自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

那須への道中150km。

2015年07月17日 22時43分04秒 | チャリダー★



徹夜の編集があったので、
出発は予定より8時間遅れの12時。
気温はすでに34度を超えている。
とりあえず、信号待ちは日影優先まちがいなし。
こりゃあ厳しい闘いになりそうですぞ!





長距離移動はスピードが命。
信号待ちの少ない大通りを通ろうと、
環七から国道4号へ出て、
車通りの少ない4号バイパスをひたすら北上する作戦。


ところが。


環七って、初めて走ったのですが、
立体交差のたびに、自転車は写真のような階段を上るハメに。
走って、階段上り降り、その繰り返し。シクロクロスみたい。
もう二度と環七なんて走るもんか!






土曜日の昼下がりは、郊外に向かう車でいっぱい。
埼玉に入るまでに、2時間かかっちゃった。
まだ走行距離たった20キロ…。
とりあえずポカリとジェルを補給。






越谷を過ぎたあたりから、信号がまったくなくなる。
車とほぼ同じ速度でガンガンとばす。
信号がないのはいいが、コンビニも自販機もないじゃないか。
補給できないことを考え、少しだけペースを抑える。
巡航35km/hぐらいか。


50km地点で、お尻に違和感。
那須ロングライドに向けてサドルを変えたため、
ポジションが煮詰まっていなかったのだ。
5kmおきにポジションを出しながら北上。
80km地点ぐらいでようやくポジションが決まる。





普段は通勤以外に自転車に乗る時間がないので、
100km以上の道を走るのは、本当に久しぶり。
案の定、90km地点でカラダが疲れ果ててしまった。
背中、ハムがバッキバキに痛い。
こんな状態で那須にたどり着けるのか!?





結論としては、ロングを走るのって大事だなあと思った。
どうしてたった90キロでカラダが痛くなっちゃったのかを考えると、
やっぱり余計な力が入っているわけですね。
肩、肘、手、背中、ハム、膝。
痛いから、とにかく力を抜いて走ってみることにした。

首の力を抜いて、顔は上げない。前方の視野は上目遣いでカバー。
肩と腕は、ハンドルに軽く乗ってるだけ。ハンドルを握る力すら入れない。
上半身の重みをペダルで支える。足に体重のほとんどが乗るように。


すると、驚くことに、
疲れ果ててたハズなのに、巡航速度は余裕で40km/h以上出るし、
まったく疲れなくなった。
これか。
「ペダルにかかる」とはこのことだったのかと
嬉しさに叫びたくても、人はなし。



結局水分を補給すること10リットル。
エネルギーはひたすらアイスとジェル、たまに揚げ物系で。






汗が乾いて、レーパンは塩だらけ。
でも、足にできた塩の結晶は
夕日にきらめいて美しかった。






けっきょく、150キロを6時間かけて
日のあるうちに那須へ到着!
この走り方をして、どこに筋肉痛が発生するかが楽しみ。

無事にうじきさんとも合流して、
明日のイベントに備えたのでありました☆