者が入って下さった。
最近用海将棋会に入ってきた方で宮本さん。
久斗さんがご高齢で、最近お休みがち(今日も欠席)なのでお願いして。
今の「用海将棋会」では一番お強い。
実力5段ぐらい。
フリー対局指導では二面指しなどもしてもらって大いに助かりました。
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誕生日

2015-08-28 22:51:33 | 日記
大阪の孫3人と姫路の孫2人が親と共にやってきました。
わたしと家内の誕生日を祝ってくれました。

家内は8月13日。
わたしは8月16日でした。
みんなの日程が合うのが今日でした。
うれしいものですね。
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「岡田淳の世界」の展示

2015-08-28 11:10:14 | アート・文化
昨日の神戸文学館の「岡田淳の世界」の展示です。


 

                 
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「岡田淳の世界」

2015-08-27 16:09:32 | 文学
神戸文学館へ行ってきました。
今日は暑い。
わたしこの夏は、外出時に傘を持って出ることにしている。
いや雨ふりの日じゃないんです。
今日のような烈日の日に。
折り畳み傘を日傘にするんです。
これはいいです。
行き違う男性は傘なんて持っておられません。
汗ふきふき影を選んで歩いてはります。
なんか気の毒。わたしは影を連れて歩きます。
ホント楽です。
あ、文学館の話でした。
これです。

岡田淳さんは今人気絶頂の児童文学者。
西宮で教師をしておられたこともある。
わたしの孫、kohも大好き。
ということでkohを連れて行きたかったのだが、わたしも忙しいし、kohも色々忙しくてなかなか日程が合わず、このままだと行きそびれてしまうのでわたし一人で行ってきました。
王子動物園の隣です。動物園は、こう暑いとさすがに人が少ないですね。観覧車も誰も乗ってません。

 

展示品はまた改めて紹介します。
わたしの目的はこの展示だけではなく、館長さんにちょっと用事。
少しお話しして帰ってきました。

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古い帳面

2015-08-26 20:58:21 | 地蔵さん
地蔵盆祭りが終わって、片づけものをしていて目に留まったもの。
昭和26年~29年の収支明細帳。

わたしの父親の字です。
昭和26年ということは父親38歳の時ですね。
そして、27年度のお供え明細が面白い。

200円、100円がありますが、これは大したものだったのでしょう。
天下の日本盛(西宮酒造)が「なし一箱」ですからね。いも一盛というのも時代を表しています。
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宮崎翁の本

2015-08-26 17:58:22 | 宮崎修二朗翁
夙川の向こう、屋敷町まで用事があって自転車で行ってきた。
せっかく自転車だったので帰りに宮西町にある古書店「栄文社書店」に立ち寄った。
いつも車で前を通るのだが駐車場に入れるのが面倒でなかなか寄る機会がない。
「ちょっと見せて下さいね」と入って、郷土関連の棚を見る。
宮崎翁の書籍がたくさんある。
中に『文学の旅・兵庫県』がある。

これは翁の処女出版本。
値段を見てみると、3000円だか3500円だかだった。
まあいいか。
そしてこの本。
『ひょうご歌ごよみ』

値段は1000円。
これは安すぎる。
しかしわたしすでに二冊持っている。
この本には実はスゴイ付録が付いているのです。ちゃんと和紙に書かれています。
村上翔雲師の直筆です。
この書、翔雲師、大変な思いで書かれたと聞く。
1000枚以上だったと。そりゃ格闘ですね。だって宮崎翁の著書に添付するのですからねえ。あだやおろそかには書けません。
めくって表装すればかなりの値打ちもの。
それだけでも…万円の価値があるのでは?
しかしわたしすでに二冊持ってますからねえ。
どなたか値打ちの解る人の手に渡ってほしいものです。
いや、翔雲さんの書だけでなく、本そのものにも値打ちはあるのですよ。
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『夢の箱』

2015-08-25 17:00:09 | 
今日、歯医者さんへ行った。
一冊、詩集を携えて。
『夢の箱』
待ち時間に読み始めた。
そして驚いた。

著者の橋本千秋さんは「火曜日」同人だった人。
合評会でいつもわたしは彼女の作品に注文をつけていた。
順番がきて彼女の作品を評するたびに「もっと推敲を」と。
もっともっと読み込んで推敲して下さいと。自分のことは棚に上げて。
人の作品の欠点はよくわかるんですよね。
先に「驚いた」と書いた。
素晴らしいのである。上手いのである。
「火曜日」に発表した詩が載っているのだが、初出とはまるで違う。
推敲が行き届いて見事な詩になっている。
彼女の夢想の世界が静かに広がっている。
読み手をその世界へと自然に誘ってくれる。
幽かな妖しい世界へ。
しかも心地よく。
一篇だけ紹介しよう。
元の「火曜日」に載ったのはこれです。わたしの鉛筆が入ってますが。

「火曜日」77号(2004年1月発行)
それほど良くないですねえ。言葉の流れが悪い。

しかし今回の『夢の箱』では
 クリックして下さい。
内容は同じでも完成度は全く違う。
他の作品もみなこのようにすっかり昇華したものになってます。まるで生まれ変わったように。
余程推敲されたと思います。
恐れ入りました。
素晴らしい詩集です。
まだまだゆっくりと楽しませて頂きます。
橋本さん、素晴らしい詩集のご出版おめでとうございます。
あ、申し遅れましたが、彼女はこれが第二詩集。
第一詩集は『長いノック』(1998年)という、二三行の詩ばかりの短詩でした。
それはそれで素晴らしい詩集でした。
その詩集評(「火曜日」57号1999年1月発行)はわたしが書かせて頂きました。
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詩集三冊

2015-08-25 14:30:09 | 
多くの方から詩集をお贈り頂きます。
ありがとうございます。
なるべく早く読んでお礼状をと思いながら、なかなか果たせていません。
わたし雑用が多くて…。
本ですが、どうしても早急に読まねばならないという本があります。
もちろん、それを優先的に読みます。
次に、なるべく早く読まねばならないという本があります。
どちらも原稿を書くための資料的なものです。
そして次に、自分が読みたいと思って買い求めた本です。
もちろん早く読みたいですね。
しかし、それが後回しになっています。
いつも頭の隅、というより結構真ん中あたりにあるのですが…。
そして、献呈本があります。
皆さまからお贈り頂く本です。
今、三冊の詩集が未読です。
『記憶のカバン』(曽我部昭美・砂子屋書房)2015年8月1日発行。



『夢の箱』(橋本千秋・編集工房ノア)2015年8月1日発行。



『小さな窓から』(桂木恵子・編集工房ノア)9月1日発行。


早く読んでお礼状を出さねばならないのだが、もう少しお待ちくださいね。
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スイカ割り 

2015-08-25 12:09:07 | 地蔵さん
最近ではスイカ割りをする光景を見ることはありません。
割れた瞬間のこの子どもたちのはしゃぎようがスゴイ。
来年以降もこの行事は続けよう。

スイカ割り №4
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「畠中光享・林哲夫作品展」

2015-08-25 10:58:58 | アート・文化
林哲夫さんから案内状を頂いた。


きれいな案内状です。
京都丸太町での二人展。
ちょっと京都までは…。一日仕事になってしまいますのでねえ。わたし色々と雑用が多くて。
神戸だったら半日なんだが。
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路地裏のお祭り。

2015-08-25 10:05:45 | 地蔵さん
わたしがお世話させて頂いているお地蔵さんのお祭りは、正に路地裏のお祭りです。
大きな祭礼ではありませんが、隣保に生活する者が力を合わせ、手づくりで行っています。
この地で育つ子どもたちの、良き産土の思い出となれば。

             
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軒端行燈の数々。

2015-08-25 09:34:04 | 地蔵さん
昨夜の隣保の軒端行燈の数々。
路地に並びます。情緒があります。
 これはsatoの作品。見た人が「これはなに?」と悩んでおられました。

 この家の赤ちゃんの手形です。いいアイデアですね。









お孫さんの手形をアレンジして…。

 これは何年か前のsatoの字だ。なんでこの場所に?そうか、この家の人は絵が苦手で、satoが描いたのを拝借ということ。

これは私が最も感動した絵。 この家の幼児が描いたものです。ミッフィーということです。いいですねえ!

こちらはもう子どもさんも大きくなられて見事な漫画。水木しげるの模写ですね。
 


 お母さんも参加しての合作のようです。いいなあ。

それぞれ工夫を凝らして、楽しめます。




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