◎男と女(1966年 フランス 103分)
原題/Un Homme et Une Femme
制作・監督・撮影/クロード・ルルーシュ 音楽/フランシス・レイ バーデン・パウエル
出演/アヌーク・エーメ ジャン=ルイ・トランティニャン ヴァレリー・ラグランジュ
◎ダバダバダ
まあ、どうってことのない物語なんだけど、わかるわなあ。
「電車で帰るわ」
「41号室の積算をしてくれ。パリに行く電車の時間は?」
過去を背負った男と女の行く末は、互いの過去や立場がわかって、将来の不安を知ってしまったとき、冷めた会話を交わしてしまい、その後に別れちゃうんだけど、でも結局、追いかけて追いかけられてまた抱き合う。抜き差しならない関係がどうしようもなく深まっていく。そんな感じなのかしらね。
ちなみに、脚本はピエール・ユイッテルヘーベンも噛んでる。音楽のバーデン・パウエルは劇中の楽曲『サンバ・サラヴァ』でピエール・バルーが歌ってる。ダバダバダはもちろんニコール・クロワジール。