◇U.N.エージェント(2008年 フランス、ポーランド、イタリア 96分)
原題 Résolution 819
監督 ジャコモ・バティアート
出演 ブノワ・マジメル、イポリット・ジラルド、カロリーナ・グルシュカ、クリストフ・オーデン
◇1995年7月、スレブレニツァの虐殺
1995年夏のボスニアヘルツェゴビナにおける8,373人を超える犠牲を出したスレプレニツァの虐殺と殺されたボシュニャク人の死体遺棄を暴こうとする警官の3年におよぶ捜査と旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷なんだけど、テレビ映画だからか、いまひとつ迫力と盛り上がりに欠ける。ヒロイン年法医人類学者が地雷を踏んだのをサスペンスにするくらいなら他に方法がありそうな気もするけど捜査官との仲を親密にする展開からすればありかなとも。
それにしてもブノワ・マジメル、煙草、喫いすぎだろ。