Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし321. ミクロ世界のドツボ

2010年05月27日 | Kyoto city
 葉に貯まった水滴が、調度レンズのように周囲の風景を撮しだしていて面白い。
 そんなわけでもっと近づいてアップでと思うが、マクロレンズには撮影の限界がある。手持ちのマクロプラナー100mmだと実物の1/2倍まで、AFニッコール60mmだと1/1までだ。さらに寄りたいときはベローズを購入し蛇腹の筒に、レンズを後ろ向きに取り付けることで可能になるが、そのベローズという商品が今時あるのだろうか、と思うぐらいに売れない商品だったと、私は記憶している。
 WEBで見ればサードパーティー製の商品がある。価格も往事のカメラメーカー製と比較すれば安い。三脚座が見あたらないが使えるのかと疑問に思う。そこへゆくと、ニコンが1970年代に発売したアオリ機能があるPB-4というペローズユニットは機能的且つスタイルが大変美しい。ただ最近のCPUレンズの信号接点を損傷するなどの情報もあり、もう少し勉強してみないと手が出せない。それにしても雨が降る環境では、 蛇腹に雨よけをかけなければならないので、さて実際に使うのは難儀な話だ。
 そう思ってWEBを徘徊したら、PB-4がありそうですね。さて試行錯誤のミクロ世界のドツボにはまるか、どうしようかと迷うところ。撮影は大変面倒くさいのですが、リバースリングなどを集めて行くと虫の眼位迄は、軽く撮影できると思われる。まあ虫に撮影機材がそんなに近寄っても、ジッとしているとも追われないが。

京都市・京都府立植物園,2010年5月24日撮影.
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss Makro Planar f2/100mm,ZF.
シャッター:1/250,絞りf4.ISO800,カラーモードF2.
コメント
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