
「坂バカ女子部」。
選考は順調に進み、もうすぐ合格者が決まります。
サイクルスポーツをする女性って、
とてもかっこいいと思う。
おしゃれなウェアを羽織って、
艶やかなバイクにまたがり、
遅くても、キツくても、
止まらない汗と鼻水を気にする余裕がなくても、
なりふり構わず坂道を上ってゆく。
これは、映像に撮っても、かっこいい。
番組のためではなく、
自分のために本気でやってくれる人と走りたかった。
どうか彼女たちの姿を見て、バイクでなくても、
何かに打ち込む女性が増えてくれますように。

そういう意味では、猪野監督はカガミだと思う。
いつも本気だし、ある種の美しさがあるし、
何より一緒に走ると楽しい。
この人と一緒に仕事がしたくて「チャリダー★」を企画した。
また1年いっしょに走れることは喜びです。
ちなみにイノッチの平地最高速は47km/h。
これはかなり遅いです。
しかし、ひょっとしたらこれが意味するのは、
イノッチの筋肉は「遅筋」でできている、ということかもしれない。
つまり天性のヒルクライマーかもしれない。
平地最高速60km/hの自分は
ヒルクライムに向いてないのかもしれない。
なのでけっこう、この記録は羨ましかったりする。

56(筧五郎)さん。
哀愁と剽軽をあわせ持つイケメン。
森本師匠の「日本一の坂バカ」みたいに
番組で紹介する肩書きを考えたら、
「坂バカ界のアイドル」になった。
だって、この人は、行くところ行くところ
必ずファンが現れるほどの、まぎれもないアイドルだもの。
56さんと話していると、「生きよう」と思えてくるから不思議だ。
今年は56さんとたくさん仕事をしようと思っている。
56さんのスクールも受けてみたいなあ。
やりたいことを叶えるために、
言わないけれど、いろんな犠牲を払っています。
それでも自分の希望を実現できることに感謝。
明日もがんばろう。