ふだんカメラマンと仕事をしないので、
TOUGEの撮影で日本屈指のカメラマンとご一緒すると
驚くことばかり。
今回のロケは天候に恵まれず、雲は厚く雨霰が降るありさま。
しかしカメラマンはこう言う。
「きれいな天気なんて面白くない」
天気が悪いと喜ぶそのカメラマンが撮った画は、
まさに極寒の映像美。
厚い雲、冷たい風、見えない富士、
それをすべて美に変えてゆく。
私には、美しい景色を美しく撮ることしかできない。
それは「今日は天気が悪くて残念だ」という気持ちから生まれるものだと思う。
今回のロケ、すごく、すごく、私にとって大切な時間になるような気がする。
※残念ながら、上の写真は私が撮ったものです…☆