Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

23.ヴァーチャルアイランドver2.

2009年04月13日 | Design&3DCG
 さてバグも克服したし、春休みも終わっているので、少しペースアップしなければと思う。
 今日はさしずめ修道院の半分位をつくろう。不整形な敷地にはめ込むような案配なので、上面図から敷地境界線を引き出し、それに合わせて建築オブジェクトを組み立てた。バグが起きるのも面倒だから、おもにstrata上でラフに組み立てたので、あまり正確には制作していない。遠目に見られれば、よしとするかといった程度で制作した。実はこの背後にもう一つ建物が合体するのだが、それは次回以降にしよう。少し古典建築様式だ。柱はドリス式風。風であるから、必ずしもドリス式ではない。
 できあがってみると明治時代の銀行風だが、それもよかろう。オブジェクトができあがったら、 後で読み出すのが簡単だから Vueのライブラリーに保存しておきたい。
 海からの階段を上がると、建物の隙間に、この古典建築の正面が見えるはずだ。そんなイメージを頭に描きながらの制作である。
 ところで、私の場合は、オブジェクトをすごしづつ制作しながら、vueの中へ配置して、全体の風景の中で確認しながら、次の作業を進めている。だから風景次第では、当初のデザインが変わることも、ままあることだ。それでいいのである。
 そこにイメージと3DCGとの温度差があるのだろう。この場合は、やはり3DCGの特性に合わせてゆくほうが、結果が良くなるだろう。
 これが工学系の人種ならば、一度にパーツを制作して、最後に組み立てた方が合理的と考える場合もあるだろう。だがそれでは、最後に組み立てたときに、アカンとなったら、また個々のオブジェクトからの、作り直しになる。もっとも工学系には感性が欠落している人種もいるので、自分でアカンという評価なり良し悪しの判断がつかない場合もあるが。
 まあ制作過程は、多分に人によるのだろう。
 
制作:Strata3DCX5.5J,Vue5
コメント
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