一枚の写真を探しているのだが見つからない。
ところがこんなのが見つかった。
全く忘れていたもの。

確かに私が撮ったものだが、まったく覚えがない。
しかし貴重だ。
左の胸をはだけた老女は、西宮の遊郭の最後の「やり手婆」さん。浅井きくさん。
男にちょっと触れただけで、懐具合が分かったという。
今生きておられたとしたら、130歳ぐらいだろうか?
もちろん一人暮らしだった。
お米を買ってもらっていたのだが、行くと、長いキセルで煙草を喫っておられた。
そして、「ちょっと兄ちゃん、男はな」とお説教が始まる。
世の中の酸いも甘いも噛分けた人だった。
右隣のおばあさんは、近所の竹谷さんという、これまたなかなかの人だった。
わたしはそれほどゴンタではなかったと思うのだが、よく叱られた覚えがある。
こんな写真が残っていたとは!
ところがこんなのが見つかった。
全く忘れていたもの。
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確かに私が撮ったものだが、まったく覚えがない。
しかし貴重だ。
左の胸をはだけた老女は、西宮の遊郭の最後の「やり手婆」さん。浅井きくさん。
男にちょっと触れただけで、懐具合が分かったという。
今生きておられたとしたら、130歳ぐらいだろうか?
もちろん一人暮らしだった。
お米を買ってもらっていたのだが、行くと、長いキセルで煙草を喫っておられた。
そして、「ちょっと兄ちゃん、男はな」とお説教が始まる。
世の中の酸いも甘いも噛分けた人だった。
右隣のおばあさんは、近所の竹谷さんという、これまたなかなかの人だった。
わたしはそれほどゴンタではなかったと思うのだが、よく叱られた覚えがある。
こんな写真が残っていたとは!