自転車ひとり旅★

自転車大好きなTVディレクター日記。

沖縄合宿 3 日目その6

2010年02月17日 09時45分44秒 | 沖縄合宿2010
さて、件の「為朝上陸碑」。
ここに来れば何らかの情報があるだろうと期待したのですが、
石碑には「源為朝公上陸之碑」とあるだけ。
それ以上は何も無し。


ナゼここに為朝が?
待てど暮らせど地元の人が来る気配もなし。
これでは消化不良になるばかり。


そこで奥の手。

もっぴーが歴史マニアに電話をしたのです。


さすが歴史マニア。
その方は、即座に僕らの心の凝りをほぐしてくれました。
簡単に省略して言えば、これは伝説でした。


ちなみにその即答したマニアとは、茂山逸平博士です。

沖縄合宿 3 日目その5

2010年02月17日 03時21分51秒 | 沖縄合宿2010
美ら海水族館から、半島を時計回りに、運天港を目指します。

しかしまあ、道に迷う迷う!
地図がなきゃツラいなあ、と思ったけど、
よく考えると、地元の人に道をたずねながら旅する方が面白い。

女の子に尋ねれば、「おばあに聞いてきます」といって調べてくれたり、
サトウキビ収穫中のオジサンが丁寧に教えてくれたり。

そしてついに、石碑のありかを発見!
興奮する2人!
古びた山道を登っていくとそこには何と、真新しい石碑が…

沖縄合宿 3 日目その4

2010年02月17日 03時05分43秒 | 沖縄合宿2010
水族館を出た頃には雨脚もだいぶ弱まり、
これは少し走れそうだと北へ向かいます。

目指すのは、昨日の宿で見た地図に載っていた
「源為朝上陸碑」。

ナゼ源為朝がここに?
そんな話、聞いた事もない。

こりゃあ確認しないといけません。

地図にはたしか、目的地付近に道路が書いてありませんでした。
ちゃんと見つけられるかなあ…

沖縄合宿 3 日目その3

2010年02月17日 02時51分24秒 | 沖縄合宿2010
美ら海水族館は、平日にもかかわらず大混雑。
よくよく観察すると、聞こえるのは中国語ばかり。
旧正月に家族旅行でもしているのでしょうか。

巨大水槽が多くて見応えありますし、
魚がストレス少なく生きているようで安心して見られました。

でも、やっぱりこの生き物たちを自然界で見られたら、
100倍の感動があるんだろうなあ。


なお、大水槽の手前で写真を撮っているのはもっぴーです。

沖縄合宿 3 日目

2010年02月16日 20時33分05秒 | 沖縄合宿2010
東京を出る前、予報に唯一雨マークがなかった本日。

…朝からザーザーぶりの大雨です。


一日の予定を全て変更し、
(最北端の辺戸岬をあきらめ…)
近所をぶらぶら。

もうすぐ帰京する(バスで)宮さんのサイクルメーターが
119キロだったので、
一緒に1キロだけ走ったり。

アオサ海苔の収穫時期を迎えた海岸線を歩いたり。

バンビーノのパンク修理したり。

ゆっくり雨音を楽しみました。


宮さんが別れの際、
「寂しくなるなあ」なんて言うので、
一生懸命手を振って見送りました。


さあ、今日も行けるところまで行こう!

出発したとたん、雨どころか暴風まで加わって、
こりゃあいかんと逃げ込んだ先は…

お宿でもっぴー大感激。

2010年02月16日 03時17分56秒 | 沖縄合宿2010
さて今回の旅で唯一決めていた目的地がこのお宿。
実は宮さんがやってた「晴れたらイイねっ!」という番組で
何度も来ているペンション。

ご主人がオモシロおじさんで、
寿司の腕前は一流(修行は東京でするんですね、やっぱり)。
出てくる料理はすべて良い食材(石垣鯛はすごく旨かった…)。

おまけの極めつけは、
ご主人の変装ギャグ・ワンマンショーつき。
(この海苔は、フランス産なのさ~。ほら、聞いててごら~ん、パリ、パリ……)

…で、もっぴーが感動したというのは、
この人が熱く真剣に語る家族の話(アホ全開のギャグだけではないのです)。


村まつりで行う伝統行事「狂言」(!)に娘と出演し、
最初は嫌がっていた娘が、終演後に感極まって涙をながし、
抱き合って喜び合った話。

都会に出た娘の家を訪ねたら、台所で料理をしながらその狂言の謡を口ずさんでいた話。


どうやら、親子の姿を考えさせられたようでした。



…さっきまでは、口を開けば
「おっぱ○」と「クビレ」の話ばかりしてたんですけどねぇ。


明日は、昼過ぎに宮さんだけ先に帰京。
さあそのあとはどこへ行きましょうか。

沖縄合宿 2 日目その9

2010年02月16日 02時32分32秒 | 沖縄合宿2010
さすが雨男御一行。

目的地に近づくにつれてどんどん雲行きが怪しくなり、
50キロ地点の名護の手前では、
目の前に大雨雲が出現。

あれを避けるにはどうしたら良いか?
名護の街で休憩してやり過ごすか、
進路変更か、
ずぶ濡れ覚悟で走るか…


悩みながら走っていた私に、
宮さんがまたもや一言。
「あれヤバイね。どっか行ってくれないかな?」


すると奇跡が。
目視できるくらいの大雨が、
急遽進路変更して遠ざかっていくではありませんか。

んなアホな?


結局、あまり濡れずにコマを進め、
途中なんともっぴーが10キロタイムトライアルをする余裕まで!
(道を間違えて途中棄権)


さらにまさかの、日のあるうちに宿に到着☆
(宮さんの平均速度は13キロ)
このペンション「ビセザキ」のプライベートビーチで
オリオンビールで祝杯をあげました。


そして宮さんが一言。
「あーっ、69.6キロだった! おしかったなぁ…」


宮さん、なんていい人なんだ。
この「大プロデューサー」であるはずの人がここまでユルキャラでなければ、
チェコもイタリアもできなかったに違いない。

沖縄合宿 2 日目その8

2010年02月16日 02時03分01秒 | 沖縄合宿2010
30キロ走ると「万座毛」という看板を発見。
(我々、ノープランどころか地図も持っておりません)

この地名に、もっぴーはもちろん、宮さんまでも大盛り上がり。
さっそく寄り道。


8%の坂道を、ファンライドで覚えたばかりの「下ハンダンシング」で激走し、
(下ハンダンシングは大変体力がいるので、今しかできないと判断)
「万座毛」に到着。


緑の美しい草木が低く広がり、
突然の断崖絶壁で海に落ち込む光景は、
御一行の言葉を奪うには十分すぎました。


さっきまでは、ネーミングにゲラゲラ笑ってたのにね。


そして、万座毛を満喫した宮さんが一言。
「あれえ、こんだけ走ったのにあと40キロもあるよ~〓」

すかさず切り返す我々。
「いやいや宮さん、人生最長距離更新ですよ!」

…宮さんは、すっかりゴキゲンやるき茶屋で走り出しましたとさ☆

沖縄合宿 2 日目その7

2010年02月16日 01時56分35秒 | 沖縄合宿2010
宮さんが取り出したのは、
どう見ても100円ショップで買ったふつうのカッパ。

「どう?」
と、嬉しそうに着てみせる宮さん。
「これ、マキヤンがくれたやつだよね」
「どう見ても違いますよ☆」

どう見てもそりゃあ「レインジャケット」じゃあないでしょう???
もう、笑いすぎで腹がよじれて息が出来ません。
だって、どう考えてもマキヤンのジャケットじゃないのに、
気付かなかったのだろうか??

「いやあ、おかしいなあとは思ったんだ。
 こんなモノをマキヤンはくれたのかな、と思って」

旅に出る前、ゴアテックスの分厚いジャケットを持って行こうとしていた宮さんに、
私は「そのレインジャケットがあれば十分ですよ」と言った。
それがまさかこの100円カッパだったとは。
しかも、走り出すと、おしりの部分が破れて「ブリ、ブリブリ」と鳴る。
私、こんなにゲラゲラ笑いながら走ったのは初めてですわ。

沖縄合宿 2 日目その6

2010年02月16日 01時50分09秒 | 沖縄合宿2010
ついに雨が降り出した!
そこで宮さんが「レインジャケット」を取り出した。

そのレインジャケット、実はチェコでマキヤンが使っていたものを
プレゼントされたもの。
白い薄手のGOLDWINのジャケットで、5センチ×10センチくらいに
小さくコンパクトになるスグレモノ。


「マキヤンがくれたのってこれだよね」
宮さんがリュックから取り出したのは、
まさしく5センチ×10センチくらいの白いビニールの塊。
…しかしなぜか、その白いジャケットは、専用の白い小袋ではなく、
輪ゴムで留めてあるのでした。
マキヤンのあのジャケットがどうなってしまったか、つづく。

沖縄合宿 2日目 その4

2010年02月16日 01時44分50秒 | 沖縄合宿2010
島の北半分に入ると、
海でたくさんの「ひび」を見かけました。

「ひび」というのは、海苔養殖のための柵のようなもの。
この海で育った海苔って、
どんな味なんだろ?

…と思ってたら、なんと食べるチャンスが!


食べたのは、アオサの天ぷら。
甘くて、嫌味のない海の香りがいっぱいに鼻腔を占領しました。

もう、これだけで沖縄に来た甲斐があると思うほどでした。
(デジカメの写真は後日…)

沖縄合宿 2 日目その3

2010年02月16日 01時39分27秒 | 沖縄合宿2010
一歩国道を外れたら、
エメラルドの海と小さな入り江がいっぱい。

晴れてたら、さぞかし美しいんだろうな~、とこぼすもっぴーに、
宮さんがこんな一言。

「いや、このメンバーで雨が降らないだけ奇跡です」
全員納得。

だって、チェコじゃあ毎日、
30年ぶりの洪水で死者20人、というニュースが
流れてましたからね。