Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

18.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月08日 | Design&3DCG
 今日は窓を開け放っていてもすごせるぐらいに暖かくなってきた。桜は満開である。月曜日迄、大会論文に関わっていたので、あまりこちらの作業はしていない。
 さてヴァーチャルアイランドには、ときにカメラを入れて家の中を覗いてみよう。というのも人間が見ている風景は、家の中から外を見ることが結構多く、それがリゾートの印象をつくりあげることだってあるからだ。それにこのCGが完成したら、家具を配置してposerのフィギャーをいれて撮影しようなどということも考えている。今日は、階段室にカメラを設定してみた。床・壁・天井は大理石のテクスチャーを使用し、縮尺を1/10に縮小し、人間が見ているスケールの模様に合わせている。開口部は砂、建具はテクスチャーがないので、ゴールドでガラスを入れてある。開き戸なので2枚の建具を並べているが、隙間がなく、一体のオブジェクトとして読み込まれているのは残念だ。
 またCGが正しく組み合わさっているかを確認する点でも重要なのである。というのも、Vueはデータ量が多くなると、制作画面にオブジェクトが、アバウトでしか表示されない。つまりオブジェクトの最大寸法を取り合わせた立方体表示だけである。だからこの不整形な建築オブジェクトの開口部に、異なるテクスチャーの窓を正しい位置にセッティングしようとすれば、それはめくら作業同然である。試しに置いてみて、何回もレンダリングを行い確認しながら作業を進めるので時間がかかる。こうしてようやく一層の幾つかの窓が設定できたら、あとはグループ化して数値制御で窓を、上へ増やしてゆくことである。

制作:Vue5
コメント
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