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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

2008年12月04日 10時21分22秒 | 洋画2008年

 ◇インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年 アメリカ 123分)

 原題/Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull

 監督/スティーヴン・スピルバーグ 原案・物語/ジョージ・ルーカス

 物語/ジェフ・ネイサンソン ガイ・ヘンドリクス・ディアス パブロ・ヘルマン ベン・バート

 脚本/ デイヴィッド・コープ

 製作総指揮/ジョージ・ルーカス キャスリーン・ケネディ

 撮影/ヤヌス・カミンスキー 衣裳デザイン/メアリー・ゾフレス

 音楽/ジョン・ウィリアムス

 出演/ハリソン・フォード カレン・アレン ケイト・ブランシェット シャイア・ラブーフ

 

 ◇1957年、ネバダ州

 原爆実験はなしだろ!

 黒澤明を尊敬する2人が撮ったとはおもえないような設定じゃんか。

 良識からすれば、ドル箱の日本で公開する以上、

「原爆をコミカルに扱えば顔を顰める人達がいる」

 という配慮をするべきだったんじゃないかと。

 そんなことしてるから前評判は高かったのに、さんざん叩かれて、つまんなくなったものをして、

「nuke the fridge」(核の冷蔵庫)

 とか言われるようになっちゃうんだ。ただ、ずっと見続けてきたシリーズの場合、どうしても観なくちゃいけないみたいな感情に支配され、観ちゃう。これが困ったもので、ほかにもそういうシリーズはいくつかある。ま、そういうこともあってシリーズ化されるんだろうけど、それにしても、懐かしのカレン・アレンだ。

 ちなみに、この作品が封切られた頃、水晶髑髏はオーパーツなんかじゃなく、ついこのあいだっていえるような時代に、大量生産されたものらしい。だからって、薄利多売された水晶髑髏の正体が見えちゃうと、なんだか、この作品がかわいそうにおもえてきちゃうから不思議だ。

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