Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

11.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月01日 | Design&3DCG
 Illustratorの平面オブジェクトを、3DCGソフトstrataで押し出し機能を用いて立体にして、組み合わせるとこのような形になる。startaのメッシュの間隔をillustratorと同じ単位に設定し、このメッシュをモジュールとして組み立てればよい。
 この作業は、比較的簡単なのであるが、私は、この3DCGの状態でVueに読み込むことはしない。それは壁、屋根、建具とテクスチャーが異なるので、それぞれ毎にファイルを分けてつくり、読み込むことが必要になる。つまりVueは、読み込んだ時点でオブジェクトを1種類のマッス(塊)としてあつかう。つまり読み込み1回につき1テクスチャーという設定になる。従ってテクスチャーを変えたいときは、その都度毎に読み込みをする必要がある。そこで壁やバルコニー、建具枠、ガラス、屋根と4ファイルに分割した。そしてVueで再度組み立てている。この方がVueの環境になじんだ質感を反映できる上に、このほうが自然なレンダリングが可能だと思われたからだ。shadeでは、この3DCGの状態で、オブジェクトの質感を設定した上でvueへ読み込めるので、こちらをおすすめする。それにしても、strataでは面倒なので試みていない。
 さてここまでできたら、Vue5が読み込めるOBJファィルへ書き出しておこう。strataの旧バージョンでは、オブジェクトを全てポリゴンに変換し、DXFファィルに書き出したのだが、startaCX5.5jからは、OBJフィルに書き出すだけでよい。

制作*StrataCX5.5J
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21.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月01日 | Design&3DCG
 さて前回ブログにおけるVueのバグだが、手探りでトライ&エラーを繰り返しながら解決方法があった。それはオブジェクトの部材を、幾つかに分割することである。写真は建築オブジェクトの床や壁の一部を示したのだが、左2点はバグを起こしたもの。そこで右2点のように大きな床を分割したり、四周が囲われているオブジェクトをデザインに影響がない範囲で切り込みを入れたりした。そしたら、バグは起きなかった。
 つまり不整形であったり、サイズが大きすぎるオブジェクトは、バグを起こす可能性があるようだ。そこで幾つかに分割する方法で、ようやく解決できたわけだ。再びヴァーチャルアイランドの制作に復帰できそうだ。そんなわけで建物も2棟同時制作というわけにはゆかず、1棟毎に制作することにした。つまり手間がかかるわけだ。
 このバグの解決に丸1日費やしてしまった。外はもう桜が散りかけているというのに、なんとも不運な1日であった。といって、散歩には出かけたが。それにこの制作は、春休みには完成させようと目論んでいたが、その春休みももう終わりだ。やれやれといった感じではある。やはりこのような3DCGの制作は一ヶ月かかるな、という予想である。
 さて今週は初夏のような暖かさだ。実際に街を散歩していると、暖かいと言うよりは、暑いといったほうが正解だろう。少し急ごう。
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