5月3日に世界遺産である下鴨神社・糺の森で行われた流鏑馬にでかけた。
私は、もう何回も出かけている催事である。そんなわけで今回は、平安時代の装束で矢を的に向けて離した瞬間の画像でもアップさせておこう。100m間隔に立てられた三つの的を射るわけだ。各的の間を馬は5秒ぐらいで駆け抜けて行く。動くものの一瞬を撮影するという練習には、調度良い催事である。といって京都では、これが一番動的だと思うが。
糺の森に行くと、早くも朝から来ている連中達が三脚を立てて最前列の良い撮影スポットを占拠している。私は、そんな人達の僅かな隙間に潜り込み、脚立を立てて手持ちで撮影した。それにしても、ここでの機材はキャノン+望遠ズームというのが圧倒的に多い。十人に一人キャノン以外がいるかいないかといった程度だ。やはりキャノンの方がAFが早いし、一瞬を捉える道具として大変使えるのであろう。
目の前の朝から来ているという最前列のフランス人は、三脚を立て最新の80-200mmズームレンズ+キャノン7Dを使用していた。確認画像を背後から観察すると、あれ!以外にいい色ではないかと感心したりする。この機種は、ファインダーが大変優れており、私もグラッとしてしまう機種だ。
こうした風景を観察していると面白い。流鏑馬が始まる頃になると、複数のEOS1Dmark4に明るいEFズームレンズというプロ以上のリッチな機材を抱えた素人オッサンが登場したりする。機材はプロ並み以上でも意識は私達以下であり、肝心なものを忘れている。脚立である。これなくしては、遅く来ると何も撮れないからだ。催事の撮影では、機材はボロでもよいが脚立は必須なのである。そんな姿を見ると、ホント機材が泣くぜと周囲から冷たい視線が飛ぶ。オッサンは、程なく引き上げていった。
京都も昼間は、突然少し暑くなってきた。春を通り越し夏の気配が濃厚だ、この催事の頃は、いつも夏の始まりを感じさせてくれる。流鏑馬は、初夏を告げる京都の伝統行事なのであろう。
京都市・下鴨神社,2010年5月3日撮影.
EOS40D,EF100-400mm,f3.5-5.6,
シャッター:1/320,絞りf5.6,焦点距離400mm,ISO800.
私は、もう何回も出かけている催事である。そんなわけで今回は、平安時代の装束で矢を的に向けて離した瞬間の画像でもアップさせておこう。100m間隔に立てられた三つの的を射るわけだ。各的の間を馬は5秒ぐらいで駆け抜けて行く。動くものの一瞬を撮影するという練習には、調度良い催事である。といって京都では、これが一番動的だと思うが。
糺の森に行くと、早くも朝から来ている連中達が三脚を立てて最前列の良い撮影スポットを占拠している。私は、そんな人達の僅かな隙間に潜り込み、脚立を立てて手持ちで撮影した。それにしても、ここでの機材はキャノン+望遠ズームというのが圧倒的に多い。十人に一人キャノン以外がいるかいないかといった程度だ。やはりキャノンの方がAFが早いし、一瞬を捉える道具として大変使えるのであろう。
目の前の朝から来ているという最前列のフランス人は、三脚を立て最新の80-200mmズームレンズ+キャノン7Dを使用していた。確認画像を背後から観察すると、あれ!以外にいい色ではないかと感心したりする。この機種は、ファインダーが大変優れており、私もグラッとしてしまう機種だ。
こうした風景を観察していると面白い。流鏑馬が始まる頃になると、複数のEOS1Dmark4に明るいEFズームレンズというプロ以上のリッチな機材を抱えた素人オッサンが登場したりする。機材はプロ並み以上でも意識は私達以下であり、肝心なものを忘れている。脚立である。これなくしては、遅く来ると何も撮れないからだ。催事の撮影では、機材はボロでもよいが脚立は必須なのである。そんな姿を見ると、ホント機材が泣くぜと周囲から冷たい視線が飛ぶ。オッサンは、程なく引き上げていった。
京都も昼間は、突然少し暑くなってきた。春を通り越し夏の気配が濃厚だ、この催事の頃は、いつも夏の始まりを感じさせてくれる。流鏑馬は、初夏を告げる京都の伝統行事なのであろう。
京都市・下鴨神社,2010年5月3日撮影.
EOS40D,EF100-400mm,f3.5-5.6,
シャッター:1/320,絞りf5.6,焦点距離400mm,ISO800.