自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

チェコの城とトイレ事情

2009年06月14日 07時20分55秒 | チェコ
チェコには城が多い。
その数たるや、村ごとに城が残っているほどです。
なぜこれほど残されているのか?

それは、チェコ人の性格が関係しているのだそうです。
2度の大戦の時、外敵の侵入に対して、
「非暴力」で応じたからだそうです。
そのため、激しい戦闘が起きなかったので、
こうして村や城が往時の姿をとどめているのだそうです。

さて、その美しいお城のトイレは大抵が有料です。
でも、管理されているためにとても奇麗で、安心して入れます。

しかし!
ここでひとつ落とし穴が。。

なんと、チェコのトイレにはほとんど鍵がないのです。
トイレにしゃがんでいると、人が入ってくるたびにヒヤヒヤします。

でもまあ、それは諦めれば済む事です。
便器にしゃがんでいる姿をオッサンに見られたとて、
たいした事じゃあござんせん。

もっと大変な事が起こるのがチェコのトイレです。

チェコのトイレはハイテクで、人感センサーによって明かりが灯ります。
このセンサー、トイレの入り口にあります。
そして、チェコはエコな国なのでしょう、2分ほどで自動消灯します。

つまり。
便器にしゃがんでいる途中で、消えてしまうのです。
鍵が無いのは良いけれど、真っ暗闇のなかで大便することほど
心細い事はありませんのです。

ああ、ハイテク&エコ国家、チェコ。。。