喫茶 輪

コーヒーカップの耳

父の遺品

2013-12-21 10:38:47 | 懐かしい話

少し前になるが豊中に住む次弟がやってきた。
その時に、こんなものを託して行った。

Cimg8317
父の遺品である。
父は昭和36年に死んだからもう52年の昔。
この弟がまだ12歳の時だ。そしてわたしは17歳。
これらの遺品にわたしも微かに覚えがある。
12歳の子どもが、わたしの知らぬ間にこれらを自分の中の父の思い出として所持していたのだ。
そして結婚してからも大切に所蔵していたのだ。
いかにも子どもが興味を持ちそうなもの。
しかも邪魔にならない大きさだ。
途方に暮れた当時を思い出すと、なんか胸が熱くなります。
煙管はよく覚えている。藁すべで掃除をしていたことなど。煙草入れはサクラの木の皮で作られている。そして戦時色を表す小物。
弟の子は女ばかり二人だったが、二人とも結婚して家を出ている。
ということはこれらの遺品を継ぐ者がいないというわけだ。
父の仏壇にでも入れておこう。

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江戸川乱歩

2013-12-20 20:21:14 | 文学

けやき書店さんから古書目録が。
ほとんど購入しないのに毎号お送り頂いてます。
申しわけないなあ。
この目録、カラーページも盛りだくさんで見るだけでも楽しいです。
今号には江戸川乱歩の書簡が。

Img380画面クリックで大きくなります。

うちにも乱歩さんの署名ハガキがあります。
Photo
署名だけなら8000円か。

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2013-12-20 13:15:15 | 

fumiのお手て。
かいらしなあ。

Cimg8310

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Poem & Art Collection 2014

2013-12-19 13:04:24 | 

こんなチラシが届きました。

Img377_2

「ポエム&アートコレクション」2014

その一環として、次のような催しも。

Img378

≪足立巻一さん、その詩と散文の仕事≫と題して、たかとう匡子さんがお話しされる。
わたしはすでに申し込んである。
どんな話が出るのか楽しみ。

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大阪の町

2013-12-19 12:36:45 | 
satoが発熱というので昨日大阪へ。
家内はそこで留守番でfumiの子守。
わたしはkiyoとsatoを車で医院まで。
途中で何度も交差点を曲がる。
医院には駐車場がないので一旦家に帰り、迎えは電話を待って。...
さて道がはっきりと思い出せない。
曲って曲って、道なりで、また右に曲っての筈が、どうやら通り過ぎて、もう一度戻って来ようとしたが知らない道に出てしまい、雨ふりの夕暮の大阪の道はまったく方角が分からない。なんとか車の止められる所からkoyoにケータイ。道を迷ってここがどこかも分からない。でも「なんとか探して行くからちょっと待ってて」。しかし分からない。でも走らなければ。とにかく、2号線に。こうなれば直感。で、なんとか2号線の標識を見つける。
キョロキョロしながら交差点にソロリと入ったら、いきなり「パッパッパー」とけたたましいクラクション。知らずに赤信号で入りかけていた。そんなこんなで何とか2号線に入り、元の道に戻り、医院に近づいたところでケータイ。でも要領を得ない。日は暮れた。また通り過ぎたらしい。ケータイ誘導である交差点を曲がろうとしたが、狭い商店街。しかも店が道に売り台を出していて、西宮ではとても車が通れるような道ではない。しかしkiyoは「入れるから、入って来て、右折」とか。でもわたし、これを入って、もし行けなかったら、戻りもできず大変だから「ここまで出て来て」ということでなんとか決着。いやエライ目に遭いました。大阪の下町、特に福島区は狭い道が入り込んでいてややこしい。国道から一歩中に入ると迷路だ。やっぱりこんな時にはナビがあればなあと思うのでした。
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『虚も実も』

2013-12-17 16:52:41 | 文学

六甲短歌会の田岡弘子さんから歌集『虚も実も』をお贈り頂いた。
「うそもまことも」と読むらしい。
いい装丁ですねえ。

Img376平成17年発行。
田岡さんは短歌誌「六甲」の編集をなさっておられる。
「六甲」は山本武雄さんが長く主宰されていた伝統ある短歌誌。
ということで田岡さんは実力ある歌人なのでしょう。
わたしは短歌は門外漢なので詳しいことは知りませんが。
先ず「あとがき」を読ませて頂きました。
中にこんな言葉が。
「軽みを知り、遊ぶ、愉しむといった境地へ、ようやく近づけたような気が致します。」と。昭和57年に兵庫県歌人クラブ新人賞。61年に半どん文化賞などを受けておられ、もうベテランの歌人でありながらこのような言葉を洩らしておられる。謙虚なお人なのでしょう。流石、山本武雄氏に教えを受けられたお人だ。
そして、これがまだ二冊目の歌集だと。しかも20年ぶりの。
いかにも本物という気がします。
これからボチボチ読ませて頂きます。
田岡様、ありがとうございます。

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マイク・コンプトン

2013-12-17 08:17:58 | ブルーグラス

一昨日の「酒心館」での稲葉和裕さんの「カントリー・クリスマス・コンサート 2013」
今年は行けなかったが、マイク・コンプトンがスペシャルゲスト。


"The First Noel"


"Silent Night"


"Kentucky Waltz"


"Prairie Lullaby"


"Swing Low, Sweet Chariot"

マイクのマンドリン、素晴らしいですね。

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お賽銭

2013-12-16 18:08:12 | 地蔵さん

先日、平山さんがお亡くなりになった話をここに書いた。
平山さんは、昨年ぐらいに「これをお地蔵様に」と言ってご自分のお宮参りの衣装を奉納された。
90年以上も昔の衣装だ。平山さんはお父様が会社経営者だったとかでお金持ち。で、それはいいものだったのでこれまで大切にしておられたのだった。
よくご一緒にお参りになっていたのが、藤本さん。

Photo
左、平山さん。右、藤本さん。
藤本さんはもう97、8歳になられる。
で、先日、家内がお稲荷さんを作った。
平山さんも藤本さんも、うちのお稲荷さんがお好きだった。
それで家内が、藤本さんにお稲荷さんのおすそ分けを持って行った。
すると、藤本さん、「なかなかお参りができないので…」と、貯めておられたお地蔵様へのお賽銭をことづけて下さった。買い物のお釣りを貯めておられたのだ。

Cimg8275
小銭に2000円を足して、

Cimg8278
数えてみると、合計、4216円。
偉いですねえ。
その藤本さんのこと、「宮っ子」の平成22年9月号に書きました。↓
http://miyakko-nishi.com/MIYAKKO-SYSTEM/Found_Page?area_reference=area_reference&areacd=25&find_year=2010&gou=306&page=3
それから平山さんも平成23年3月号に書いたが、なぜか「宮っ子」HPのその号が開かない。

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色々と

2013-12-16 14:31:48 | 日記

昨日は宮崎翁をお訪ねして一時間半ばかりお話を伺う。
この前と同じようにカアチャンも一緒に行って、カアチャンはお庭で土いじりをさせて頂く。
帰って、滉咲友文実たちがやって来て遊ぶ。
今日は、「宮っ子」のインタビュー取材をうちに来て頂いてする。約二時間。
これの原稿の締め切りはまだ先なのだが、取りあえず録音させて頂いておいて。
さて、今年中に書かなければならない原稿が色々と溜まっていて、少し焦り気味。頑張ろう。

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宮水ジュニア・第三回目

2013-12-14 12:11:41 | 将棋

今年度後期「宮水ジュニア・第三回目」(用海公民館)でした。
これはまだ時間前。Cimg8240
今日の講座は少々脇道にそれたりしながら。
なんで「用海」を「ようかい」ではなく「ようがい」と読むかというようなことなど。
こんな話を織り交ぜる方が子どもたちは親しんでくれる。
Cimg8243講座が終わってフリー対局です。
真剣な眼差しの素晴らしい写真もあるのですが、ここでは控えておきます。

あ、そうだ。今日は久しぶりにトレンゴブ君がやってきたのだ。
彼はもう4,5年ほど前からわたしの講座に続けて来ている子。いわば追っかけだ。
たしか今、中学二年生。
一年ほど前の講座の時に「お母さんが入院するのでしばらく休みます」と言っていたのだ。それで「お母さんを大事にね」と言ったのだった。
それが今日、顔を見せたので、「お母さん、退院したの?」と聞いた。
すると、「ハイ、退院しました」と。そして口の中でゴニョゴニュと、「うまれた…」とか。
で、「え?今最後に言った言葉、もういっぺん言って」と聞いた。すると
「赤ちゃんが生まれたんです」と。
「なんや、そうやったんかいな。てっきりご病気かと思ってたやん」
「なんか、失望したみたいですね」
「いやいや、予想が外れたんやがな。それは良かった。で、どちらが?」
「ハイ、男の子です。4人目ですけど、みんな男」
「それはスゴイ。ホント良かったね」
「大変でした。食事を作ったり家事をしたから」
「へえ、そうなん。でもそれはいい体験やと思うよ」
などなど。

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出石方言

2013-12-13 18:43:33 | 出石

午後、一つの棚を家内と二人で片付けていて面白いものを見つけた。
長男の中学生の時のレポートである。もう30年近く昔のものだ。
どうやら学校に提出する前に、わたしがコピーしておいたらしい。
わたしなりに大事だと思ったのですね。

Cimg8239

≪自由研究―兵庫県出石郡出石町奥小野(神谷家―母の実家)の方言調べ≫
49th中1D6番 今〇日〇

① まず採ってきた方言をならべてみます。
とあって、左欄にズラリと何十種類もの方言が並んでいる。
「よお来んさった」
「ええうれいだったなああ」
「あきゃへんがな」
などなど。
そして右欄にその解説が書いてある。
「よお来んさった」の解説は「ようこそいらっしゃいませ」
「ええうれいだったなあ」は「日照りが続いた後、雨が降ったときに言うことば」
など。
いや面白い。
② では、 「これらをもとに出石町の方言の特徴をあげてみます。」
とあり、適切な説明がしてある。

そして③では、それらの中から特に変わった方言を抽出してある。

④では理解できなかった方言の推測。前後の言葉から推理して。

そして最後のまとめに、
②で述べたように、相手の心をおしはかってしゃべることが多いと思った。どの言葉にもやわらかさがある。ぼくもこの言葉がわからないことはない(特殊なものを除く)が、しゃべれないので、ペラペラしゃべれるようになって、いなかの人をおどろかしたいものだと思った。

いかにもわたしの息子ですねえ。

しかし、年末の片づけは時間がかかる。
写真一枚にも色んな思い出があって大変だ。

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京田さん

2013-12-13 18:07:31 | 喫茶・輪

「輪」は土日月祭と定休日だが、営業時間はお昼ごろまでとしている。
“ごろ“というのが怪しいのだが便利でもある。
お昼を過ぎて店内にお客様がない時は閉店する。
しかし二時ごろまでは鍵はかけない。
もし、珍しい人や、わたしたちに個人的に会いに来て下さった人のためにロックはしていない。
スッと入って来やすいように。
一見さんには「スミマセン。もう閉店しました」とお断りする。
さて今日だ。
二時になるのでそろそろ鍵を閉めようかと思ってるところに入って来られた人がある。
久しぶり。一年以上ぶりの京田さん。
彼は元阪神米穀㈱のお偉いさん。わたしがまだ独身のころからの古いお付き合いである。
そのころ彼はルートセールスをしていて、わたしの店にも毎日のように顔を出した。
そして、うちの店で一時間以上も油を売っていくのである。
よもやま話をしたり、座り込んで本を読んでいたり。とにかく、うちでくつろいで行ったのだ。
だいたい、うちの店の担当者はみな、うちで一休みして行くのが通例だった。よほど居ごこちが良かったのだろう。わたしが若かったしね。米屋になった時は17歳だったから、恐らく日本一若い店主だったと思う。今のように自由販売ではなかったから。ということで、よその店の店主はみな年配の人だったから、そこでサボるわけにもいかず。
彼はわたしの高校の先輩でもあった。とはいってもわたしは一ヶ月で中退したのだが。
彼は後、頭脳の良さが買われて社内勤務になり、たしか財務を担当したのではなかったか。社長の懐刀とよばれてもいた。それからお会いする機会は減ったが、うちが喫茶店をするようになって時折顔を見せて下さるようになったのだった。しかし、ここ一年以上ご無沙汰だったのでどうしておられるかと心配していたのだった。
こんなことがあるから、店をピッタリと閉めてしまうわけにはなかなかいかない。

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リレー将棋

2013-12-13 09:21:01 | 将棋

昨夜は「用海将棋会」の忘年会。
会食のあと恒例のリレー将棋。
こんな局面になりました。

Cimg8235
わたしのチームは後手です。
ここで後手番ですので、ほぼ後手の勝ちですね。あとはどう寄せるかの問題。
しかしリレー将棋はここからが勝負。
案の定、逆転負けになりました。
リレー将棋は負けましたが、あとN3段とフリー対局を、穴熊をやっつけて溜飲を下げて帰りました。

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「輪」

2013-12-13 08:49:32 | 喫茶・輪

Cimg8238
今年の漢字は「輪」なんだと。

Img372
驚きましたね。なんか今年は色々と忙しかったと思ったら。
いやいや、店が忙しかったということではなく、あれこれ私用で忙しかったのだ。
あっという間の一年間。
ということで「今」も候補に上がっていたらしい。
来年はどうなのかな?
やはり心急くことが多い年になるのかな?

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仙崖さんのカレンダー

2013-12-12 16:26:53 | 懐かしい話

素敵なカレンダーがまた届きました。
仙崖和尚の書画カレンダーです。

Cimg8226

出光石油が毎年出しておられます。
昔、うちが米屋をしていた頃はガソリンをよく使ってましたのでガソリンスタンドで頂いてました。
ガソリンをあまり使わなくなって後は、ご近所の田淵さんから頂いてました。
田淵さんの次男の博さんが出光のお偉いさんだったのです。
でも田淵さんが転居されてからは諦めてました。
ところが最近、博さんとたまにメールのやり取りをすることがあり、わたしがこのカレンダーを好きなのを知って、このほど送って来て下さいました。
ありがたいことです。
その博さんのことブログに書いてます。↓
http://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816/d/20130803
Cimg8228

Cimg8229

Cimg8230

今年は個性的なカレンダーをたくさん頂きました。
店や家のあちこちに飾れます。

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