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ブータンのロケを終えた帰り道のお話。
タイで6時間のトランジットがあった。
もちろん街へ繰り出しましたよ!
ただ街に出るだけでは面白くありません。
自ら課したお題は「米ドルだけで行動する」。
これが考えていたよりずっとキツかった☆
まずは最初の難関、バンコク空港からのタクシー。
これは米ドル支払いも簡単に了解してくれた。
ただ、そこはタイ。乗った途端に運賃をふっかけて来た。
車内は私と運転手の大げんか勃発。
山陽さんはオロオロ。
タクシーはふっかけるつもりでメーターを回していなかったので
逆に安く値切ることもできると踏んだ私。
結局、もとの額の半値で車を降りることに成功。
警官が近くにいる場所で降りるのもポイントです。
(もちろん、ヤバそうな運転手だったら素直に払いますよ)
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タイは南国、暑さムンムン。
のどが乾いた男2人、しかし…米ドルじゃまったく飲み物を売ってもらえない。
(セブンイレブンにはこんなに品物が溢れてるのに…買えない)
背に腹は代えられない。
水を売ってた屋台のお兄さんに懇願して、
5ドルで水2本売ってもらうことにした。
「これはもらいすぎだよ」と優しいことを言ってくれるので、
おつりに100バーツ(約300円)もらった。
この貴重な現地通貨100バーツ。きっと我々を助けるに違いない!
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街は、屋台が軒を連ねていることを除けば
近代的で日本とあまり変わらない。
タイ式マッサージを受けてるほどの時間もないので、
トゥクトゥク(3輪バイクタクシー)に乗ろうと決めた。
「10ドルで街を30分走ってくれ!」
英語の通じない運転手に、身振り手振りで交渉。
若い運転手は、ためつすがめつ米ドル紙幣をながめ、
仲間に相談しにいった。
仲間は「まあいいんじゃない?」的なことを言ってくれたらしい。
夕暮れの街へトゥクトゥクは走り出す。
これがまた最高!
ジェットコースターより断然面白い!
渋滞する車の間をブンブンすり抜け、あっというまに旧市街一周ツアーへ連れて行ってくれた。
念のため財布の中身はバッグの隠しポケットにしまっておいたけど、
危険なことは何一つなかった。
屋台からの煙。
子供たちのまろび声。
トタン屋根の暗いバイク用品店街。
ああ、生活の匂いがする。
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夜は街でみつけたタイ料理店で激ウマ料理に舌鼓。
(…うまかったけど、ブータンでこわれなかったお腹がついに壊れました)
さあ空港へ帰らねば。
いかん。タクシーをすぐにつかまえないと間に合わないぞ…
と思ったところに良い情報をゲット。
「すぐそこのモノレールで空港に行けるよ!」
乗れれば1人100円、30分くらいで空港に行けるらしい。
ただし…「タイバーツしか使えないよ!」
一か八かでモノレール乗り場に行ってみると…
2人で90バーツ!(約300円)
水を売ってくれた屋台のお兄さんに感謝。
ポッケの100バーツできっぷを2枚。
おつりは募金箱に入れてすっきり。
私は成田へ、山陽さんは名古屋へ、またそれぞれの旅へお別れ。
きっかり4時間のタイ大満喫の旅でありました☆
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