今年一年、お陰様で充実した年にして頂けました。
今年最後の対角線風景です。
来年はいい年でありますように。
今年一年、お陰様で充実した年にして頂けました。
今年最後の対角線風景です。
来年はいい年でありますように。
いつもわたしが座っている周りには本が乱雑にあふれている。
そこを片づけたら、「あれ、こんな本?」と思うのが下の方から出てきた。
裏表紙に「街の草」さんのラベルがあるけれど、いつ買ったのか覚えていない。
パラパラと中を見てみたが読んだ覚えがない。
著者の高島俊男さんは先年お亡くなりになったが、ご生前には宮崎翁と共に、たしか二度「喫茶・輪」にご来店下さった。写真も一緒に撮っている。『触媒のうた』にも登場してもらっている。
妻の作るおにぎりを「おいしいおいしい」と言ってくださったのだった。
今、読み始めたが、さすがに面白い。
大分前に信行寺の御住職、法顕師に戴いていた冊子です。
『報恩講』(真澄慎一・田中至道・野田茜・葛野洋明著・本願寺出版社・2024年9月1日刊)。
今ごろ読ませていただきました。
4編のお話、いずれも心に残る話(と言いながらわたしはすぐに忘れてしまう)ですが、真澄慎一師の「いつでも、どこでも、差し支えなし」に勉強させられました。
出てくる言葉「五劫」です。とんでもなく長い時間と、なんとなくは知っていたのですが、ちゃんとは知りませんでした。
要約します。
《大きな岩に三年に一度、天女が舞い降りてきてその衣で岩を(衣ではない)撫でることを繰り返し、岩が擦り切れるよりも長い時間を、5回繰り返した時間。》とのこと。
そこでわたし、「あっ」と思い起こしました。
落語の「寿限無」です。
「ジュゲムジュゲムゴコウノスリキレ…」とある、あの「ゴコウ」かと。
調べてみると正にそうでした。
今頃こんなことを大発見のように書くことが恥ずかしいですが、浅学なので仕方ありません。
よく似た言葉に「盲亀浮木」がありますが、これは知っていました。
子どもの将棋教室で人間に生まれたことの不思議を語ってやる時に、たまに使っています。
仏教の言葉は深遠ですね。
先日、次のような日記を書きました。
《家から出て、少し歩いたら、ポツポツと。
陽は射してるし、すぐに上がるかと思いましたが、あちらの方の空に何やら怪しげな黒い雲が。
用海版の「学校だより」が興味深いです。
日本盛の杜氏さんの話なんて、わたしが聞きたかったなあ。
酒かすの匂いを嗅いだ子どもが「イチゴみたいな匂い」とか「パンみたいな匂い」と言っているのが具体的でいいですねえ。取材の「宮っ子」編集委員、辻さん、いいところ書き留めておられます。