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中国で見た、岳飛(南宋時代の武将)の書。
諸葛亮の「出師表」の拓本なのだが、見事の一言。
書に詳しくない私にだって分かる
融通無碍の境地。
ものすごくカッコつけてるんだけど、
カッコ良すぎてぐうの音も出ない。
一文字目を書いている時、すでに
文章の最後が見えているかのような。
でも、書いている途中で起こった変化を
美しく受け止めているような。
私は、現場で起こったことに
割と自由に対処できる方だと思うけど、
ここまでの仕事ができるようになりたい。
と、新しいジャージのデザインに
1ヶ月以上悩み続けながら、思う冬の夜…。