神戸の古書店「トンカ書店」さんから丁寧なお手紙を戴いた。
それに「唐芋通信」なるフリーペーパーが同封されていた。
ちょっと読みだしたのだが、途中で大変面白くなって、これはブログ「喫茶・輪」の読者に伝えなくてはならない!
と考えて、今このキーボードをたたいている。
「唐芋通信」は京都で古書店を営む夫婦が編集発行なさっているものだが、
中に子どもさんの言葉を記録したものがあって、これがすこぶる面白く楽しい。
いわゆる「口頭詩」といっていいだろう。「みっちんの声」と題されている。
みっちんとはこのご夫婦の長女で、小学校入学前後と思われる。
いくつか紹介しよう。
〇 ないてるときのきもちは、ないてるときにしかわからへん 11.2
〇 みちがうまれてへんとき、おとうさんはなにをしてたんや。かんがえるだけで、ひまそうやなあ 11.22
〇 みちはいまからおふろにはいってくるから、そのあいだおとうさんはぼおっとしといたらいいで 11.25
〇 おとうさんはみちのこといつでもだきしめていいよ。だけどいまはあかん 12.23
〇 おとうさんのめのなかのくににいきたい 12.24
〇 すずめはあしちいさいから、でんせんにのってもあんまりゆきはおちてこうへんな 1.16
〇 あしたがこうへんかったら、ずっときょうやなあ 1.28
これの何倍もの口頭詩が載っているのだが、どうでしょう。素晴らしいですね。
「素晴らしい」というのは、ここに書かれた言葉はもちろんですが、実はこれを記録したお父さんの奥田順平さんこそが素晴らしいと思うのです。
よくぞ記録された、ということ。そして記録され続けておられるということ。
まだあと二冊あります。読むのが楽しみです。
それに「唐芋通信」なるフリーペーパーが同封されていた。
ちょっと読みだしたのだが、途中で大変面白くなって、これはブログ「喫茶・輪」の読者に伝えなくてはならない!
と考えて、今このキーボードをたたいている。
「唐芋通信」は京都で古書店を営む夫婦が編集発行なさっているものだが、
中に子どもさんの言葉を記録したものがあって、これがすこぶる面白く楽しい。
いわゆる「口頭詩」といっていいだろう。「みっちんの声」と題されている。
みっちんとはこのご夫婦の長女で、小学校入学前後と思われる。
いくつか紹介しよう。
〇 ないてるときのきもちは、ないてるときにしかわからへん 11.2
〇 みちがうまれてへんとき、おとうさんはなにをしてたんや。かんがえるだけで、ひまそうやなあ 11.22
〇 みちはいまからおふろにはいってくるから、そのあいだおとうさんはぼおっとしといたらいいで 11.25
〇 おとうさんはみちのこといつでもだきしめていいよ。だけどいまはあかん 12.23
〇 おとうさんのめのなかのくににいきたい 12.24
〇 すずめはあしちいさいから、でんせんにのってもあんまりゆきはおちてこうへんな 1.16
〇 あしたがこうへんかったら、ずっときょうやなあ 1.28
これの何倍もの口頭詩が載っているのだが、どうでしょう。素晴らしいですね。
「素晴らしい」というのは、ここに書かれた言葉はもちろんですが、実はこれを記録したお父さんの奥田順平さんこそが素晴らしいと思うのです。
よくぞ記録された、ということ。そして記録され続けておられるということ。
まだあと二冊あります。読むのが楽しみです。