☆未来を花束にして(2015年 イギリス 106分)
原題 Suffragette
監督 サラ・ガヴロン
出演 キャリー・マリガン、ヘレナ・ボナム=カーター、ベン・ウィショー、ブレンダン・グリーソン
☆1912年、ロンドン
原題のサフラジェットっていうのは、戦う女性参政権運動家みたいな立場の人達だとおもえばいいようだ。
ダービーに忍び込んで世界をあっと言わせるんだといったとき「そうかこれか、これ知ってるわ」とつい独り言をいってしまった。以前、ダービーに入り込んで競走馬に蹴られて死ぬ女性のフィルムを見たことがあったんだけど、あれはそうか、婦人参政権の直訴だったんだね。エンドロールに各国がいつ婦人参政権を得るようになったのかが出てくるんだけど、日本がなかったのはちょいと残念だな。けど、まあひとつの時代を切り取って、キャリー・マリガン演じる洗濯女の自立を描いていくのはとても上手だった。