Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし323. 冷夏の予報

2010年05月29日 | Kyoto city
 昨日は東京へ日帰り出張だった。東京へ行くと二日分位仕事をしてきた気分になった。それだけ東京で多忙だった故か、或いは普段の日常が暇すぎたのかもしれないが、時間の早さが東京と京都で違うと思われた。
 噂では、今年は冷夏だという。今日も空は抜けるように晴れているのだが、肌寒く4月並みの気温ではないかと思われる。今年は、何十年ぶりかで米を輸入しそうだという巷の話題もある。予報だから、あてにならないのだが、ホントに冷夏なのだろうかとこちらは半信半疑である。
 ただ農家では、冷夏用の米の苗を植え付けるといった事前の用意が必要なのであり、暢気にアテにならないとは言っていられる状況ではないだろう。車窓を見れば、田んぼには水が引かれ、例年であれば5月の連休明けには稲の作付けが終わっているのだが、今年はまだのところも多々あり、やはり今年の夏の予報を伺っているようにも思われる。
 この時期の田んぼには水が引かれ、遠く迄まるで大きな湖のなかにいるような独特の風景が広がっている。晴れた日の擬似的湖の風景は、アジア特有というべきか、大変美しい。

京都市・京都府立植物園,2010年5月24日撮影.
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss Makro Planar f2/100mm,ZF.
シャッター:1/250,絞りf4.露出補正-1/3,ISO160,カラーモードF2.
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